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カードリーディングは紙芝居

カードリーディングは紙芝居をしている。
そう思うとストーリーにしていくことは簡単です。

1.カードリーディングは紙芝居

カードリーディングはタロットカード、ルノルマンカード、オラクルカード、(最近ではオラクルタロットカードもあります)それぞれに特徴があるように感じますが、

全てにおいて何枚か出した内のカードの絵柄を結びつけたり、お客様から話された近況を繋げていくことで、紙芝居のようにストーリーが展開していくことが特徴です。


タロットリーディングを主に占いし、霊視や霊感を後に持っていく私の手法では、時間やきっかけづくりが必要なように感じるかもしれませんが、

実はカードたちは裏付けを求めるために必要なものであり、いつでも新しいページをめくれるようにするためのアイテムに過ぎません。


占いで大事なことはお客様が求めているものを
お客様に渡すことです。


霊感と霊視の場合、映像の音声に字幕が付いていたり筆記したメモや送られてきたお客様からのメッセージにもテロップで別の文章が書かれていたりします。また、心で読み上げながら自分の声とは全く違う声が聞こえたりもします。

霊感と霊視は視えすぎて不必要な情報も拾ってしまうこともあります。

私は敢えて、視えたものはお客様に伝えるルールを課しているため、霊感と霊視を使用した占術の場合は相談以外のものも伝えなければなりません。

守護霊メッセージを強く使う占いの場合、
守護霊メッセージとはオラクルカードで解説書に書いてあるようなアファメーションするためのメッセージのように、具体的な行動ではなく考えさせられるメッセージになります。

命術占いは、占星術を例で上げるのであれば、
地球上の人を星とした星のバランスを視ているものです。タロットカードで出てくるバックボーンの1つであると考えられます。星に引きつけられる引力のようなものというのが解りやすいかもしれません。


ところでタロットカードのリーディングは、私は必要なものだけを拾い上げてくれると思っています。また、命術占いで出た結果の誤差を修正したものを提出してくれます。

今日、占星術の解説書をつくって20年分の星読みを書いたとて、星の公転自転の軸の角度が変わっていくと思っていますから20年内には誤差が生じていくでしょう。でも誤差がない人も出てきます。それは20年内の住む環境の変化や人の価値観の変化が命術占いには含まれていないものであると感じるからです。

だからといって命術占いが誤差があるとは思っていません。暦としての意味で開かれる命術占いは基本的に誤差がありません。

住む環境の変化や人の価値観が変わらない人もいます。命術占いはその人たちにはあらゆる意味で合致する占いと言えるでしょう。


占いは100%ではない。

それは命術占いもカード占いも同じです。

だからこそ占者は何個かの占術を使って鑑定していくのです。


2.紙芝居は開かれた

占いでタロットカードをスプレッドに並べました。

さて、紙芝居は開かれました。

そうなるとどうでしょうか。
今後、私は占いしたお客様の今回の占い時の心境からバックボーンの動き。相手の気持ちや相手の潜在意識。占いに出てきた動画の数本を持っている状態です。

お客様が必要ではなくても紙芝居の続きを開いたり、鑑定の間のどのような動きがあったか?を視ていくことができます。

必要ではない時の紙芝居の続きは、数日後のアフターメッセージなどに利用します。

鑑定の間の動きは、お客様にどう説明したら未来のアドバイスが伝わるか?に利用します。

紙芝居といっても(映像の霊視も含み)占い中には様々なものを見ているため、この映像の始まりを1枚の紙芝居シートとカウントしているだけです。

紙芝居シートから視えてきた時はお客様のお話をもう一度聞いて、紙芝居シートの様子を考察する必要があります。

考察のときは霊視で映像を早送りや巻き戻しをして守護霊を使って自意識(主観)が出ないように使います。

さて、私の占いは良いとして、皆様にも映像では無いにしても紙芝居シートはタロットリーディングで出すことが出来るのです。

自分が物語を読むつもりになっていたら、不思議と自意識(主観)は使わないと思います。

タロットカードやオラクルカードのようなカードは直ぐに手にすることができるため、占いを始めやすいです。
その代わり、何度かリーディングをしていくと出来なくなる当たらなくなるのがカードリーディングです。


その分岐点に何が起こっているのか?というのはあなたの中の解釈の違いです。

カードリーディングのみでタロットカードを開く時、霊視と霊感のように文字にテロップが付いたりすることはありません。

ただ紙芝居シートでは絵だけのものだったり、文字は書いてあるものの一部がひらがなであったりするかもしれません。

この今言ったおこっているも、ただひらがなだけで書いてあるときあなたには「怒っている」と読めるかも知れません。

こう書くと自分の何が悪いのか?は分かるのではないでしょうか?

