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もしアインシュタインが現代に生まれていたら

もしアインシュタインが現代の日本に生まれていたら、どうなっていたか?
おそらく相対性理論は生まれなかったかもしれない。

小学校に入る前から、宇宙や算数に興味が例えあったとして、入学後も算数ばかり勉強しようとすると、親から「他の科目も勉強しなさい!算数ばかりやってちゃ、将来立派な大人になれないぞ!」と怒られる。

学校の通知簿では「算数ばかりアインシュタイン君はやっていますが、他の科目は全然ですね、家庭ではどういう教育をされているのですか?将来困りますよ。」と脅される。

本人はだんだん算数ばかりやっていては、大人に怒られてしまう、ダメな子だと言い続けられてしまう……と思い込んで、大好きな算数に時間を割くことをやめて、大人の言う通り、まんべんなく色んな科目をやることになる。

でも好きでもなく、しかなくやっているから、長続きするわけでもなく、深く知りたいとも思わない。

だんだん勉強というものが嫌いになり、気づけば算数にも興味がなくなってしまった。

こんなことになるのではないかと思う。

自分から何かをやりたいという意欲、主体性がだんだんなくなってきて、気づけば、何がやりたいかわからない子供になり、大人になっていく。

アインシュタインだけじゃなくて、大谷翔平選手や、ワンピースの作者、尾田栄一郎さんがもしこんな環境で育っていたら…と思うとゾッとする。

少し脳科学を挟むが、脳が一番発達する(=賢さ)のは、ドーパミンが出ているとき、つまり楽しい、ワクワク、嬉しい、やりがいがあると感じることをしている時、主体的な時に、脳のシナプス、神経細胞が増え、脳は発達することになる。

(ちなみに、アメリカの死刑囚の脳のシナプスの発達レベルはかなり低かった。)

だからアインシュタインが相対性理論を発見できたのは、たくさん勉強したということだけではなくて、数学や物理学を学ぶことが好きだった、楽しかったから、ドーパミンが出て、シナプスが増え、賢くなったとも考えられる。

本当の脳の賢さを求めるにしても、人としての幸せを求めるにしても、自由さ、主体性は大事だと思う今日この頃です。


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