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ダンスの衣装ができるまで

今回は私のダンスのドレスについて書いていきます!
競技ダンサーにとってダンスドレスは勝負服です。ドレスでイメージがガラッと変わって競技会の成績に影響することもあります。だから私は自分のスタイルとダンスが良く見えるように毎回こだわりを詰め込んだドレスを着ています✨

ダンスの衣装は
•フルオーダーで作る
•既製品を買う
•中古品を買う
•レンタル

の4つから予算や着用回数などから自分の好きなドレススタイルを決めていきます。一度しか着ないものならレンタルが安いですが、何度も着るなら買ってしまった方がコスパはいいかもしれません!(どちらにしてもある程度の値段はするのですが...)
最近は海外品の格安なドレスも出てきているので値段はさまざまですが、購入やオーダーするとなるとだいたい1着10〜40万円ぐらいです。高い。。。


私は半年から1年ぐらいは同じドレスを着ますし、自分たちのオリジナリティーを見せていきたいので基本的にはフルオーダーで、そして男女ペアのドレスを作っています。

フルオーダーのドレスは
☑︎オリジナルデザインを決める
☑︎生地や色、ストーンを選ぶ
☑︎仮縫い2〜3回

という流れで作っていきます。ダンスのコーチャーにも全ての工程でアドバイスをいただいています。

①1回目の打ち合わせ
参考にしたい衣装の写真や動画をデザイナーさんに見せながらイメージを伝えてデザイン画を書いてもらいます。そして色味や生地を決めていきます。生地の質感、ちょっとした色味などもさまざまあるので結構迷います。。スッと決まる時もあれば、打ち合わせだけで2.3時間かかってしまうときもあります。

②仮縫い
約2週間後、1回目の仮縫い。
ここが1番大事です!!
このときはまだ装飾品はいっさい付いておらず生地だけ。
でもこの仮縫いで、身体にしっかりフィットして動きやすいかどうか、女性なら胸がしっかりホールドされているか、ちょっとした背中のカットや肌の露出具合、スカートの丈感などコーチャーに見え方のアドバイスをもらいながら細かくチェックして決めていきます。

ときには1回目の仮縫いで、生地やデザインを大幅に変更するときもあります。デザイン画で見るのと実際に自分が着てみるのとでは全く違う見え方をするので1回目の仮縫いのときはどんな感じにイメージ画が形になっているのかすごくドキドキします。

この仮縫いを1回か2回繰り返して、納得のいくドレスのベースの作っていきます。

③ストーンでキラキラに
仮縫いが終わると、次はスワロフスキーなどのストーンやビーズをドレスに貼ってもらい全体をキラキラとさせていきます。
このストーンも大きさや量、貼る位置などで全体のバランスが変わるので装飾のやり方も大切!
でも生地にストーンがのってキラキラになるといっきにドレスがゴージャスで華やかになります。ただ....ストーンの量が多ければドレスのお値段もどんどん上がるのでこのときもいつもドキドキします。。。

ストーンの見本↓

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こんな感じで最初の打ち合わせから最終チェックまで1〜2ヵ月ほどでやっと完成です✨


どんどん形になっていく作業はワクワクしますし楽しみなのですが、お値段も結構するので毎回慎重にそして緊張します。。苦笑
でも仮縫いをしっかりこだわって作っていくと失敗することはないです!それだけ仮縫いのときの全体のバランスを整える作業は大事なんです。


今年は競技会もイベントもキャンセルが続いているのでまだ新しいドレスを作る予定はないのですが、去年のこのドレス✨

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バックスタイルはこんな感じ↓

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前期シーズンは朱色のネオンカラー✨このデザインがとても気に入って後期シーズンはベビーピンクで色違いを作りました。どちらもすごくこだわりが詰まったお気に入りドレスです♡


私はドレスに合わせてメイクやヘアスタイルも変えるようにしているのでメイクやヘアについてもまたご紹介しますね✨

次はどんなドレスのデザインにしようか。。考える時間もワクワクします☺︎

では、bye♡
CHIKAKO☺︎













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