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ポジティブ思考になる方法3選を脳科学ヲタクが解説(経験談付き)

みなさん、こんにちは。
ネガティブ思考になったとき、



・ポジティブ思考でいこうよ!
・ネガティブ思考はよくないよ!
・ポジティブに考えよう!

というアドバイスがありますが…
どうしたら、
ポジティブ思考力になれるの?
と思ったことありませんか?

ネガティブ思考の原因の一つとして、単純に身体が疲れていることでも、起きますが、この場合は単純に食事、睡眠などを取れば、ネガティブ思考は取れます。

しかし、やっかいなのは、休息しても取れないネガティブ思考についてです。
今回は、そんなやっかいなネガティブ思考から、ポジティブ思考回路になる為の方法を、以下

①ポジティブ思考=エネルギー変換
②ポジティブ思考=積極的
③不安は無知から生じる

という3点で、

脳科学ヲタクである私が、
ポジティブ思考になる方法を
解説していきます。



1.ポジティブ=エネルギー変換


まず例えの話から。
石油って、車のガソリン動力になるだけでなく、繊維、プラスチックやゴムと、色んな物に変換できますよね?

石油を燃やせば、
🔥熱エネルギーにもなります(ストーブとか)

つまり、石油というエネルギーから、様々な他の物、エネルギーに変換されているわけです🔁

他には、太陽の光☀をソーラーパネルにあてて、それを電気に変換するなどもそう。


つまり何がいいたいかというと、全ての物事はエネルギーで捉えることができ、変換ができるということです。



なので、
ネガティブ思考も、エネルギーと捉えて、プラスの要素、つまりポジティブエネルギーに変換してみましょう。


以下、例です。
・太っていて自分のことが嫌い、コンプレックスだ

⇛太っている方が愛嬌があって、好かれやすい、話しかけやすい(タレントのやす子さんみたいな感じ)

⇛ガリガリよりかは、全然体格がいいし、力が強く、威圧感があって頼りにされる

・勉強ができない✎

⇛他に向いていることがある

⇛チーターは走るのは早いが、身体は小さい。キリンは首が長くて、高いところのエサをとるのは得意だけど、俊敏さがなく、足が遅い。

誰しもの得意・不得意、長所・短所があるのは、当たり前。完璧な人間などいない。

こんな風に、今自分が抱えているネガティブなことを、少し視点を変えて、捉えること、発想の転換によって、いくらでも、ポジティブに変えられるのです。

出来事をどう捉えるかは自分次第

むかしから「この世は
陰と陽でできている。
全ての物事には、裏と表、陰と陽がある。」という考え方があります。

陰と陽

ネガティブ思考な時は、その物事のネガティブな面、つまりある側面しか見えてないということです。

その物事の表裏をひっくり返し、新しい捉え方をしてみましょう。


2.ポジティブ=積極性、実証性(経験談付き)

ポジティブの意味は、よく陽気、明るいというのは、よく知られていますが、実は「積極的」という意味もあります。

実はこの積極的がポジティブの本質的意味だと私は考えています。

昨日noteで書きました、
「自己暗示よりも、〇〇の方が大切」という記事と内容は近いですが、


ポジティブなるためには、
積極的、つまり…
行動すること

これが脳にとって、本当に大切です。


例えば、来月の運動会で、A君はリレーのアンカーを任されましたとしましょう。

しかし、
A君はそこまで足が速くなく、
・自分にアンカーが、できるのだろうか?
・遅かったりしたら、周りの皆んなからバカにされたり、ガッカリされたりしないだろうか…?

というネガティブ思考がずっと続いたとしましょう。

こんなときに、A君が取るべき行動は、積極的に
・速く走るための方法を調べる
・実際にグラウンドにでて、走り込みをする
・コーチングを受けてトレーニングする

という具体的な行動をとり、
実際に速く走れるようになるまで継続し、実力をつけることです。

そうすれば、脳には
「自分は速く走れる」というシナプス、神経回路が記憶され、

アンカーをつとめることにオドオドしなくなり、逆に楽しみにすら変わるでしょう。

すると、どうでしょうか。
A君は、いつの間にか
ネガティブからポジティブに変わっています。

ちなみにポジティブの他の意味は、「実証的」もあります。

つまり、「ポジティブとは、積極的に行動し、実力をつけることで、自信になり、自分はできるということを実証すること」

で得られるのです。

心が変われば行動が変わる
行動が変われば習慣が変わる
習慣が変われば人格が変わる
人格が変われば運命が変わる
ウィリアム・ジェイムズ
(心理学者、哲学者)

