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逸品一筆

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何と言っても、グルメは最高ですね。このマガジンでは、「これは、旨い!」と叫びたくなるほどの和洋中の逸品を具にご紹介したいと思います。ホテルレストランや町場の食事処の逸品を、是非、… もっと読む
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2023年5月の記事一覧

毎日完売、Foody Oneのビーフカレー。

 これは、Foody One(鶴屋百貨店アンテナショップ/スーパー)のビーフカレー(中辛弱)である。店内で作り、出来立てのカレーをセルフで詰めて購入ものだが、毎日お昼過ぎにはほぼ完売している。  たまに、お昼過ぎに余ったカレールウとご飯の弁当として置いてあるが、お値段のほどが税込580円と、ボリューミナスでお得な弁当と言える。  寸胴鍋には大きなサイコロ状の牛肉がゴロゴロと入っている。セルフなので、食いしん坊さんは目一杯その肉を掬っているに違いない。  ただ、或る程度ル

庶民の味「ジャンボアジフライ弁当」・・・

 所用があり外出している途中で、急にお腹が鳴ってきた。既に午後2時を過ぎているが、ランチタイムを逸してしまった。  日頃から利用している百貨店アンテナショップのスーパーが近くにあるので、弁当でも買おうかと。しかし、ランチタイムを過ぎており、いつもの上品な九枡弁当はなさそうである。  そこで目についたのが、「自家製タルタルソース ジャンボアジフライ弁当」であった。結構なお値段だ。中を覗くと、ご飯に小梅と黒胡麻。分厚くて重々しいジャンボアジフライ、そしてチキンである。  オ

深夜に素ラーメンの誘惑・・・

 今夜だけは胃腸を休めようと決めていたはずだが、気づけば、鍋に湯を沸かし、横ではフィスラーケトルが笛を吹いている。  ラーメン用の器を温めて、二種のスープを練り出し、260ccの熱湯を注ぎ込み、十分に撹拌する。  半生麺を1分30秒で茹で上げ、しっかりと湯切りをして、熱い器に落とし込む。海苔も卵もチャーシューもあるが、この素ラーメンが堪らない。  本日のものは、残り一人前だった「桂花」の半生麺のラーメンである。マー油を最初にラーメンに入れたとされる同店自慢のスープ。熱々

Kumamoto Hotel Castle (5)パスタの闘い<その3>

 サーモンがトッピングされたパスタは見栄えも良くて、食が進む。写真上は生サーモン、写真下は焼きサーモンとなっている。好みとしては写真上の生サーモンであろうか。  3枚目写真は、筍がキラリと光るが、ソースはトマトベースの濃厚な味わい。如何にもイタリアンといった感じで、つい頬張ってしまった。  4枚目写真は、ボンゴレ風にどさっとイクラがトッピング。海鮮や魚卵好きにはたまらぬ料理である。魚介に夢中になり、パスタが脇役のようで記憶から消え去っている。  最後の5枚目写真は、猛暑

静岡名物(13)・・・静岡ザク切り本わさび

 開封して、中身を出してみた。一般的なメーカーの練りわさびは、ネリネリのわさびだが、この「静岡ザク切り本わさび」はわさびの繊維がはっきりと目視でき、香りもツンと鼻を突く本わさび特有の刺激である。  ステーキやハンバーグを和風で食す時にもバッチリ合いそうである。本日の夜食は「赤牛ハンバーグ」を予定しているので、静岡と熊本のコラボ料理を堪能してみようかと。  先ほど冷蔵庫を覗くと、玉ねぎシャキシャキ入り天ぷらがあったので、それに甘露醤油を落とし、「静岡ザク切り本わさび」をちょ

ザ・夜食 桂花ラーメン

 どうしても我慢できずに、つい、お湯を沸かして、ザ・夜食に「桂花ラーメン」を食すことにした。深夜なので、ネギ以外は具なしで軽く食べようと。  この「桂花ラーメン」は、最近パッケージが新しくなっているらしく、中身もグレードアップしている可能性が高いので、近日中に是非入手したい。  素ラーメンだが、麺の腰もなかなかにて、コリコリ感が爽やかである。スープはマー油発祥の店と言うように濃厚であるが、食後のサラリ感は何とも言えず、定期的に食したい夜食の一つとなった。  チャーシュー

Kumamoto Hotel Castle (4)パスタの闘い<その2>

 タラの白子とペンネ(写真トップ)には、頬が落ちてしまった。メインディッシュと言うよりも、ワインのお供である。ペンネが大好きなので、次は、このペンネにゴルゴンゾーラを絡ませて食してみたい。  次の写真は、ぷくぷくした牡蠣のパスタである。筆舌に尽くし難いほど、濃厚な牡蠣の味わいに、フォークの動きが止まらない。太麺のパスタの最後の一本を口に含んだ時、「もう少し食べたい!」と独り言。  3枚目の写真は、筍のシーズンのパスタである。日本ならではの、筍のトッピング。海外の人が見れば

