実家と万年反抗期
こんばんは。
ついこの間久々に実家に帰省しました。
コロナと仕事の都合で年末年始の帰省を見送っていました。
実家までの距離は電車でも車でも大体2時間くらいの距離なので
いつでも帰れる場所ではあるんですけどね。
今回はそんな自分と実家の両親について。
自分は、高校に入ってから初めての反抗期を迎えまして。
ただ父親が小さい時から厳しく、逆らえない存在だったので
何かあっても言い返す事はほとんど出来るはずもなく、
自室に篭っては壁を蹴るくらいしか出来ませんでした。
この頃くらいからリビングよりも自分の部屋にいるようになりました。
それでも両親とはまだ比較的談笑などもしていました。
高校を卒業し、専門学校への進学にあたって、親元を離れる事になりました。
直後は、ホームシックという程ではありませんでしたが、
やはり寂しいという感情はありました。
ですが、専門学校在学中、帰省をすると心境の変化がありました。
帰れば帰るほど、離れがたくなる。
これはもう帰らない方がいいのでは?と。
そして就職。
さらに時間は無くなったのと、そもそも学生の時とは違い、夏休みや冬休み等の長期休暇は勿論無いので、帰省自体年末年始程度となりました。
そうなると今度は親の方からのアクションです。
元々専門の時も多少はあったのですが
いつ帰ってくるんだ。早く帰ってこい。
という帰省の催促。
正直鬱陶しい気持ちはありました。
でも親の気持ちもわからなくは無いのです。
自分自身一人っ子で、親にとっては唯一の子供ですから
少しでも会いたいというのは当然と言えば当然だと思います。
故に少し過保護な部分もあるのです。
周りの友達は、そんなにしつこく帰省の催促をされていない所を見ると、両親の子離れのしなささを特に感じました。
そして自分が帰省の際に1番、嫌だなあと感じるのは
祖父母の元に連れていかれる事です。
これは本当に嫌というよりは、自分が辛くなるのが嫌なのです。
母方の祖父母は本当に優しい人達で、自分が初孫というのもあり、本当に良くしてくれて、幼少期は祖父母と過ごす事も多かったです。
最近は何が辛いかというと、そんな優しさが辛いのです。
あまり帰ってきてはあげられないし、その優しさを無碍にしてしまう事や会う度に老いていく姿を見るのも辛い。
だからこそ会ってあげるべきなのでしょうけど、むしろ親もそういう気持ちで連れてくのですが、それが辛い。それに対してどう接すれば良いのかわからないから。
一方、父方の祖母。祖母は叔母と従姉妹と生活しています。こちらは正直自分がわざわざ会わなくてもいいと勝手に思っていますが、勿論両親はそう思っていなくて、前述通り。もう祖母は90代ですので、限られた時間、少しでも会ってやるべきというところです。
高校の頃くらいからでしょうか、正直父方の祖母は苦手でした。
恐らく、無意識というか特にそこまでの意味は考えての発言では無いでしょうが、何だか嫌味に似た様な事を言われるのが増えたのです。祖母も悪い人では無いのですが、その頃の自分にはすごく嫌な事を言われている気がしました。
今では、何がそんなに嫌だったのか、何を言われたのかも忘れてしまったのですが、『すごく嫌だなあ…』という気持ちだけが残り、会いに行くのが大変億劫でした。
それが、僅かに進展したのは去年帰省した際でした。長居はしない事を条件に久々に会いに行く事になりました。その時は特に何も言われなかったし、叔母や従姉妹に関しては、自分の仕事に対して、両親よりも理解が早かったので、少し気が楽になりました。
ですが、自分自身人見知りなので、いくら親戚でも長く会わなければ他人同然です。接し方の正解が見つかっていません。敬語?タメ口?どちらでも怒られる事なんてあるはずもないのですが、それを考えるのも、その空間にいるのも気疲れするので、結局少なくとも長居は避けたい。
自分の方がひどく面倒臭いのはわかっています。笑
最後に両親。
帰省が嫌だなと思う理由のひとつですが、
高校の頃、進路の話で両親と揉めました。
父は自営で自分に継いで欲しいと思っていた様です。
これは進学した後も、就職してしばらく経ってからも言われ続けました。
自分にとっては苦手な分野に進む事になるので拒否しました。
学生の頃はやりたい事もありましたし。
就職後は、辛くないのか?やめないのか?でした。
そもそも進学するしないの話で、急に継げだのなんだの言われても響くはずもなく。。
元々継ぎたいという気持ちがあるとか、小さい時分から言い聞かせるでも無い限り有り得ないですよ。父は自分の言う事なら聞くと思ったのかもしれません。
まあそもそもあなたの子供なので、
はいそうですか分かりました。
なんて言う訳無いだろ!笑
っていうので、すったもんだあり、適当な大学進学の方向は諦め、専門学校へ。
まあ勉強嫌いだったしちょうど良かったかもしれないです。
その後、親からの圧力には粘り勝ちしましたが、
その他にも、あんなに仕事を否定してきた癖に、その仕事のいち部分に頼ってくる事が増えました。自分勝手過ぎると思いました。
仕事でもないのに教えたくない…正直そう思いました。
こればかりは心が狭いと思われても仕方ないですねー…。
いま書いた全部が塵も積もって、帰省嫌いと万年反抗期の完成です。
お互いいい歳なんですけど。
これは前述での祖父母の時にも書いてますが、久々に会うとどう接していいのかわからなくなるというのもあります。高校の時に引きこもりすぎて、親との関係を構築しそびれたのかもしれないですし、家族団欒でこちらから話題提供する事は元々無かったからかもしれないし、圧力のせいかもしれないし、とにかく素直になりきれない。特に母親には冷たいですね。自覚あるんかい。
こないだ帰った時には父とは会話という会話は無かったです。
帰ってこない→帰ってきた
だけでも進歩ですしね。
これで今回機嫌を損ねたりすれば、本当に帰って来なくなる可能性を秘めてるし。笑
そういうのもあったかもしれないです。
正直、両親には冷たいし、ほとんど帰省しないです。
理由は色々ありましたが、どれも今考えれば取るに足らないし
コミュニケーションでどうにでもなる話。
その努力をしていない話。
仕事仲間や友達ではありません。家族の話ですから、他人と関係性が違っても仕方無いです。
両親への態度やあまり帰らない事には、申し訳ないとは思っていますし
今の自分では、到底口には出来ないですが、心から感謝もしています。
自分をここまで育ててくれて、行かせたくもない学校の学費だって払ってもらった。入学金はかなり高かったから、いつか返金したいと考えています。
沢山愛情を注いで貰った。
その仕打ちがこれなのだから、仕方の無い事だったと思う。
進路の事も、少しでも帰ってきて欲しい事も。
いつか、その感謝は口で言える様になりたいし、
その内、気兼ねなく帰省出来る様にもなればと思う。
今日はそんなところで_φ(・_・
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