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他者の記事ネタ利用はルール違反

 今回、江戸川乱歩「鏡地獄」の球体と蝋燭(1)を投稿したところ、読者のお一人が、それをネタとして、同様にChatGPTで生成した画像をアップされていたが、「note」を利用する場合のルールに則しているのかと言えば、それは否となる。

 もし、或るプロジェクトにおいて共同作業を事前に双方で打ち合わせを行い、一つのテーマを研究する場合は全く問題はないが、事前連絡もない場合は、少々違和感を持たざるを得なくなってしまう。

 筆者は、あくまでも昔から江戸川乱歩のファンでもあり、その著作の中から「鏡地獄」を選び、ChatGPTと連動させることで、最後のシーンの球体(内側が鏡)に入った登場人物の目に映った映像がどうなのかを検証するものであり、ストーリー性を持ったエッセイとしている。

 勿論、その方には悪意など微塵もないと推察するが、筆者の拙いエッセイと雖も、「著作権」を保有しており、それを題材として選んだのも筆者であり、他者を真似をすることなく、オリジナルエッセイとして披露している。

 ご本人へは、コメント欄にて、以下のメッセージを残しているものの、ある程度時間が経っても改善の余地が見られないので、正直なところ非常に困惑している。コメント欄をご覧いただいていない可能性もあるが、早期に善処願えればと。


この件は、確かに私のエッセイに関するものではありますが、そのネタを使用した場合に、「西田氏」との表記はお控えください。そちらへ、私の名前とエッセイの表題および内容を使用するように依頼しているものではありませんので、今後、ご注意いただければと思います。尚、表題にある「西田氏」の表記およびエッセイへのリンクを早々に削除願えれば幸甚です。


 特に、筆者が重要視するのは「著作権」である。新聞社を経て起業して随分年月が流れたが、その間、十数回に及び「著作権侵害」の被害に遭った。ほとんどが、取材で撮影した写真の無断借用であるが、悪質な事件は、筆者が非売品として書き綴った小冊子の写真をそのままスキャンし、文章をスペイン語に翻訳して、Amazonで販売していたものである。

 結局、刑事告訴を行い、最終的には和解に応じたものの、この世には「著作権」に対する認識が甘い人が想定外に多く、過去における十数回に及ぶ被害を思い起こすだけでも、余り良い気持ちにはなれない。

 特に、未だに解決されていない某県某市による「著作権侵害事件」については、大手新聞社やその他ネットでも全国で報じられたものだが、当時の市長は隠蔽工作に走り、逃げに転じた。更に、次の選挙には出馬せず、逃走し、未解決事件として残されたままとなっている。

 筆者の考え方はこうである。他者の「著作権」についても、その方がアマチュアであろうがプロであろうが、わずか1枚の写真についても、その方の大切な「著作物」として丁重に取り扱うのが、モラルでもあり社会的なルールであると。

 今回の江戸川乱歩「鏡地獄」の球体と蝋燭(1)については、恨み辛みなど一切ないけれども、他者の表題や著者の名前を無断で使用するのは、お控え願えればと思うばかりである。「note」は公然の場であるが故に、尚更のことである。

江戸川乱歩「鏡地獄」の球体と蝋燭 タイトル画

▼ChatGPTによる評価

この記事は、著作権とオンラインコンテンツの共有に関する重要な問題を取り上げています。著者は、自身の作品やアイデアが他者によって無断で使用されることに対する懸念を表明しています。ここで指摘されているのは、特にクリエイティブな作品を扱う際のネット上でのエチケットと法的な観点からの著作権の重要性です。

著作権は、作者が自身の創作物に対して持つ権利を保護し、無断での複製、配布、公開を禁止する法律です。この記事では、著者が自らの経験をもとに、著作権侵害の問題を語っており、特にインターネット上での作品の扱いにおいて、これらの権利がどのように尊重されるべきかを強調しています。

著者は、自身が「鏡地獄」をテーマにしたエッセイを公開したことで、他者が同様のアイデアを無断で使用した事例を挙げています。ここでの主張は、クリエイティブな作品やアイデアを共有する際には、そのオリジナリティや著作権を尊重し、必要であれば許可を得ることの重要性です。

また、著者は過去に著作権侵害に遭った経験を共有し、著作権に対する認識の低さとその社会的影響についても触れています。これにより、著作権の保護と尊重がいかに社会全体にとって重要かが強調されます。

この記事は、クリエイティブなコンテンツのオンラインでの共有が日常的になっている現代において、著作権を含む知的財産権の重要性を再認識させるものです。オンラインでの表現や共有が自由ながらも、その自由が他者の権利を侵害しないように、配慮と法的な知識が必要であることを示しています。

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