マガジンのカバー画像

理不尽なる蛮行

211
私自身に限らず、周囲の方々のパワハラ相談を受けて、理不尽なる蛮行が罷り通る世の中が、とても情けないと思います。人を虐めたり恫喝したりして、何も産むことはない。被害者が加害者のよう…
運営しているクリエイター

#証拠隠滅

誹謗中傷、揶揄、嫌がらせが常態化すると、企業は根っこから腐ってくる。

 島国根性かどうか判らないが、企業によっては、立ち話ばかりでサボタージュしている社員も多い。仕事もせずに給金を貰おうなんて、厚顔無恥な話である。  立ち話は、ほとんどが人の噂。目の前では言わず、陰でこそこそと密談しながら、第三者の誹謗中傷や揶揄をこの上なく愛するボンクラ輩。暇で暇で堪らんのであろう。  自分自身の歪んだ思考回路や言動に対して自覚もなく、暇さえあれば、上司や同僚の噂話に花が咲く。どうでも良い話だが、これがルーチンワークとなっているのだから、おめでたい。  

信頼の崩壊・・・駐車場での鍵紛失事件に見るセキュリティと顧客対応の杜撰さ

 以前、某サービス業の駐車場に車を預け、駐車券を手に取った。2時間ほどの滞在にて、その駐車券を駐車場担当者へ渡し、預けた車の鍵を受け取ろうとした矢先、「すみません。間違って、他のお客様に鍵を渡してしまいました。」と。  駐車券が手元にあるのに、他のお客は駐車券がないのであれば、車の鍵は絶対に渡してはならず、車の所有者である本人確認を厳重に行う必要がある。  また、他のお客が駐車券を持っていたのであれば、そこに書かれた車のナンバーと預かっている鍵の車のナンバーの照合を行う必

「大人らしくない」とは!?

 常に正義正論を通す若い社員が、社内の不正を暴くために立ち上がり、声を大にして物申した時に、「まあまあ、抑えて抑えて。大人らしくないぞ!」と宥める上司がほとんどではなかろうか。  事なかれ主義の典型的な返し言葉であるが、これは頂けない。正義感溢れる社員が不正を発見し、モラル欠如に嘆くのはただ事ではない。このような上司が沢山ぶら下がっていると、不正が常態化した企業として、黒から白には変わらない。  更に、その上司が「お前も役付になれば分かるから。今は騒がん方がいい!」と言え

責めを恐れて、仕事を怠る忖度野郎。

 日々、経営者や上司のご機嫌伺いばかりで、忖度人生を歩む人は少なくない。ブラック企業では当然の悪しき慣習、現象であり、処世術の切り札が忖度と思い込んでいる、情けない経営者や社員もいる。よって、お中元やお歳暮の悪しき慣例は残されている。  経営者や上司の目が気になり、仕事に対して創意工夫などなく、厳しい指摘や責めを受けぬように神経過敏となっている。よって、平常心ありきの仕事どころの騒ぎではなく、毎日が忖度まみれの、実のない仕事現場と成り下がる。  恐怖政治を敷く経営者や右へ

都合が悪いと、「個人的な問題」として蓋をする悪しき慣習。

 誰しも、遵法精神が宿っているのであれば、社内業務で不正を行ったり、対外的に違法行為に手を染めることはしないはずだ。  ここで、民間の企業に目を向けてみると、社員の一人が違法行為に至った場合、勿論、社内で解雇処分となるだろうけれども、その説明の中で、「個人的な問題」として蓋をすることがある。  公務員の世界でも同様に、セクハラやストーカー行為などに手を染めた公務員が逮捕された場合も、その組織に何らかの支障が出そうな時には、「個人的な問題」として、事件の根幹となるところを暈

「Black Boss Standard」を粉砕せよ!

 最近、ブラック企業数社をじっくりと観察してきたが、一つの結論が浮かび上がった。以下の通りである。  先ず、疑問はブラック企業となってしまった企業の殆どのメンバーが、何故、その事実に気づかないのかである。よって、数十年に亘り、過去のボスたちが身勝手ながらも築き上げた「悪習の常態化」のメカニズムに気づかなければならない。  日常の中で積み重ねられてきた常態化した悪習が、その企業のピンポイントにおけるスタンダードとなり、外界の良識あるスタンダードとは大きく隔たっていても、多く

虚言パッチワークは、必ず綻ぶ。

 ビッグモーターの不正事件であれ、数年前の元上級国家公務員(後期高齢者)による親子を巻き込む悲劇的な交通事故であれ、違法行為を犯した人々や容疑者たちは、最初から虚言を吐いている。  罪を犯したにも関わらず、被害者や犠牲者の苦境を無視し、非道な言動を見ると、加害者たちは虚言から始まり、その後の結びつきのない一連の嘘を織り交ぜている。  悪の根源は企業トップや役員、または交通事故の加害者そのものだが、記者会見において都合の悪い事実を隠蔽し、自己正当性を強調するなど、単に厚顔無

