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【第64回】【復刻】地区防災計画学会誌第17号等を復刻中

質問 地区防災計画学会誌のバックナンバーで復刻中のものを教えてください。

概要

 ①学会誌第17号、第23号、別冊梗概集第1号を復刻中
 ②学会誌第17号(2020年3月7日発刊)について
 ③学会誌第17号の主な目次
 ④購入方法(メールで注文可)

解説

①学会誌第17号、第23号、別冊梗概集第1号を復刻中

 今年度、地区防災計画学会では、地区防災計画学会誌のバックナンバーを整備するため、順次売り切れたものを復刻中(購入方法はリンク先参照)です。 
 具体的には、現在、学会誌第17号、第23号、別冊梗概集第1号を印刷中です。
 既に学会誌第23号(2022年3月5日発刊)及び別冊梗概集第1号(2022年6月1日第2版発刊)については、紹介したことがありますので、以下、学会誌第17号について紹介します。

②学会誌第17号(2020年3月7日発刊)について

 地区防災計画学会誌第17号は、2020年3月7日に発刊されました。
 この号は、「阪神・淡路大震災から25年 大震災の教訓と地区防災計画」をテーマにして、2020年3月7日に兵庫県立大学で開催予定であった地区防災計画学会第6回大会の予稿集として発行されたものです。
 コンテンツとしては、大会シンポジウムや学会賞に関する資料のほか、36本の個人報告者の予稿等が掲載されています。
 第6回大会自体は、コロナ禍の影響で中止になり、実際に個人報告は行われませんでした。そのため、予稿自体が貴重な情報となっており、非会員の方にも御購入いただいているようです。