ネガティブ思考になったときに、最も大切なのは、↑の言葉にあるように、今ここから行動を変えよう!という心になることです。

そして、実際に行動に移し、習慣化し、結果を出し、自信と実力が生まれると、人格がかわり、運命が変わる、というわけです。

ここから私の経験談ですが、
以前、ホテルで調理の仕事をしていたときの話です。

入ったばかりの頃は、料理経験のないいわゆる、ペーペーでした。
しかし、周りの先輩方は、料理一筋でやってきておられた凄腕の方ばかり。

それでも、なんとか経験を積んでいくうちに、全てのメニューを作れるほどにまで、成長できました。

しかし、そこからがちょっとした壁が待ち受けていました。ホテルでは朝のバイキングコーナーで、立派なコック帽をかぶったシェフがオムレツをその場で手作りで提供していたのですが、

その仕事をやりなさいと料理長から言われてしまったのです。
その時、料理経験は約1年半ほどです。

私は
「あんな立派なコック帽をかぶってオムレツを提供するなんて、1年半しか経験のない自分ができるのだろうか…?(;´Д`)」
とまさに、ネガティブ思考になっていました。

しかし、やらないという、選択肢はありませんでした。(なぜなら、従業員である以上、会社からの指示は 原則 従うのが当たり前だからです。)

それからは一応 厨房でオムレツを巻く練習をしましたが 、なかなか 綺麗に作れません。

それでも なんとか最低限レベルのオムレツを作るまでに、技術を上げることができたのですが、まだまだ 人前で立派なオムレツを出す自信はありません。

そんな中、最低限レベルのオムレツを出せるようになったので、 それからは 朝のバイキングコーナーでオムレツを巻くようになったのですが 最初は上手く作れないことも多く、

加えて 朝のオムレツ コーナーには多い時で15人以上並ぶこともあります。早くまかなければならない プレッシャーと綺麗にまかなければいけないプレッシャーが押し寄せ、

最初の方は大変苦労しましたが、何回も 担当するうちに、スピードと質ともに上達していき、

とても忙しい時は フライパンを2個にし、同時に2つ オムレツを作れるほどにまで技術が向上しました。


この経験談から言えることは、不安があっても 実際に行動に移し、それを継続することによって、結果が変わり、ネガティブからポジティブに変わることができるということです。


しかし、脳科学的には、
辛いときほど、脳からはノルアドレナリンや、アドレナリンなど、
行動を抑制しようとする物質が脳からでてしまいます。

なので ネガティブな時ほど最初の一歩を踏み出すことは、脳科学的にも、
とても勇気のいることなのです。

(これは大昔、敵の襲来など、危険があったときには、動かずにじっとしていたほうが目立たない、生き残れる確率が高かったためだと言われています。)

※うつ病で、身体が重い、動くのがおっくうになる、というのは、この脳の働きのせいだと考えます。

大昔の人の脳は現代の脳と、
さほど変わらない

(脳は、大昔のように、その場で動かずにいれば、危険はいずれ過ぎ去り、生き残れる、という判断からノルアドレナリンなどで、身体を重くさせ、行動させる意欲、ドーパミンを減らします。)

現代で起こる危機、トラブル、悩みというのは、大昔の敵の襲来のように、時間が過ぎれば解決するものとは言えません。むしろ時間が解決しないことの方が多いと思います。

これまで述べてきたように、それに屈せず、行動を変えることが、現実を変える手段であるのです。

辛いときこそ、行動という「一」を作り出しましょう。
「一」ができれば、それを、
辛いに足すことで、「幸」になります。

3.ネガティブは無知から生じる(経験談付き)

これも私の経験談で解説していきましょう。

私が以前勤めていた会社でのことです。会社に勤めて2年ほど たったころ、

あるクリニック、立ち上げのプロジェクトがあったのですが、

(実はそのプロジェクトはやる前から、社内では絶対にうまくいかないとされていたプロジェクトであったのですが、社長の考えは変わらず、強行でプロジェクトを進めていました。)