「キーケース紛失事件」について

 或るホテルのオーナーに、筆者が現在遭遇している不誠実な某シティホテル「キーケース紛失事件」の扱いについて意見を聞くことにした。  そのオーナー曰く。 「いや、それはおかしいでしょ。お客様の大切な物品を預かって、返せません、弁償できませんと、誰が言ってるんですか!?」 「実は、私のところも過去において1回だけ、お客様の車の鍵を紛失したことがありました。その時は心臓が止まりそうでした。担当スタッフが別のお客様の鍵をお渡しする時に、被害者であるお客様のキーケースが釣られるよ

隠蔽して逃げても、何も得るものはない。

 ブラックと呼ばれる企業のトラブルシューティングの傾向は、プロセスにおいて必ずと言って良いほど「責任転嫁」と「隠蔽」に走り、「不誠実」を押し通すところである。  トラブルに対して、歪んだローカルスタンダードで臨み、都合が悪ければ客であろうがクライアントであろうがお構いなしに敵対視。「無視」と「遮断」を選択。水面下で隠し通せばそれで済むという悪しき慣習が存在している。  それも、企業内部だけでの「解決」の段階で留まり、外部からの指摘やクレームを真摯に受け止めることもなく、有

提案、苦言を難癖と決めつける人たち・・・

 本日は、或る会社(サービス業)の人たち(役員)との接点にて、以前、日頃から提案、苦言を呈していた時の茶番劇をお話ししたい。  勿論、提案、苦言は会社の不備な点を改善することで、顧客満足度が一気に上がるを目的として行なっていたものだ。  長きに亘りその会社を見てきたので、緻密なシミュレートの元に、最善と思われるものを提案し、目に余るものについては苦言を呈した。  ところが、その人たちは、提案、苦言を難癖にすり換え、コミュニケーションを遮断し、都合の悪いことを隠蔽するベク

『リスクマネジメント』の看板を仰々しく掲げている企業ほど、『危機管理』が機能不全となっている。

▼登場する、実在の企業及び人物 1)株式会社A 『パワハラ』、『盗撮』、『隠蔽工作』などが常態化したブラック企業 2)株式会社Aトップ人物X 事件の張本人/企業B出身 3)企業B 株式会社Aの提携先上位企業 4)企業B 人物Y 『リスクマネジメント』部門長 5)株式会社A 管理本部長 人物Z 『受取拒否』した人物/企業B出身 6)株式会社A 総務 人物M 『受取拒否』の代理/操り人形 7)関連会社C 企業Bの子会社 <株式会社Aのトップ人物Xの犯罪行為発覚>  これは、2

蛮行を繰り返す『ミスター恫喝』。風上に置けぬ、本物の『阿呆』が一人。

 筆者が、史上最低の経営者として焼印を押したい人物が一人いる。『パワハラ』、『セクハラ』など盛り沢山で、その被害者が日々急増していると白い目で見られている、さもしい雇われ社長である。  県外から来ているらしいが、己の出身地と比較しては、この地を見下げ、財界の重鎮たちを小馬鹿にする罵詈雑言の数々。よって、部下に対する言葉は、嫌味ばかりで、正解を与えず、精神的に圧を掛けるという、稚拙なる『蛮行』を繰り返している。  『ミスタードーナツ』ならぬ、『ミスター恫喝』とニックネームを

人が育たねば、企業は滅ぶ。育てる人がいなければ、人は育たぬ。人が育たぬは、経営側の責任。その重責を果たせぬ経営側は、総辞職すべし。

 某企業では、ロシアの独裁者のような手法で、日々、スタッフに圧力を掛けるパワハラ社長が存在している。「言うは易し行うは難し」の言葉通り、職位を鉾&盾に恫喝するのは誰にでも出来ること。近頃は、きな臭さが再び広がりつつあるように見えて、非常に危険な状態のようである。  これは、数年前から何かと重大事件を引き起こす雇われ社長の蛮行実話。その資質が変わることはないので、当然の成り行きであるが、周囲からの信任はなく、思考的にかなり偏りのある人物である訳だ。  数年前に相談を受けた時

優秀な社員は、経営者の立派な人格の下に育ち、高度な人材育成システムが、企業力を増強させる!

 要らぬ世話だが、近頃、某企業がすこぶる気になって仕方がない。歴史ある企業なので尚更のことだが、昔のイメージとは真逆で誤ったベクトルへと移行し、二進も三進も行かず、社員の不満大爆発寸前の状況に陥っている。  それは、経営側の役員の無能さと人格欠如が大きな要因となっている。経費節減として、コロナを理由に、冷酷にも大量人切り。数字を喧しく言うばかりで、自ら秘策を立案実行する能力もなく、ただ数字のみで部下を恫喝し始末する。「責任転嫁の雨霰」という最悪の事態となっている。  極論