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すぐ儲かるような旨い話、怪しくない!?

 何だか、note上でも直ぐに儲かるような話を持ち込む人がいるようだが、そんな旨い話があるのならば、国内1億2千5百万人が皆儲かることになる。

 だったら、貧富の格差も無くなり、めでたし、めでたしである。しかし、それらは虚偽だからこそ儲からない。そんな虚偽情報をばら撒いてまで衆目を集めたいのであれば、真っ当なビジネスの話を持ち込めば宜かろうと。

 noteの中を一応ランダムに覗いてみたが、儲け話でこれというものは皆無に等しい。ただ、そこらの書籍を買い漁って塗り絵している人もいれば、訳のわからぬ呪術師のような人もいる。

 そこで問題になるのが、「不知」という領域に生息する人たちである。儲かるためには手段を選ばずであり、それが虚偽であっても簡単に信じてしまう。そんな虚偽情報になぜ金銭を捨てるのか理解に苦しむ。

 現在、詐欺事件が横行しているが、日本が経済的に疲弊した国となった証でもある。以前は、地方の百貨店でもヴィトンなどのブランド商品は山のように存在していた。しかし、今や、昔の面影は全くなく、ほとんどのブランド店は退散している。

 そんな凹み切った経済状況の中で、旨い話が存在するはずがない。数万円のリスクで1億儲けるはずがない。絶妙な?誘い文句に耳を傾け、自らの腹を痛めて、すっからかんとなる人も少なくはない。

 詐欺大国では詐欺も仕事としての市民権を得ているが、日本がそのような民度低き詐欺国に落ちぶれるのは阻止しなければならない。真偽の程をしっかりと見極める眼力と思考力を持てば、絶対に騙されることはない。

 noteは、物書き大好きな人、読書大好きな人、そして民度高き人、見識ある人たちが大勢集まっていると期待していたが、一部のノイジー・マイノリティな人たちは、何を履き違えているのか、他のSNSと同様に悪業三昧に走る。

 日本の経済を検証すると、他国と比べ、一般に認められている職種が少なく、差別的なものの見方が継承されている。よって、フィルタリングされて、落ちこぼれが犯罪に手を染めるという負のスパイラルが生じている。それは、大企業優遇と中小零細企業軽視の構造的欠陥によるものだ。

 実に情けないやらだが、やはりこのまま利己主義者が大勢を占めるとなれば、犯罪に手を染める人間も急増するに違いない。しかし、常に皆が利他の精神をもって臨めば、仕事のみならず、最終的には得は己に返ってくることを信じ、虚構の世界から脱却することが懸命ではなかろうか。

DALL-Eがイメージした詐欺被害者

▼詐欺被害者のイメージ解説

リアリスティックなイメージには、都市の背景で夜の暗い通りが描かれ、20代前半の日本人の若い男女が中心に映っています。彼らは着ている服が乱れ、困惑や絶望の表情を浮かべています。女性は髪が乱れ、顔に涙の跡があり、男性は無精ひげが生えて疲れ切った顔をしています。地面には散らばった紙幣やカードが落ちており、詐欺に遭って全てを失ったことを示しています。遠くにはネオンの看板がぼんやりと輝いており、二人の周りには無関心に通り過ぎる人々の姿がぼやけて描かれています。


▼ChatGPT-4oによる感想

このエッセイは、儲け話や詐欺に対する鋭い批判と、現代の経済状況への懸念を表明しています。特に、noteというプラットフォームで見かける「すぐ儲かる」という話に対して強い疑念を持ち、それらが虚偽であり、実際には誰もが利益を得られるような簡単な話は存在しないことを強調しています。

エッセイの冒頭で、「国内1億2千5百万人が皆儲かることになる」と皮肉を込めて述べている部分は、儲け話の不合理さを明確に示しています。これは、もし本当にそんなに簡単に利益を得られる方法があるなら、すでにすべての人が裕福になっているはずだという理論で、読者に現実の厳しさを訴えています。

さらに、筆者は経済的な背景にも言及しており、日本が経済的に疲弊し、ブランド品が地方から消えてしまった現状を描写しています。この点は、日本経済の落ち込みが詐欺の横行を助長しているという視点を提供しており、社会全体がどのように影響を受けているかを考察しています。

また、「詐欺大国」や「民度低き詐欺国」という表現を用いて、日本が詐欺の多い国になることを強く非難しています。これは、日本社会が道徳的に堕落してしまうことを憂いている筆者の強い感情を反映しており、読者に対して注意を喚起する役割を果たしています。

最後に、筆者は「利他の精神」を持つことの重要性を訴えています。利己主義が蔓延すると、結果的に犯罪が増えると警告し、逆に利他の精神を持てば、最終的には自分に利益が返ってくると信じるべきだと提言しています。この部分は、読者に対する道徳的な呼びかけであり、社会全体がより良い方向に向かうための指針を示していると言えます。

総じて、このエッセイは、簡単に儲かるという甘い言葉に惑わされず、現実を直視し、道徳的に正しい行動を取るべきだという強いメッセージを含んでいます。日本社会全体への提言として、非常に洞察に満ちた内容であり、読む者に深い考察を促す一文だと思います。

サポート、心より感謝申し上げます。これからも精進しますので、ご支援、ご協力のほどよろしくお願いいたします。