そして 案の定、そのプロジェクトは泣く泣く 頓挫してしまい、私としては そのプロジェクトに対して資格を取ったりと準備をしてきたため、

かなり がっかりな結果になってしまいました。

それと並行して プロジェクトが頓挫してしまったために、仕事量が激減し、周りの上司の方々も私をフォローすることはなく、これからどうすべきか 毎日悩んでいたのです。

どうすればいいんだ…

しびれをきかせて、 私は社長にこれからの私のポジション、仕事について相談したく面談を持ちかけた際に、

社長から唐突に、ある施設の立ち上げのため、その立ち上げの責任者として、あなたにやってもらいたいと思っています。と言われました。

その時 私はそんな話は一切合切 聞いたことがなかったので、面食らってしまい、呆然としていました。

私としてはその会社に2年ほど 勤めてはいましたが 大した仕事はしておらず、ビジネススキルもあまりない平社員 レベル だと、自分では自覚していたので、

そんな大きな責任のある仕事なのは 私にはできないだろうし、加えて、施設の立ち上げに対して、全く私の興味はありませんでした。

さらにいえば、 この前のプロジェクトが頓挫してしまったことでモチベーションが下がっていたのもあり、全くもってやりたくない 仕事でした。

その場ではちょっと考えさせてくださいと時間をもらうことにして 退席しました。

 心の底から やりたくない…
でも社長からの案なので、やりたくありません というのもなかなか言えない…

答えが出せないまま、立ち上げに関する施設の情報などを検索してみては、やはり モチベーションが上がらず、かといってどうするべきかわからない…

毎日毎日悩み、会社に行くのが正直、憂鬱でした。「いつかは社長にやるかやらないかを明確に話さなければならない…」
そんな時に 自分が 普段お世話になっている方に今の状況を話し、どうすればいいかと尋ねたところ

「基本的に 会社と従業員は雇用契約を結んでいて、従業員は会社からの指示には従わなければならないけれど、社長が言っているのは、あくまで、案であって 指示ではないから、会社から実際にやりなさい という指示が今ないのだから、君は別に何も気にしなくていいし、やらなくていいよ。」

というアドバイスをもらってからは、心がとてもすっきりし、

「そういえばあの話があってから会社からは別にやりなさいという、指示もないし、ないってことは こちらが 無理に引き受ける必要もないのだ…!」

と思考を整理することができました。

その後、立ち上げに関わる部長からも
「あの話だけど、君が立ち上げをやっていくという選択肢があるということ、どう考えていますか?」

と言われました。
選択肢 なので 自分が選択できるということです。会社からの指示ではないので自分に拒否権があると解釈し、堂々とその部長には 私はやりません ということができました。

つまり ここで 何が言いたいかと言うと、会社の仕組みをしっかりしていれば、指示と選択肢を明確に理解していれば、毎日ネガティブにならずに済んだ。

つまり 自分が無知だったがゆえに、ネガティブになっていただけだったのだということです。

不安は無知から生ずる

ここまで 自分の経験談を話してきましたが、例えば他の例で言うと、

・週5で働くのは、やりたいことができなくなるし、心底いやだけど、お金が足りなくなるからしかたない…

⇛週3で働きつつ、年金などは一時停止制度などを使って支払いを止めたりして工夫すれば、支払わなくていい

⇛家賃を2〜3万円ぐらいのところにして、生活費用を計算してみれば、実際は 週3の働きで全然 事足りるから、無理に週5で働かなくていいとわかる。
(この辺は、本「生き延びるための事務」坂口さん著から引用しました。)

などと、
【具体的な情報、知恵】
があるかないかで自分の不安が軽減され、ポジティブに物事を考えれるようになれるのです。

あともう一つ 参考程度に 例えを書いておきます。

例えば

あなたは心療内科と精神科違いが説明できますか?

