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「引っ越し」という卒業試験!帰る場所を作るまで③ワーケーションに行く!の巻

カードリーダー外山周の
「引っ越し実録」です!

*この連載では、「家とは居心地が悪いもんである」という世界観を強烈に採用して生きてきた私が、「最高に居心地がいい部屋に出会えたー!イェーイ!」と宣言できるまでの過程をほぼリアルタイムで発信します(・∀・)

*こんな人にお勧め:同じように「家とは居心地が悪いもんである」と思っている方、「いやいや自分の生きる場所は自分で選ぶんだ!」と思ってみたい方、外山周のプライベート事情を覗き見してみたい方

*この記事は「引っ越し」という卒業試験!帰る場所を作るまで②本当の戦いが始まった!の続きです!


ということで、前からずっと「やってみたい」と思っていて、でも「わざわざやるほどでもないか」と思っていたことを行動に移すことにした。

まずは!ワーケーションに行く!
と決めた。

ワーケーションとは「ワーク+バケーション」の造語で、平日温泉に4〜5泊して仕事しようぜ!というプランのことらしい。

元々タロットとPCさえあれば、どこにだって飛んでいけちゃう身の上である。どこでだって仕事ができるし、一緒に住んでる身内もいない。身軽なもんだ。それに、そういえばずっと前から「タロットとPCだけ持ってフラッと電車に乗ってしまいたい」と思っていたんだ。

ちょうどいいことに(?)仕事も滞り始めてるし、部屋にいるのが限界で明らかに体調も悪い気がする。

これは!
行くしかない!
今こそ「行け」と言われている!

ということで行ってきたよ(・∀・)

思いついたその瞬間に申し込んで、2日後にはPCとタロットを持って出発した。そうそう私、そう言えば結構「即断即決」とか得意だったんだよ。前は案外フットワークも軽かったしさ。

特急電車に乗った瞬間からPCを引っ張り出して、その日に配信する予定のnoteの仕上げを始めた。そうそう、こういうのも嫌いじゃないんだよ私。会社員時代だって、PCでメールをガンガン打ちながら新幹線に乗ったりしてたじゃん。

そんなことを思い出しつつ、5泊6日の旅が始まった。

もちろん仕事もめっちゃ捗った。セッションもいっぱい入ってて、問題なく旅館のお部屋でできて、溜まってた他の仕事も最初の2日でほとんど挽回した。

毎晩温泉にじっくり浸かって、部屋に戻る時は少し立ち止まって空を眺めたりもした。まだまだ気温が低くて雪が舞っていて、冬空特有の満点の星が綺麗で、なんか過去の記憶がブワーッて浮き上がってきたりして。

そんな夜は、自分の心から目を逸らさずにガチンコの「ひとりエンプティーチェア」をした(笑)。

注)「エンプティーチェア」とは心理セッションのメソッドの1つ。ざっくり言うと椅子を2つ置いて1つに座り、目の前の椅子に相手がいると思って気持ちを伝えてみる、という手法。言いたいことを言い終わったら相手の席にも座ってみて、今度は相手が言うであろうことを言ってみる。それを何往復かするうちに、うまくいくと自分の感情にしっかり光を当てることができます。

注)本来セラピストが見守る中でやるものです。興味がある人は無理ない範囲で試してね!

この「ひとりエンプティーチェア」がね、今回まーーーとんでもなくうまくいったんだ。今まで言えなかったことが全部言葉になった。自分の分も、相手の分も。一度も泣けなかった層の感情でめっちゃ泣いた。

その日は夜中にぐちゃぐちゃに泣いたまま仮眠をとって、早朝にまた温泉に浸かりに行った(笑)。

一晩や二晩ガチンコのエンプティーチェアに費やしたところで、まだあと三泊も残っている。このワーケーションプランは最高すぎる。

これがお部屋から見た景色!
今回行ったのは「鬼怒川温泉」です!

・・・今回ほんと数年ぶりに5泊もの間自宅を離れてみて、いろんなことを思い出した。

自分に結構「即断即決」できちゃう力があったことも、フラッと放浪するのが案外好きだったことも、非日常に放り込まれてもむしろ元気に生きれてしまうことも、なんで今まで忘れていたんだろうな。

そして何より、ちょっとネガティブな言い方にはなっちゃうけどさ、今の新居がずっと機械音と電磁波に晒されているのと同じように、私は今まで人生の殆どの期間を「四六時中何かに脅かされる環境で生きてきた」んだってことも、思い出してしまった。

実家も、結婚する予定でパートナーと住んでた家も、いつも何かしら「四六時中脅かすもの」に晒されてたじゃんか(具体的な詳細は割愛するけど)。

引っ越す前の、あのパリピの騒音に「もーーーうるさい!」とプンプン怒れてた家が、なんだかんだ言って私の今までの人生で一番優しい場所だったんだ。

だってあの家なら、少なくとも「四六時中何かに脅かされてる」「すぐ逃げないとやばい」と思ったことは一度もなかった。ただまぁパリピはうるさかったけどw

私はそこから出たいと思った。
もっと優しい場所を見つけたくなった。
もっと安全な場所で生きてみたくなった。

だから引っ越しにトライしたけど、今回はたまたま「慣れ親しんだパターンの方に慣性の法則が働いた」ってだけのこと。この「四六時中何かに脅かされてる」って感覚を今身をもって思い出したことが、きっといつかの未来に役に立ったりするのかもしれない。

だからやっぱり、この一連の出来事は「卒業試験」なんだろう。

・・・そしてワーケーションから帰ったら、もいっちょやりたいことがあるよー!

④につづく!

④鑑定を受ける!の巻 を読む

④もぜひ読んでね(・∀・)

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