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よくもわるくもないものが、意外と悪くないのかもしれない

なんか紅麹が世間を騒がせてます。
もう保証も何もいいからとにかく返したい、と自腹で返品した知人の知人(つまり又聞き)の話もきき、健康になろうと思って命を縮めるって、悲しい話だなと思ったり。

こうなってくると、中途半端なエビデンスっぽいものをかざす健康商売より、情弱相手の水ビジネスのほうがまだましなのかなとも思ったり。
ちょっと考えれば判る、あんな水こんな水の商売が相も変わらず成り立っているのは、「元手がかからない」「とても儲かる」だけじゃなく、「副作用がないから健康被害がなく、致命的なクレームになりにくい」のもあるらしい。水にも確かに致死量はあるけど、普通はそんな飲みませんからね。

継続を謳うのは、使ってる本人のためじゃなく、売ってる側の売り上げのためなんだけど、日本人の特に古い世代って、薬に信仰に近いものがあって、症状が改善してもやめ時が判らないのかもしれないです。

そういえば、義母もいっとき、すごい量のサプリを買ってたなぁ。
付き合いのある薬局のひとが、いい顔をして勧めてたらしいけど、飲みきれないサプリがそれこそ薬局の陳列棚のように並んでましたね。義母が入院したあたりで、叔母がごっそり捨ててしまったようだけど。
なんのためにあれだけ買ってたのかはもう判りません。

そうそう、あのひとたち、誰に何を言われたのか、一日ボウル一杯の刻みキャベツをずっと食べてた時期があった。たぶん太り過ぎとか言われたんだろうけど、理屈とか関係なく、人から言われたことを盲信する傾向はありましたね。

わたしが持ってるのは、前に貧血(気味)を指摘されて購入したヘム鉄&葉酸サプリと、口唇ヘルペスの兆候が出てくると飲むチョ○ラBBと、エクオールサプリくらいですねぇ。でも貧血は、健康診断でも最近言われなくなったので最近全然蓋を開けてない。
エクオールは、一時、理由の判らない動悸が続いて、でも不安になる要素が生活の中になかったので、もしかしてと思ってとりあえず飲んでみました。わりとすぐに症状がおさまったので、思い出したときにたまーに飲んでます。エストロゲンの代替成分です。これだけはお守りとして常備してますね。

そもそも、決定的に効果があるものは、薬として導入されてるはずなんですよ。
機能性食品に、絶対的な信頼とか、脅迫観念的な継続とか、つまりは依存しちゃうのって、どうなのかねぇとも思うし。
なにごとも、ほどほど、じゃないですかね。

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