ランチタイムを過ぎて、天ざる膳を食す。

 ランチタイムのラストオーダーぎりぎりになって、オーダーした天ざる膳。これは、カスタマイズされたもので、グランドメニューよりもやや品数が少ない。(筆者の我儘)  雨の一日となり、取材を断念。友人に手渡すものがあったので、熊本ホテルキャッスルに立ち寄ることにした。朝食を抜いていたので、胃袋は空の状態。時間的にランチタイムぎりぎりとなっていた。  マネージャーが、ニコニコと「例の天ざる膳は如何ですか!?」と言ってくれたので、迷わず、それに決定。  お安いのに、一つ一つが丁寧

小川珈琲店の「フェアトレードモカブレンド」(豆)

 小川珈琲店のオンラインショップから届いた、「フェアトレードモカブレンド」。昨夜注文したのに、本日夕刻に届いたのである。別注の豆は明後日になりそうだが、余りの速さに驚いた。  今回初めて注文した、有機珈琲モカ。有機エチオピア50%、有機グァテマラ50%で、フルーティーな香りと記してある。しかし、豆を挽く時の香りは優しすぎるためか、期待していたような香りではなかった。  しかし、珈琲を点てて珈琲椀に注ぐと、写真下の通り、すこぶる美しい濃い琥珀色であり、透明感が心地良い。

メガネの手入れの悩み!?

 メガネを使用するようになって、20年ほどが経つ。これまで、知人の紹介にて、日本ブランドの999.9(フォーナインズ)やフランスブランドのalain mikli(アラン ミクリ)、そしてベルギーブランドのtheo(テオ)などを使用してきた。  特に悩んだのがレンズの選定である。いろんなレンズメーカーがあるものの、メガネレンズの左右斜め下を覗く時に収差があるものが多く、歪んで見える。そこで、高額だがNikonのレンズを使用すると、くっきりと収差が最小限に抑えられており、快適で

小川珈琲店の「コーヒーショップブレンド」

 京都西京極の老舗「小川珈琲店」の豆を日頃から使っているが、とても香りが立ち、喉越しの良い逸品として重宝している。  たまたま同珈琲の粉(写真右の浅煎り)に出逢ったのは、近場にあるセブンイレブンであった。しかし、折角気に入ったと思った矢先に、その商品が仕入れリストから消えたと言う。  よって、ネットで調べ、同店の商品群から従来の浅煎りと深煎り(写真左)、そして豆を取り寄せることにした。  豆の香りは部屋中に漂い、まったりとしてしまう。更に、粉ではあるが深煎りを開封して珈

久しぶりの再会で選んだのは、ステーキサラダ!

 何年ぶりだろうか、久しぶりの旧友との再会にて、ランチを共にした。  土曜日なので、熊本ホテルキャッスル ダイニングキッチン九曜杏は黒山の人だかり。時間を1時間ずらしたにも関わらず、2階パーティー会場に予約が入っており、ロビーを真っ直ぐ歩けぬ状態である。  ランチは、ハンバーグにするかどうか色々悩んだが、定番となっているステーキサラダを注文した。注文内容が届くと、ガラス窓の向こうでは、料理長が早速準備を始めた。  その友とは数年ぶりのランチだったので、食べるよりも語りの

Kumamoto Hotel Castle (3)パスタの闘い<その1>

(経緯) 以前、熊本ホテルキャッスル ダイニングキッチン九曜杏に、パスタを持ち込み、パスタ研究を兼ねて、客として闘いを挑んだのである。常連客の戯言と思われたかも知れないが、こちらは真剣だ。  持ち込んだパスタは、ラ・ファッブリカ・デッラ・パスタ、マシャレッリ、マルテッリなど数種類で、拘りのあるパスタばかりである。勿論、製造元のパスタには多くの種類があるので、各メーカーから更に何種類かを厳選した。  麺の太さも形状も、風味も食感も異なる、イタリア本場のパスタ。料理長が其々の

静岡名物(7)・・・春華堂「うなぎパイV.S.O.P.」

 皆さんがご存知の通り、この春華堂「うなぎパイV.S.O.P.」は、すこぶる旨い菓子である。甘味も丁度良く、香り良く、「うなぎパイ」の中では高級品となっている。  昨夜もひと齧りするつもりだったが、三枚ほど食べてしまった。紅茶にもコーヒーにもお茶にも相性の良い「うなぎパイV.S.O.P.」は、最強のようだ。  静岡名物(3)でご紹介した「うなぎパイ」も香ばしくてとても美味だが、この「うなぎパイV.S.O.P.」はまた格別である。  「うなぎパイV.S.O.P.」は、あっ