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おサルさんに道徳心を学んだ日

↑タイトル画はpixabayさんから。おサルさん、考えてます..


Fiarness(公平性)はヒトにとってどれ程重要な価値基準でしょうか?
もしかしてヒトならではの高尚な能力だって思ってませんか?今回はそんな我々の微かな希望?をぶち壊す仕様となっております。気軽にお読み下さい。

とっても簡単に紹介すると、隔たりのある透明なゲージに入れられた2匹のおサルさんがいます。両方にキュウリをあげると、2匹とも喜んでキュウリを受け取ってパクパク食べました。おやつ、なのでしょうね。
次に右のおサルさんには好物のブドウをあげます。ブドウは大好物なのでおサルさんは大喜び。でも左のおサルさんがもらったのは、またまたキュウリ…

すると左のおサルさんは「不思議そうな表情」を浮かべます。でも何度もこの「不平等」が繰り返されると、左のおサルさんの妙な行動をするようになり、しまいにはもらったキュウリを目の前のヒトに投げつけるのです。

「こんなモン、食えるかぁ!!オレにもブドウを、よこせぇぇ!!!」


そんな魂の叫びが聞こえてくるようです。

↓も同じような研究の動画です。この方、ジョージア州立大学ってトコの神経生理学の教授さんのようです。

画面右下の【自動再生】ボタンの右にある白抜きアイコンが【字幕】のオンオフになってます。押してアイコンの下に赤線がでたら、さらに右のネジマーク【設定で「日本語」】を選択すると、拙いながらに日本語字幕が見られます。

TEDより10年も前の動画です。

「ズルい、ボク(ワタシ)にもちょうだい!!」


コレは兄弟姉妹のいる家庭で育った方なら過去に何度となく叫んだコトバでしょう。ケーキや果物ならそっちの方が大きいとか、数が一緒じゃないとか、こうした公平性の概念は教わるまでもなく幼少の頃より抱く感情や理念をもとにしているようです。ヒトもおサルさんも同じなんだよ。そんなコトを教えてくれるおハナシでした。


↓もっと掘り下げてみた研究。公平性の先、共感についても語られます。もはやヒトとサルの境目が???になりますね。道徳心を失くしてしまうと、ヒトにはシッポが生えてくるようです。

世の中が平和になりすぎて、ヒトが長生きしだした現在。何かと言いたいこと言うヒトたちがSNSに溢れてしまうと、キミたちおサルさんに学んだら?そんな風にすら思えてしまいますね…



↓このお話を知るきっかけになった動画です。もとの論文や実験の内容を正しく把握されているかは???ですが、おハナシが上手なので楽しく聞けます。


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