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東北旅行記②仙台編 シーシャと中東料理、15食限定1000円海鮮丼、超ローカル喫茶店、ずんだシェイク

牛タンで1時間半並んだり、海鮮料理を楽しむ①はこちらです!↑

middle mix

海鮮酒場を後にし、一行は国分町の地下のバーへ。10年以上前からある雰囲気の良いシーシャバーです。フードメニューもトルコ料理が超充実しているので、一軒目でも全然いけちゃう。
私は今のように「チル」などという言葉が一般化する前からシーシャそのものが好きなのですが、そのきっかけとなったのがこちらのお店です。私はタバコは吸わない(というか、肺が元々弱くて吸えない)のですが、友人がmiddle mixに連れてきてくれたことがきっかけでシーシャにハマりました。今では自宅にシーシャを購入しました。本当です。

地下の扉を開けると、超・気さくなイスラエル人のマスターが出迎えてくれます。「シーシャ吸ったことある?初めて?」などと聞いてくれるので初心者の方でも安心。おすすめのフレーバーも優しく教えてくれます。マスターだけでなく他の店員さんも全員外国の方で、かなり多国籍なお店です。22時半ごろに来店して残り1席だったのでギリギリ入れました。時には地下の階段まで並んでいることもあるので、かなりの人気店です。
今でこそシーシャバー、シーシャカフェは一般化しましたがミドルミックスのオープン当初は全く知られていなかったはず。恐らく仙台で最も古い歴史あるシーシャバーです。
シーシャのフレーバーはDOZAJで統一されています。個人的に1番好きなメーカーです。

マウスピースもDOZAJ

ここではシーシャと一緒にオリジナルカクテルや中東料理を楽しむことができます。私のおすすめはこの「スフィンクスの涙」というカクテル。

ヨーグルトとベリーの甘いカクテルで飲みやすく、初めて来店した時これしか飲みませんでした。他にもカクテルが豊富で炭酸が無理な人間にはありがたいラインナップです。ノンアルも勿論あります。
シーシャと飲み放題のお得なセットもあるそうです。おつまみ、シーシャ、飲み放題で3300円。安い!

頼んだ料理の写真をほぼ撮り忘れてしまいましたが、一応写っているのはトルコアイス、ピクルス盛り合わせ、クリームブリュレ、お通しのチーズとミートボールの煮込み?のようなもの。
写真にはないですが、「パラオのご褒美」というフライドポテトにヨーグルトチーズと蜂蜜をのせたものが非常に美味しかったです。ケバブやトルコピザもありどれも美味しそうでした。シーシャはグリーンミックスに少々ミントをミックスした甘さっぱり系を頂きました。こちらもすっきりした味で最高でした。
店主のロイさんはイスラエル人で英語も話せます。英語でコミュニケーションを取っているお客さんもいました。「旅行楽しんで!」とハイタッチで送り出してくれた気さくなロイさん、ありがとう!
地下の階段を上って店を出たら、つい2時間前はタバコの吸殻が数本しか落ちていなかった国分町のメインストーリートがゴミだらけになっていた。我々がシーシャと中東料理を楽しんでいた間に何が起こったのだろうか。

ここで変なホテルに戻り、1日目の旅は終了です。
国分町という土地柄、深夜にパトカーだか救急車だかのサイレン音が聞こえることはありましたが特に騒音などはありませんでした。

2日目・仙台

1日15食限定海鮮丼「四季食彩 安田」

11時にチェックアウトし、そのままランチへ向かいます。国分町の外れにある1000円海鮮丼がお目当てです。
11時ちょうどにお店の前に行くと、既に何人か並んでいました。地下にあるので目立たないお店ですが、やはり知る人ぞ知る穴場のようです。最近ではSNSでも取り上げられることが多いみたいです。

1000円!

座敷に通されましたが、カウンターを見ると自家製の梅酒やゆず酒の瓶がいくつも並んでおり美味しそうです。客層もカップル、夫婦、サラリーマン風の男性、店主と親しげに話す常連客など幅広い印象でした。
付け合せは焼き魚(鯖)で、鯖が死ぬほど好きな私はとっても嬉しかったです。脂が乗っていて最高。

小ぶりに見えますが、具材も多くご飯もそれなりにあるので全然足ります。満腹になりすぎないので旅行時のランチにぴったりです。
1番美味しかったのは海老。海老味噌まで美味しくいただきました。写真では見えませんがご飯にはしらすが散りばめられており、しらす好きな同行者が喜んでいました。11時にオープンで、すぐ終了してしまう大人気のランチなので食べたい方はお早めに並ぶことをおすすめします。

