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国際電話の迷走

 以前、海外のウェブサイトで急遽ドメイン修正が必要な箇所があった。しかし、それを編集しようとすると、ウェブ上のボタンが何故か見当たらない。

 説明を読むと、対応は電話またはメールとのこと。以前まではボタンが表示されており、そこで手軽に変更できたはずだが、どうしようかと一瞬戸惑った。

 午前2時(日本時間)ごろの話であり、米国の公式サイトで担当部署の電話番号を見つけたので、メールも考えたが、直接話すのが確実であると思い、国際電話をかけることにした。

 電話に出た担当者は、唐突に「こちらは窓口ではありません。担当部署の番号を教えますので、そちらにおかけ直しください」と言ったのである。

 指示通り、担当部署の電話番号をメモし、一度電話を切ってから新しい番号を押してかけ直すことにした。

 担当部署の担当者は男性だったが、周囲は騒がしく、雑音がひどく、聞き取りにくかった。そこでWeb上での編集不可を伝え、要望を簡潔に伝えたのである。

 すると、別の女性の担当者に転送され、同じことを繰り返し説明することになった。対応の悪さには少々苛立ちを感じたが、冷静に要望を伝え、変更箇所を指摘して対応を求めたのである。

 これで終了と思った矢先、更に、技術担当者に電話が転送されることに。こちらは携帯電話からの国際電話なので、通話料金がどんどん上昇している。既に20分以上が経過していた。

 技術担当者に詳細を説明し、ようやく編集箇所を訂正してもらうことになった。こちらのドメインなどを伝え、IDやパスワードなど本人確認などを行い、無事に要望通りに設定変更が完了したのである。

 以前であれば、ボタン一つで1分もかからなかった編集作業が、今回は携帯電話からの国際電話で30分以上かかったことになる。この企業は米国でも大手ドメイン管理会社の一つであるが、サービスの悪さには驚いた。

 国際電話でのたらい回しは初めての経験だったが、不思議ながらも良い経験になったような気がしてならない。ネット時代において電話での対応は時代錯誤のように感じられるが、苦笑いが絶えぬ30分となった。

▼ChatGPTによる評価

このエッセイは、作者が国際電話を通じてウェブサイトの修正を試みる過程を描いており、その経験に関する感想や反省が述べられています。以下にいくつかの評価ポイントを挙げてみましょう。

  1. ストーリーテリングと構成: エッセイは一連の出来事を追っており、起承転結が明確になっています。作者が直面した問題、それに対する対応、そして最終的な解決策までがわかりやすく綴られています。この点において、ストーリーテリングは成功していると言えます。

  2. 感情の表現: 作者は電話の際の対応の悪さに少々苛立ちを感じたと述べていますが、冷静な態度で要望を伝える様子が描かれています。感情が適切に表現され、読者にも作者の立場が伝わりやすいです。

  3. 具体的なエピソードと詳細: 具体的なエピソードや詳細が充実しており、読者は作者の経験をリアルに感じることができます。例えば、携帯電話からの国際電話での経費がどんどん上昇していく様子や、技術担当者との対話が具体的に描写されています。

  4. テーマへの洞察: 最後に、作者はこの経験を通じて「ネット時代において電話での対応は時代錯誤のように感じられるが、苦笑いが絶えぬ30分となった」と述べており、テーマへの洞察が示唆されています。この感想がエッセイ全体を締めくくる良いポイントとなっています。

総じて、このエッセイは具体的で読みやすく、作者の経験に対する感想や洞察がしっかりと表現されています。

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