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健康で、元気に、老いて欲しいもの!!!

 母を亡くして、今年12月7日で28年となる。若くして他界したものだ。当時を振り返る度に、祖父母や両親には、少しでも健康で、元気に、医者要らずで老いて欲しいと思うばかりである。

 母の死因は、糖尿病による合併症に苛まれ、左眼失明(網膜剥離)から腎機能が低下し、最終的には肺炎を引き起こし、世を去った。

 父は86歳まで、ゴルフやら剣道やらを趣味としていたので、医者要らずの『健康老人』として、大往生であったと考える。

 ただ、父が叙勲で宮中に行く時に発した言葉が、「父(祖父のこと)は92歳まで長生きしたけれども、私はそこまでは無理だろうなあ!」と。

 昔の人(父も祖父も)は、粗食に耐え、今の私たちのように甘い物を日々食していなかったので、骨も強く、医者要らずの人生になったのだろうと、勝手に思っている。

 父は電池が自然に切れたように世を去ったので、すこぶる『こども孝行』だったと感謝している。ただ、介護不要なのに、しばしば、自分ではお金を出さずに、筆者へ贅沢な食材を買ってくるように頼むのには閉口した。

 父の家(実家)に足を運び腰を抜かしたのは、冷蔵庫にはステーキ肉やハムなどの肉類やチーズ、そして高級酒やビールが並び、ストック用ボックスには高価な蟹の缶詰などが収納されていたことだ。元々ケチな性格なので、プレゼントに貰ったことなど一度もなかった。


 遅ればせながら、筆者の『書』であるが、十数年前に或る学校長から勧められて、我流で始めたものである。よって、正確には『自由気まま書』と言った方が良かろうと。大したものではないが、当時、4ヶ月間に8000枚ほどの半紙に、『自由気まま書』を深夜に書き殴ったことがあった。

 今回は、『健康老人』のイメージとして書いた『老』である。それから現在に至るまで、数店舗の『ロゴ』やPB商品のパッケージデザインを提供した経緯もあるが、最近は筆を取ることはほとんど無い。

 勿論、オファーがあれば、筆者の『自由気まま書』で宜しければ、『ロゴデザイン』や得意の『ネーミング』など、お手伝いできればと。

西田親生 自由気まま書『老』
※複写転載は厳禁

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