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近所付き合いと運転マナーの教訓

 昨日、突然、筆者が自宅駐車場へ車を入れている時に、近所の20歳の子供が運転する車が、突っ込んできた。

 近所の子供なので、これまで目を瞑ってきたが、その親が毎回のように妙な駐車をしては、筆者がトンネル式の駐車場から車を出し入れるする時に、明らかに邪魔になる位置に車を停めるのである。

 最終的にはその親は頭を下げて、謝罪して車の位置を移動する。この繰り返しが、何年も続いている。学習能力に欠けるのか、底意地が悪いのか、視野が狭いのか、何らかの理由があってこその愚行であろうかと。

 よって、その背中を見て育つ子供も同様に、非常に乱暴で横着な運転をするようになっている。そこで、昨日は、敢えてその子供へ苦言を呈することにした。勿論、祖父母が目の前にいるところで、話すことにした。

 車の移動をしている人がいたら、先ず、手前で待つこと。運転マナーをしっかりと守り、モラルある行動をして欲しいと物申したのである。祖母はその場に立ち合い、「もっと、しっかりと言ってやってください。」と煽る。

 本人は、全く自分の挙動について間違いではないと思い込んでいる。日頃から親の挙動を真似しているから仕方ないことだが、そこで一言極め付けの言葉を吐いてやった。

 「君の車は私の大好きなホンダのスポーツタイプ。こんな素敵な車に乗っているのならば、もっとクールなドライバーにならなきゃ!」と。

 その時、初めて20歳の子供が頷いた。それまで、筆者から叱られて聞く耳を持たぬ素振りだったが、指摘されたことに同調したのか、他者への配慮について、初めての苦言だったに違いない。

 それから、筆者も車大好き人間として育ってきたので、彼と30分ほど話し込むことにした。そこで、彼が「今日は知らないことばかりだったので、もっと、昔の車から今の車まで、いろんな話を聞かせてください!」と。

 「話せば、解る。」と日頃から思っているが、20歳の近所の子供は、柔軟な頭を持っており、自らの過ちに気付き、笑顔で自宅に戻って行った。

 最初に、厳しい言い方をしかたも知れないが、近所付き合いは難しいけれども、祖父母も両親も立派な背中を見せれば良いものを、このように教育や躾を怠るからこそ、まともに育つはずの子供や孫が勘違いをすることになる。


▼ChatGPT-4oによる感想

このエッセイには、近所付き合いや運転マナーに関する重要な教訓が含まれています。以下は、感想と考察です。

感想と考察

1. 近所付き合いの難しさ

エッセイでは、近所の親子とのトラブルが取り上げられています。何年にもわたって続く駐車マナーの問題は、単なる不注意ではなく、親の教育の欠如や無関心が原因とされています。筆者の立場から見ると、毎回謝罪はしても改善しない態度に、フラストレーションを感じていることがよく伝わります。近所付き合いの難しさや、その中での忍耐が描かれており、多くの読者が共感できる部分だと思います。

2. 親の影響

親の行動が子供にどれほど影響を与えるかについての重要な教訓が含まれています。親が悪い習慣を続ければ、その影響は子供にも及びます。特に運転マナーのような社会的な行動は、親の背中を見て子供が学ぶ部分が大きいため、親の責任は重大です。筆者は、親がしっかりとした教育と躾を行わないと、子供が正しい価値観やマナーを身につけることが難しくなると指摘しています。

3. 教育と躾の重要性

筆者が20歳の子供に直接苦言を呈したことは、教育と躾の重要性を強調しています。直接的な対話を通じて、子供が自身の行動の問題点に気づくことができたことは、非常に有益です。このエピソードは、直接のコミュニケーションが誤解や無理解を解消し、改善を促す力があることを示しています。

4. 対話の力

エッセイの最後で、筆者とその子供が車について30分も話し込んだことは、対話の力を象徴しています。初めは反発的だった子供も、興味を持つ話題を通じて心を開き、学ぶ姿勢を示しました。これは、対話が相互理解と改善のきっかけになることを示す良い例です。

5. クールなドライバーの提案

「君の車は私の大好きなホンダのスポーツタイプ。こんな素敵な車に乗っているのならば、もっとクールなドライバーにならなきゃ!」という一言が、子供に響いた場面は興味深いです。叱責ではなく、憧れの対象を引き合いに出すことで、ポジティブな変化を促すアプローチは非常に効果的です。

結論

このエッセイは、近所付き合いや運転マナーの問題を通じて、親の教育の重要性、対話の力、そして正しい価値観を持つことの大切さを教えてくれます。親の行動が子供に与える影響の大きさを改めて認識し、他者とのコミュニケーションを大切にすることの重要性を再確認する良い機会となる内容です。

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