声の「構造分析」

2024年3月31日 12:23

営業活動と就職活動の全般において、声の出し方、声を工夫することは、今後の成功への影響度はとても高いです。対人関係職のほとんどは、声の印象を変える事で、成果への印象へ繋がることが多いです。

１）速攻性の高い「滑舌」の解消法

滑舌とは、「伝える」と「伝わる」の相違を理解することから始まります。

会話とは「声」と「聴覚」に依存する為、大なり小なり「発信」「受信」のズレが生じてしまう事が前提となります。この相違を理解しましょう。

アナウンサーのような長期間のトレーニングができる方はそれを行ったほうが良いですが、最も即効性が高い方法を伝えます。

滑舌を行う上で、とても重要なことは、「文字」を端折らずに、丁寧に話してみてください。対照的に、滑舌の悪い人とは「文字」と「文字」の間の空きがない方が多いです。

まず、「デカイ音」と「高い音」は異なると思ってください。
声の発信とはどのような定義があるかといえば「強調」を操ることができる事に価値があります。なので、音を一定にすると伝えたいメッセージがわかりづらくなるので、強調したい言葉に波形を寄せる、というのがキーワードです。

また、声の使い方にもそれぞれ役割を持たせることで、「音」もコミュニケーションの一つになるので、自身のコミュニケーション技術の一環にしてみてください。

言葉を酌み交わすときは、最後のセンテンスの最後の「語尾」が重要です。例えば、「はい」という返事一つとっても「はい～」なのか「はい！」なのかによって、受ける印象は異なると考えます。語尾を制すものは言葉の印象を制します。

コミュニケーションとは、目的ではなくツールです。その為、
伝える　と　伝わる　は異なり、伝わる　と　動かすは異なります。
どのような情報をどのように伝えていきたいのか。この次元に応じて、会話において求められることは大きく異なります。

基本的な会話の技術は「PREP法」という「結論」と「根拠＋事例」を話「結論」に戻る、という話し方がオススメです。特に、会話は、相互のやり取りとなる為、話しながら、結論が泳いでしまうことがあります。なので、結論が泳がない為にも、結論で始まり、結論で終わる。という会話が望ましいです。

最後に、社会で生きる事、とは「集団」で営みを行うことであり、集団社会において、最も適正な活動とは、会話に手を抜かない事だと考えます。日々の、営業活動、就職活動にお役立て頂けたらと思います。