見出し画像

漂流少女キクボルタさんと熊本で「世界」を体験できるお店に行ってきました【開運空撮たび:番外編その1】

世界の皆さん、こんにちは。
日本一縁起のいいカメラマンの野田ちか子です。
3月に友人と鹿児島県都城市の高千穂峰や霧島市の熊襲穴(クマソアナ)というディープスポットに行ってきました。
そこで非日常的で刺激的な体験をしましたので、記事を3回に分けて紹介したいと思います。

↑私です。霧の高千穂峰にて。
視界は真っ白、足元ぐちゃぐちゃ。身の危険を感じるほどエキサイティングでした!
死ななくてよかった!


漂流少女キクボルタとは?

まずはタイトルの「漂流少女キクボルタって誰や?!」と思ったそこのあなたのために紹介します。
キクボルタさんは日本全国を飄々と移り住んでいるサブカル大好き女子です。(たまの石川浩司さんの大ファン!)
フットワークが凄まじく軽く、現在は京都に住んでいます。

キクボルタさんと出会ったのは2012年。インパクトの強い出会いでした。
私はTVブロスという雑誌の愛読者でありまして、たまたま見かけた記事にキクボルタさんが載っていたのです。
その記事は編集者のジョン・ヒロボルタさんが、読者と直接話してみたいということで自分の個人の携帯番号を公開しており、そこに電話してきた読者第1号のキクボルタさんのインタビューが掲載されていました。
詳しくはジョン・ヒロボルタさんの下記の記事をご参照ください。ちなみにこの記事の中の「アフロチカ」とは私のことです。

キクボルタさんは流動性が高い人なので、出会った1年後には熊本を離れ、さまざまな土地を移り住んでいましたが、転居先からいつも手紙を送ってくれてずっと繋がっていました。
 時が動いたのは2023年2月。ちょうど私が某大学を退職することが確定した日、キクボルタさんから突然LINEが届きました。送られてきたのは「うつぼ」と「アンパンマン」の画像でした。
まったく意味不明ですが、そこがキクボルタさんの魅力のひとつです。
そのLINEを見て、反射的にキクボルタさんを吉方位旅行プロジェクトの「開運空撮たび」に誘っちゃいました。

声に出して読みたい日本語
「無職の無は無限大の無∞」!!!


というわけで、キクボルタさんと5年ぶりに会うことになりました。
キクボルタさんとの旅は、1年のうち最もパワーの強い春分の日に熊本市で一泊して、翌日吉方位の南の地域へ行くことに決定しました。

キクボルタさんが繋いでくれた人 <その①> えみこさん

キクボルタさんが熊本に滞在する間に、10年前に熊本市でバオバブというナイジェリア料理店をしていたオーナーのえみこさんと3人で会うことになりました。
えみこさんは熊本出身ですが、東京で演劇活動をしていたというアグレッシヴで規格外な人です。キクボルタさんと同様フットワークが軽く、活動のスケールが大きい。
たまの石川浩司さんが来熊した際に、キクボルタさんがバオバブのえみこさんを紹介してくれて、そのお店でライブさせていただいたことでご縁がつながりました。

アジア料理店で規格外ランチ体験

キクボルタさんとえみこさんとランチをするお店を考えた時に、「ここに行こう!」と直感で決めました。
アジア料理店の「メコンフード」です。
ここは、熊本市中央区籠町通りそばにあるお店で、アジア系の食材や雑貨を取り扱う卸売店の奥に飲食コーナーがあります。

アジア系の食材・雑貨がたくさん!
店内は広く、30人くらい入れそう。


店員さんもアジア系の方で日本語は多少話せるのですが、接客が大らかすぎて、日本式のサービスに慣れている人には驚きの連続かもしれません。今回も衝撃的な体験をしました。詳しくは後ほど。

豊富なメニュー。麺料理や春巻き、サラダなどベトナムやタイ料理など多種あります!
単品で1000円以内のものが多くてリーズナブル。
鶏肉のフォー。さっぱりして美味しいです。
現地の調味料などが各テーブルに乗っていて、好みで加えるとまた違った味わいに。
ジュースを注文すると、店員さんが氷を入れたグラスと卸売店に売ってるジュースをそのまま持ってきてくれます。ココナッツジュースは果肉が入ってて美味しかったです。