お腹も満たされたので、昼の国分町を散歩しつつどこか喫茶店でも行ってゆったりすることにします。昼の国分町は夜と違って平和です。ランチ営業のお店が意外にたくさんあり、平日なのもあって人の数はまばらでした。国分町は東北1の繁華街で夜は治安が良いとは言えませんが、昔から営業しているような美味しい飲食店が割と多いです。
近くの雰囲気が良さそうな喫茶店をネットで探すと、数軒ヒットしたのでそこから決めることに。レトロさ、雰囲気の良さを基準に選び行先は「コーヒーショップ どんぐり」に決定!

コーヒーショップ どんぐり


※食べログより拝借

確実に20~30年くらいはこの場所に存在し続けていることが伺えるレトロな佇まいです。繁華街の中心部ではないですが国分町にあります。照明はチューリップ型の提灯のようなライトで、文庫版の漫画やピンクのダイヤル式電話が置いてあり「ザ・昭和の喫茶店」です。マスターが1人で切り盛りしており、カウンターが6席ぐらいでテーブルが4席ほどだった記憶があります。
メニューを見るとどれも良心的な価格です。

コーヒーフロートにルマンドが浮かぶ

私はコーヒーフロートとマロンケーキ、同行者はコーヒーとチョコレートのドームケーキを注文。
コーヒーフロートに何とルマンドが添えてあります。初めて見ました。美味しいケーキにコーヒー、最高です。我々の他にもテーブルでPC作業をする今風の若者がいたり、スーツ姿のサラリーマン2人組がいたり、マスターと高校野球を見ながら会話をする常連客がいたりと地域に愛されていることが分かるお店です。もう40年以上営業しているそうで、長い常連さんが多いんだろうなあ。
旅行をする時、観光客も多く訪れるような店に行くのも好きですが(①で行った牛タン閣など)古くからその土地にあって、愛され続けてきた店に行くのも好きです。マスターと常連客が今年の仙台育英について意見交換しているのを聞きながら、ゆったりとコーヒーを飲む素敵な時間です。
フードメニューではドライカレーが人気な様子。「カニぞうすい」という喫茶店らしくないメニューもあり気になるところでした。

足を休めた一行は、福島行きの新幹線に乗るため仙台駅へ向かいます。乗車前に家族へのお土産を買うのとずんだシェイクを飲むことにします。

急いでたのでろくな写真がなかった

ずんだシェイクが子供の頃からめちゃくちゃ好きでした。かれこれ10年以上、仙台に来る度に必ず飲んでいます。写真の透明パッケージの方はサイズがでかいから容器が違うだけです。もちろん私はでかい方を飲みました。他にも「ずんだシェイクエクセラ」という、上にホイップとずんだソースが乗ったフラペチーノ風ドリンクもあります。確か仙台駅限定だと思います。平日だというのにそこそこ並んだのは、春休みの影響なのかSixTONESにANNで紹介されたからなのか。久々のずんだシェイク、非常に美味しかった。ずんだは結構好き嫌いが分かれるのですが、ずんだシェイクは枝豆独特の風味やえぐみを消し去っているので苦手な方でも飲めるという声をよく聞きます。本当に、1リットルで売ってほしいぐらいずんだシェイクが好きです。こんなに好きなのに地元・福島に支店が出来た時べつに飲んだりしなかったのは「仙台で飲むずんだシェイク」に意味を感じていたのだと思います。

家族への仙台土産はこちらを購入しました。ドラクエ好きな父と母のためです。
仙台の「ずんだ茶房」とコラボした「すらいむべほまずんだ餅」です。ちなみにずんだシェイクを製造しているのもこのずんだ茶房なので、まさに信頼と実績のメーカーです。

5/31まで仙台限定で販売中

お土産を購入し、新幹線乗り場に向かいます。これから故郷・福島に向かうためこれにて仙台の旅は終了です。
仙台は幼い頃から何度も足を運んでいましたが、一度でもこの土地に住んだ経験のある人は皆口を揃えて「仙台最高」と言います。東北では一番規模が大きい都市ですが、東京のようなガヤガヤした感じはなく過ごしやすい街です。グルメも牛タンにずんだ、海の幸、せりなど多種多様です。天候にも恵まれ、非常に良い旅ができました。
次回は福島編でお会いしましょう。

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