見出し画像

如水(起業編)其の十五・・・iPhoneが携帯電話を変えた、iPadがパソコンを変えた。

如水(起業編)は、起業20周年の2010年11月9日に発刊した小冊子(非売品)です。現在、5巻まで発刊していますが、今回、「note」に掲載することで、起業を目指す若い方々や、会社管理職で頑張っている方々に、少しでもヒントになればと思い、恥を偲んで掲載することにしました。山あり谷あり、紆余曲折の人生を、ご覧頂ければ幸甚です。


◇iPhoneが携帯電話を変えた◇

 日本国内ではiPhoneはソフトバンクが販売している。3GでもWiFiでもサクサク繋がる便利なツール(道具)。外観は単なる携帯電話のようだが、中身を見ると・・・これは「驚き」の一言。そこらのパソコンよりもレスポンス良く色んなアプリが使える、超小型パソコンである。アプリ数は日々開発され、数十万種類がApp Storeから簡単にダウンロードが可能で、即座に使えるという代物だ。

 また、GoogleのOSであるアンドロイド搭載のスマートフォンも人気上昇中で、従来の携帯電話が全く別物として世の中に普及するようになって来た。

 日本人として情けないのは、全て海外で開発された物がグローバルスタンダードとなり普及している点である。・・・昔、日本がパソコンOS戦争で大敗した時代を、現在も尚、引きずっているのかと思うと、少々忸怩たるものがある。

◇iPadがパソコンを変えた◇

 今年の春先に世界にセンセーションを巻き起こしたiPadだが、これもまたApple社の製品だ。10インチ弱の高解像度の液晶タッチパネルを搭載し、パソコンからキーボードを取り去った近未来型のコンピュータの形状をしている。しかし、本体が薄くてシャープなのは良いが、使っている内に全体の固さや重さを感じるに至り、そろそろ噂になっている7インチ程度の小型版のiPadが欲しくなって来る。

 数年前にネットサーフィン中に「マルチタッチ」のパネル実験をMac OS Xで行っている様子を動画で見た時に、何に変身するか楽しみだったが・・・これをiPhoneやiPadに搭載するとは、流石Apple社だと思った次第。2000年にApple社のCEOであるスティーブ・ジョブズが「コンピュータは、これから100年進化する!」と言い放った。これから90年・・・どう進化するのか想像してみたが、その頃は自分がこの世に存在していない事に気付き、少々肩の力が抜けてしまった。

 しかしながら、既に弊社創立21年目に入っているので、私としては、これからも常に「如水」をスタンスに、メディア融合を天職として、微力ながらも社会貢献に尽力したいと考えている次第。

○座右の銘
・「如水」、「呑舟の魚支流に游がず」、「燕雀知らず天地の高さ」
・「Think different」、「Stay hungry, stay foolish.」

サポート、心より感謝申し上げます。これからも精進しますので、ご支援、ご協力のほどよろしくお願いいたします。