まずここは初デートにはおすすめしません。なぜなら店員さんが日によっては1人でやっていて、テーブルの片付けが終わっていないこともあるし、注文を席まで伺いに来ない時があります。テーブルや床も心なしかちょっとベタベタします。

なぜこんな場所にキクボルタさんとえみこさんを連れてきたかというと、まず、ここの料理が美味しいから、店員さんが明るくてご機嫌だから、そして、2人だったらこの店のユニークさと規格外なところを受け入れて楽しんでくれそうだったからです。

でもこの日は予想を遥かに越えるハプニングがありました。
食事していると、なんと店員さんが
「今から別のバイトに行ってくる。これから別のスタッフが来るから、それまでお店にはスタッフが誰もいないけど気にしないで」
と言って、バイクに乗ってブウゥーーーーーンと去っていきました。

「ええええええええええええ!!???」
残された私たち、唖然。
お客さんを残してスタッフがお店を出ていくって、こんなの日本ではあり得ないですよね?いや、ここは日本だった。

しかもここは飲食だけじゃなく、食材や雑貨も販売している卸売店なんです。スタッフ不在の店なら商品を持ち逃げされちゃう可能性もあるのに!!
とりあえず食事を済ませ、時間潰しに卸売店の商品など見て、別のスタッフが来るのを待っていたのですが、待てども待てどもやって来ない。
痺れを切らして3人分の代金を袋に入れ、メモ書きをして厨房に置くことにしようと決めた時、新しいスタッフの方がやってきました。アジア系の女性です。
「遅くなっちゃった!!ごめんねーー!!あはははは!」
凄くご機嫌で明るい女性でした。
拍子抜けしたのと、スタッフの女性の明るさとチャーミングさに根負けして、お店の春巻きの皮やお菓子なども買いました。美味しかったです。

春巻きの皮。スーパーで買うより安いです。
珍しいお菓子もあります。芋羊羹みたいな食感でした。

アジア料理が好きな人、スタッフさんの明るさに癒されたい人、想定外・規格外のハプニングを楽しみたい人はおすすめです。ぜひ足を運んでみてください。

キクボルタさんが繋いでくれた人 <その②> 世界の雑貨店:GOMBO GOMBO

メコンフードで面白い体験をしたあと、キクボルタさんが熊本にいた時に知り合ったバックパッカーの女性2人が経営している雑貨店「GOMBO GOMBO」に行ってきました。

ここは熊本市東区小山の住宅街の中にあります。
大きな目印としては、車で10分ほどのところに熊本県民総合運動公園があります。
なんとこのお店、店主のお父様が建ててくださったらしいです。

店内は撮影禁止なので、外観だけ。
バックパッカーのオーナーのお二人が、世界中を旅して調達した雑貨が並んでいます。服やバック、アクセサリーなどの身につけるものから、絵葉書、便箋など紙小物など多種多様な雑貨が販売されています。
色使いが日本ではあまり見かけないような明るくて鮮やかなものが多く、プレゼントとしても喜ばれそうです。

キクボルタさんが購入した雑貨です。便箋は手漉き紙のようです。色使いも素敵!
私は小さいお皿がついたお香とシュシュとズボンを購入しました。
お香が凄くいい香り!

オーナーの方々もオープンマインドで、これまで旅をしてきた国の話などとても刺激的で楽しいです。
旅好きな方はぜひ行ってみて下さい。

今回、漂流少女キクボルタさんが縁を繋いでくれたナイジェリアに縁があるえみこさんとアジア料理店に行ったり、バックパッカーの女性2人が経営する世界の雑貨店GOMBO GOMBOに行ったのは、熊本にいながら世界を味わえる場所でした。
もし熊本県内でこういうお店や場所などご存じの方がいらっしゃったら教えて下さい!

次回はキクボルタさんと高千穂峰に行く話を書きます。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?