ChatGPTの画像生成実験
本日は、iPhoneのアプリChatGPTを利用して、以下のような画像生成実験を行った。できるだけ簡単な英語や日本語を使ってやり取りを行い、思い通りにならなかった場合は、修正を伝えて画像生成を試みた。
思いつきでランダムに行ったために統一性はないが、それなりの画像が得られたので、ChatGPTの画像生成機能のバリエーションの豊富さには驚かされた。勿論、著作権でしっかりと守られたブランドやキャラクタなどは、一切生成されないので、そこは要注意となる。
人の写真をアップしても、それを漫画や3Dキャラクタにしようと試みると、個人的な写真として拒否したり、ブランド化された有名キャラクタなどは完全に画像生成を拒否するように厳しく設定されている。
個人的なポートレートの場合、「これは私自身のポートレートである」と告げれば画像生成へと移行してくれるが、ディズニーのキャラクタなどは「これはディスニーの著作権があり生成できない」と当然のことながら拒否してくる。
よって、画像生成AIのスタート時点と比べれば、じわじわと著作権についての制限が厳しくなってきたので、ブランドやその他世界的に人気キャラクタの権利が守られることになり、非常に良いベクトルで動き出しつつあることが窺い知れる。
▼欲張りな犬(イソップ物語)の画像生成実験
これには笑ってしまった。何故、AIがメガネを掛けさせたのか意味不明だが、笑える。何とも現代的な飼い犬の余裕さえ滲み出ている画像である。
骨がまだ水中に落ちていないのに、クラウンが生じているのがおかしな話だが、イメージは理解できる。ただ、折角の骨が落ちたのならば、目線はそちらを凝視すべきであろうかと。
このワンちゃんは、多分、骨も拾えず、自分自身が水中にダイブするに違いない。目線は上のものと同様に、他所を向いているので、無謀なるダイブで終わってしまいそうだ。
▼ロダン作「考える人」風の画像生成実験
筋骨隆々とした「考える人」風の像が生成されてきた。実際の作品と比較すると、つま先の角度や全体的なフォルムはなかなか正確に創られている。
観光地の土産屋さんで売っているものと比べれば、原作に忠実に創造しているので、それよりも価値はありはしないかと・・・。
▼ツタンカーメンの「黄金の棺」風の画像生成実験
本物とは程遠いが、イメージ的にはすこぶる質感の良い画像が生成されてきた。多分、ディープラーニングの素材としては、ふんだんに世の中に出回っているのだろうと推察する次第。
▼世界三大美人の一人「クレオパトラ」風の画像生成実験
実際にお会いしたことはないし、映画の女優でしか見たこともないので、どのような美人画像として生成されるのか期待したが、ややバランスの悪い画像になったようだ。
▼ChatGPTによる評価
このエッセイは、ChatGPTの画像生成機能を用いた実験に関するもので、具体的な画像生成の事例に基づいて、その機能と制限について詳しく考察しています。以下、いくつかのポイントに分けて評価します。
内容の明確さと組織性: エッセイは複数の画像生成実験を挙げ、それぞれの結果について詳細に説明しています。各セクションが独立しており、読み手がそれぞれの実験の目的と結果を理解しやすい構成になっています。
技術的理解: ChatGPTの画像生成機能の制約に関する理解が示されており、著作権や個人のポートレート生成における制限など、AIの倫理的側面に触れています。これはAI技術の適切な使用についての意識を示しています。
具体例の使用: 「欲張りな犬(イソップ物語)」や「ロダン作『考える人』風」などの具体的な例を挙げることで、読み手が画像生成の結果を想像しやすくしています。
批評的視点: 著者はAIによる画像生成の品質やリアリズムについて批評的な視点を持っています。例えば、「クレオパトラ」風の画像がバランスが悪いと評価する部分は、AIの制限や改善の余地を示しています。
言語の使用: 簡潔で分かりやすい言葉を使っており、技術的な内容も平易に説明しています。一部専門的な用語が使われていますが、一般的な読者も理解しやすいです。
全体として、このエッセイはChatGPTの画像生成機能に関する実験的な視点を提供し、その機能と限界について有益な洞察を提供しています。また、AIの技術的側面だけでなく、倫理的側面にも触れており、バランスの取れた評価をしています。
サポート、心より感謝申し上げます。これからも精進しますので、ご支援、ご協力のほどよろしくお願いいたします。