③学会誌第17号の主な目次

【個人報告予稿】
①阪本真由美(兵庫県立大学)ほか「豪雨災害対応における地区の役割に関する一考察―倉敷市真備町岡田地区まちづくり推進協議会による平成30年7月豪雨の検証より―」
②西田佳弘ほか(大阪市立大学)「長沼地区防災計画策定の効果に関する考察~令和元年台風19号による住民対応ヒアリングより~」
③生田英輔(大阪市立大学)「地区防災における外国人旅行者への事業所の対応に関する調査―大阪ミナミ地区を事例に―」
④湯井恵美子ほか(兵庫県立大学)「地区防災計画における広域連携について―大阪府立富田林支援学校での学校BCP作成の取組みより―」
⑤鈴木猛康ほか(山梨大学)「ボトムアップ型広域避難計画を実現するための地区防災計画」
⑥渡辺貴徳ほか(山梨大学)「地区防災計画策定を促進する避難シミュレーションの提案と検証」
⑦竹之内健介(京都大学)「住民と行政の連携による避難情報のあり方の検討」
⑧田中耕司(大阪工業大学)ほか「地区防災タイムラインに対応した生活防災タイムラインの開発とその実践効果」
⑨田中隆文(名古屋大学)「アンケート調査の自由回答欄からみる防災意識」
⑩中居楓子(名古屋工業大学)「有形の地域インフラを活用した地区防災―高知県の「世帯別備蓄箱」を事例とした考察―」
⑪山本美咲(まんまる高知)「災害と防災がつながるプロジェクト―災害ボランティアをきっかけとした防災啓発と地区防災計画との連携―」
⑫福冨真子(高知市役所)ほか「「場」としての高知減災女子部の発足―地区防災としてのプライマリヘルスケア―」
⑬⑭金思穎(専修大学)・西澤雅道(前福岡大学(内閣官房))「都市の祭りと地区防災―博多祇園山笠を巡って―」
⑮石塚裕子ほか(大阪大学)「まちづくりに減災を織り込む取り組み(その3)―上郡町赤松地区「みんなが〈参加できる〉白旗城まつり」より―」
⑯渥美公秀ほか(大阪大学)「まちづくりに減災を織り込む取り組み(その4) ―誰もが<助かる>社会に向けて―」
⑰志垣智子(大阪市立大学)ほか「高齢者賃貸住宅における地震災害後の高齢者QOL劣化状況把握と低減に資する救急情報共有活動に関する一考察」
⑱川脇康生(関西国際大学)「復興格差に対抗する被災地住民の社会的ネットワークの役割に関する実証研究」
⑲坊農豊彦(大阪市立大学)ほか「草津市笠縫学区の地区防災計画策定のプロセス」
⑳加藤孝明(東京大学)「商業業務地区におけるストーリーシミュレーションの試行―災害未経験の空間における災害状況像の想像手法に関する研究(1)―」
㉑澤田雅浩(兵庫県立大学)「神戸市港島地区における地区防災計画策定に向けた取り組み」
㉒近藤誠司ほか(関西大学)「地区防災計画策定事業による住民の意識と行動の変容―草津市山田小学校区 4年目の実態調査―」
㉓近藤誠司ほか(関西大学)「山間集落における地域防災力向上策の検討―福井市高須集落におけるアクションリサーチ―」
㉔近藤誠司ほか(関西大学)「神戸市長田区真陽地区“トラメガ作戦”の実態調査―津波避難ルール浸透度の分析―」
㉕矢守克也ほか(京都大学)「「防災=福祉」を旗印にした地区防災計画―「新しい知覚」としての福祉―」
㉖松原悠(京都大学)「「要配慮者の生きている世界」を考慮したリスクコミュニケーションのあり方について」
㉗鍵屋一(跡見学園女子大学)「地区防災計画におけるコミュニティと福祉の連携について~地域全体の防災プラットフォームを目指して~」
㉘尾方義人(九州大学)「避難所で推定される行為の分析と防災教育適応への基礎的研究」
㉙近藤誠司ほか(関西大学)「要配慮者の個別対応計画策定プロジェクトの進展―兵庫県尼崎市における“きがるーちん”モデルの提唱―」
㉚趙鎭杓ほか(関西大学)「高齢者の防災意識に対するメディア効果―京丹波CATVにおける多重的な災害情報発信事例を通して―」
㉛近藤誠司(関西大学)「計画的に、計画しない―防災と復興におけるベターメントに関する基礎的考察―」
㉜福本晋悟(毎日放送)ほか「津波避難アナウンスメントに関する研究―情報の受信者と発信者の比較分析―」
㉝小山真紀ほか(岐阜大学)「地域で実際に活動できる人材育成に向けた要因について」
㉞小島一哉(大阪ガス)ほか「「レジリ学園関西校」における地域防災人材の育成と交流―第2フェーズの取り組みについて―」
㉟磯打千雅子(香川大学)ほか「自助・共助・公助の三分論を溶かす地区防災計画制度の発展的活用の提案」
㊱山本賢一郎(土砂災害防止広報センター)ほか「水位等センサーシステムを活用した地区防災計画作成に向けた住民意識啓発手法」

④購入方法(メールで注文可)

 地区防災計画学会誌のバックナンバーにつきましては、非会員の方は1冊4,000円で、地区防災計画学会の会員・連携会員の方は、その半額の1冊2,000円で購入することができます(いずれも税込み・送料1冊300円)。
 御注文いただく場合は、①名前、②郵便番号、③住所、④電話番号、⑤メールアドレス、⑥御購入希望の号と冊数(記載がない場合は1冊とみなします。)、⑦会員・連携会員・非会員のいずれに該当するか、を記載して、下記の地区防災計画学会事務局までメールで御注文ください。
 なお、印刷等の関係で、発送まで少しお時間をいただく場合があります。

地区防災計画学会事務局メールアドレス:info(a)gakkai.chiku-bousai.jp
(メール送信の際は(a)→半角@に変えてください。)
購入方法の詳細はこちら
地区防災計画学会誌のバックナンバー一覧はこちら

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