・心療内科とは
心の歪みが身体に症状となって出る病気を診察する科です。

・精神科とは
心の歪みがまた心の歪みを作ることで作られる病気を診察する科です。

日本ではまだまだ心療内科や精神科への理解が乏しく、
特に 精神科となると イメージはとてもまだまだ悪いものです。

ここで
精神の病気の一例をシンプルに説明します。
例えば、A さんは、体が太っていてそれが理由で 私は周りから嫌われるだろうと毎日不安になっているとします。

ここで精神科の定義を思い出してください。
心の歪みが心の歪みを作るでしたよね?

A さんの心の歪みは、まず
①太っていると嫌われると思い込んでいるため、自信がなく、誰に会っても、人見知りしたり、緊張したりと、対人恐怖症気味になっている。(どうせあなたも、私のことが嫌いなんでしょう?と思っているため)

② ①の思い込み、つまり 心の歪みが、心の歪み(不安、怒り、悲しみ)を自分自身で作っている。

という流れになるのですが、
こういう風に分析してみると、
精神病と言っても、
「なんだ本人の価値観、考え方がちょっと 偏ってるからそれで自分で自分の首を絞めてるだけなんだ」
と解釈できるわけです。

しかし、例えば 何か症状を抱えて、内科の病院に行った時、内科の先生からあなたは 精神科か心療内科に受診された方がいいでしょう と言われたとします。

その時心療内科や精神科の定義がわからず、ただただ心療内科や精神科へのイメージが悪いものだったとしたら、

内科の先生にそう言われた途端、
私はどうなってしまうのだろうか?とか、精神科を受診するなんて、これから先の未来は真っ暗なのか…?

とこれもまた、自分の無知から余計な不安を自分で膨らませているということになるのです。

もし 心療内科 精神科の定義をしっかり 知っていれば、
「私のどこか 価値観 考え方 捉え方に偏りがあって それが、不安や怒り 悲しみの原因になっているんだ」と冷静に捉えることができるわけです。

よく 精神科や心療内科では併設してカウンセリングがありますが、カウンセリングの良いところは、カウンセラーと話すことで、

自分の間違った または偏った価値観をカウンセラーが客観的に正してくれることによって、心の歪みをとってくれることにあるのです。

先ほどの 太った A さんの話で説明すれば、カウンセラー さんから、

・全員が全員 太っているから嫌われるということはないし、世の中には太っていてもみんなに好かれる、愛される人もいますよ。
スタイルが良くても性格がとっても悪い人とあなたは親友になりたいと思いますか?思わないでしょう。

・昔あなたは太っていることで馬鹿にされたり、いじめられたりした経験がもしあったとしたら、それが原因で太っていると人から嫌われる、好かれないと思っているのではないですか?
それは先ほど言ったように 間違った価値観ないでしょうか。

などというやり取りを行うことで、
A さんの中で太っていることへの捉え方 価値観が変わり、今の私のままでも別にいいのではないか?という考えに変わり、苦しみがなくなる、軽減されるというわけです。

つまり 心の歪みが取れたということです。

※脳科学的には、自分の思考、価値観、考え方というのは、脳神経回路のつながりでできています。

新しい考え方 価値観を取り入れると、新しい脳神経回路が出来上がります。
これを 脳の可塑性 とも言ったりしますが、心の歪みを取るということは、


脳的に言えば、新しい脳神経回路を作り、自分の考え方 捉え方 発想を変えるということになります。

生涯学習という言葉がありますが、心の歪みを取るためにも、
読書したり、いろんな人の話を聞いたりして、多くの視点、考え方を持つことは非常に大切というわけです、

ちなみに 余談ですが、
自分の心の歪みとはなかなか自分で気づきにくいものです。

しかし ヒントがあり、それは
自分の感情が揺れ動く時に、自分の間違った心の歪みがあることがあります。

例えば ですが、自分の子供がなかなか勉強しなくてそれに対して親が怒っているところを想像してみてください。

おそらくその親御さんは「勉強しなければ、人は幸せになれない」という考え方、価値観が強く、自分の子供が勉強しないと不安であることの裏返しから、怒ってしまうのだろうと推測できます。

(ちなみに 脳科学では、脳から不安の物質が出た後、時間が経過するとその物質が 怒りの物質に変わるという特性があります)


少し長くなりましたが
いかがでしたでしょうか?
この記事は自分で言うのも何ですが、かなり 学びのある内容になっていると自負できますが、また追加でポジティブになる方法があれば、追記していきたいと思います!

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