「引っ越し」という卒業試験!帰る場所を作るまで②本当の戦いが始まった!
カードリーダー外山周の
「引っ越し実録」です!
*この記事は「引っ越し」という卒業試験!帰る場所を作るまで①最初の引っ越しの続きです!
というわけでお引っ越しした。
あれだけ「絶対引っ越ししてやる!」と思って足掻いた1年半が嘘のように、全ての手続きが驚くほどあっさりと進んでいって、当日は友達が荷物の移動を手伝ってくれて、気がついたら新居にいた。
新居といっても最寄駅は変わらないし、生活圏もほぼ変わらない。でもそれも当時の私にはすごく良かった。
去年ずっと悩んだ挙句にやっと「好きなだけ過去の思い出がある土地にいればいいや」と思えたし、今回こうして「その土地にもうしばらく住む」という願いを叶えることができた。うるさかったパリピの声は聞こえなくなった。部屋から見える景色が変わった。天井も高いし窓も大きい。晴れた日には富士山が見えて、夕方には空が真っ赤に燃えるのが見える。
もー本当に最高だった。
「パリピの騒音の意味に気付いた途端に思い通りの引っ越しができた!」っていうことが嬉しかったし、「やっぱ問いを立てるって最強!」「問いを立てて答えを出せたら現実は動く!」「それを実証したった!」「私って結構やるじゃん!イェーイ!」とか思った。
今思うとウザイほどの有頂天(笑)。
だからこの部屋が四六時中ずっと室外機の音に晒されてると気付いた時の落差っつったらもう、なんかもう本当にもんのすごくショックだった。
多分平気な人には平気なくらいの小さな音だけど、この部屋はずっと「ジー、ジー、ジー」っていう断続的な機械音が壁に響いてきている。
すんごくショックだったけど、そこで諦めるわけにもいかなかった。だって機械音以外は全部の願いが叶った部屋なのだから。「まーこのくらい平気平気ー!」と思おうとしたし、耳栓を使ってみたり、壁に防音シートを貼ってみたり、とにかく防音のために思いつくことは全部試した。
どれも全く効果がなかった(爆)。
そうこうしてるうちに、なんと今度は「なんか体がビリビリするかも・・・?」という不調を感じるようになった。
電磁波に敏感な人は分かってくれると思うけど、スマホを直に持った時に掌がビリビリするあの感覚がね、日を追うごとにこう、全身に広がっていく感じで、最終的に「なんか内臓までビリビリするかも」って感じるようになっていった。
多分この部屋は室外機の音に晒されてるだけじゃなくて、電磁波にもめっちゃ晒されてる部屋なんだ。
そう気付いた時に、やっと「もしかしてこの部屋にいたら命が危ないのでは!?」と思った(おそい)。
そうなると当然「命に代えてられないからすぐ引っ越さなくては!」ってなるよね。
そこからが私にとっての「本当の戦い」になった。
もーありとあらゆる「思考の癖」とか「思いこみ」とかが容赦無く発動してくるから。
「また引っ越すのか!」
「お金はどーするんだ!」
「我慢するのが当然だろ!」
「この部屋くらいがちょうど良いんだよ!」
「しがない不安定なフリーランスの分際で!」
とか。
「浮かれるからこーなるんだ」
「楽しみにしたからダメになったんだ」
「どうせまた引っ越したって次も同じだよ」
「むしろもっと酷いことになるだろうよ」
「またお金を無駄遣いして終わるだけだね」
とか。
特に私には「楽しみにしてることは絶対に叶わない」っていう特大サイズの思い込み(心の傷)があったようで、この傷が毎分毎秒隙あらば疼く。「ほら駄目だったじゃん」「どうせ無理じゃん」「結局お前の人生そんなもんなんだよ」って。
油断するとすぐその感情の渦に呑まれそうになってしまうんだ。つら( ;∀;)
呑まれそうになる度に「いやいやちょい待ち」と踏ん張る(心理学用語で「一体化を離れる」と言いますw)。
そんで「あー楽しみしてたことが叶わなかったんだねぇ」「悲しかったし残念だったよねぇ」って自分の感情をそのまんま受け止め続ける。ついでに「過去にもこういうことがいっぱいあったんだよねぇ」っていうことも認めていく。
その上でさらに「次はどうしたい?」「またやってみようよ」「叶うまでトライしていいんだからさ」って自分に許可を出し続ける。
毎分毎秒、過去の思い込みに呑まれそうになる度にこの繰り返し。
感情に呑まれないように踏ん張ること、そして別の行動を起こし続けることに、毎分毎秒ありったけの意思を使わなくちゃいけなかった。それがしんどい。
だけど、どんなに今がしんどくたって、もう「楽しみにしてたことは絶対に叶わない」って世界観を採用するのはやめたんだ。「楽しみにしてたことは全部叶うし叶える力がある♡」っていう世界を採用して生きるんだ。
燃やせ!心を燃やせ!
歯を食いしばって前をむけ!
(私は煉獄さんファン)
今も過去の世界観に呑まれそうになる度、毎分毎秒ありったけの意思でそう決め続けてる。
ということで、具体的に次の部屋を探し始めるにあたって、ずっとやりたいと思ってたことを全部行動に移すことにしたんだ!
③につづく!
→ ③ワーケーションに行く!の巻 を読む
③からおもしろくなるよー(・∀・)