カードリーダーの中にはこのひらがなで書いてあるところを自意識(主観)で補足する方がいますが、それは間違いです。そうした補足は今後も占いが外れていく原因になります。


何を使って解釈の違いを埋めればいいのか?
それは自分の価値観を見つめ直すことと、お客様と話をきっちりすることです。

後者はお客様との会話の理解ができないところがあった事が原因です。もう一度お客様との会話を思い出し紙芝居シートと結びつけることを考えてください。もしくはお客様に確認してください。

「あなたはその時どう思いましたか?」
「過去にあったイベントであなたはどうしましたか?また行動の理由を教えてください」

元々、あなたの中には自意識(主観)がありお客様のお話を聞いていた場合、その理解が間違えていることがあります。お客様の気持ちの理解を深めることであなたの自意識(主観)は減っていき、お客様の自意識(主観)に沿っていきます。

ただし、このお客様との会話も霊感や守護霊を使って理解していくことで、こういった違いは無くなっていきます。霊感や守護霊を使っていく為にはなるべく直感でリーディングをしていく、直感でお客様の話を聞くことが必要と言えます。直感でお客様の話を聞くための近道とは自分の意識を手放した状態で聞くことです。


前者の自分の価値観を見つめ直すこと時間をつくって何回かしていくことが大切です。一度つくりあげても何度も何度も続ける必要があります。

自分にとって健康的な女性像とはなにか?
女性像の髪型は長いのか?
どれくらいの身長でどれくらいの体重か?
どんな服装が好みだと思うか?
表情は?顔の血色は?


健康とはなにか?
熱がない状態か?
よく睡眠時間が取れているのか?
風邪を引いていないときか?


恋愛をしている状態とはなにか?
好きは話していてドキドキしたら好きか?
2人になりたい、相手を知りたいというのは好きか?
相手を幸せにしたいのはなにか?


稼げている金額とは何万円からか?
日本の平均月給を聞いて多いと感じるか?
今の給料は満足しているか?
稼いでいる人はどんな暮らしをしているか?

自分の価値観を見つめ直すには、
お分かりの通り、上のように
1つの質問について深く知るための質問を繰り返し自分の考えを深めていき、
これで揺るがないと思える価値観を見出すことです。

なぜ何度も続けるかというと自分の価値観は変わっていくからです。
もちろん、霊感や霊視が培われていくと自分の価値観を見つめ直す必要性は薄れていきますが、お客様に鑑定結果をお伝えしたりお客様と人として向き合いお話しする時には必要です。

前者と後者は両方できているといいのですが、どちらかでも構いません。でも後者の方がカードリーディングが当たるようになっていきます。


本来ならばこの過程を、占いをする前…つまり初めて占いをしようとした時に行っておくのが必要です。

この過程は1年ほどかかると言われています。


3.紙芝居を読む

感情に訴えかけたり、物事を説明する。

紙芝居には必要なことです。

これはカードリーディングにおいても同じことです。

多くの占者はどうなるか?○○だ!という鑑定が多く、お客様が鑑定後に独自に解釈した時に鑑定と違いがあったりお客様が分からなくなり行動できないことがあります。

これでは、お客様に占いを利用していただくのには及びません。

そのため、お客様のお話しして下さった内容については一言ずつ添えるのをオススメします。

次からはお客様に鑑定結果をお伝えする時に意識するポイントです。

職場恋愛で、職場が忙しいときに彼と出会った。
片思いだから彼の気持ちと彼とどうなるのか?知りたい。

近況や相談内容から分かること
・職場がいそがしい
・片思い
・進展、このまま、進展は望めない
・彼の気持ち

彼の気持ちは……。
今後のふたりは……。

だけではなく、少なくとも分かること全てにお伝えしましょう。

・職場の忙しさはどうなるか?
・片思いは続くのか?
・彼の今の気持ちはなにか?
・進展、このまま、進展は望めない

では次に予想されるお客様からの次の質問と言葉になってない本来相談したいことを予想し、補足をお伝えします。

・職場の忙しさはどうなるか?
・片思いは続くのか?
・彼の今の気持ちはなにか?
・彼の今後の気持ち
・進展、このまま、進展は望めない(近未来)
・将来の2人はどうなるか?
・彼の気持ちの中で好きとはどんな気持ちか?友だちor恋
・職場でのお二人の様子(2人それぞれの忙しさ)
・お二人の健康
・今後、どんな進展を望めるか?
・急がずに進めたらいいのか?急いだ方がいいのか?
・どうすれば彼に魅力的に思ってもらえるか?


今回はいくつか予想して質問を増やしていきましたが、無料の占いでの質問や占いをしていてお客様からよく質問されることには、お客様が聞いてくるより先にお答えするのがいいと思います。

占いはお客様の必要な分しか行ってはならない

というルールはあります。ですが、人としてあなたが予想できるなら、お客様も感じていることだとして質問を拾っていきます。

霊感や霊視を使うとこれにどんな質問をお客様が重視しているか?で質問を増やしていくことが出来るようになり、答え方に寄っては片思い~交際後の注意点まで1度の鑑定でお伝えすることができます。


そうです。
予想していくには想像力が必要。その想像力こそカードリーディングを深めていく方法です。

そしてカードリーディング中、初めてここで自意識(主観)を復活させます。

想像力により質問を補足していく。

逆に言えば、他の部分に自意識(主観)は必要ないと言えます。


1度のカード展開から紙芝居シートは1枚製造されます。

そこからあなたはどんなことを読み取れるか?

実は膨大な数の質問に答えることも出来ます。ただ二者択一スプレッドではだいたい間の質問までは補足できるものの、違う要素の質問には答えられないようです。


違う要素の質問例
1度のスプレッドとは、(質問:職場恋愛で、職場が忙しいときに彼と出会った。片思いだから彼の気持ちと彼とどうなるのか?知りたい。)に対して、出したスプレッドのことです。

・彼はこの仕事を続けていくか
→辞めるか?どうか?は1度のスプレッドではムリです。

・彼には他に好きな人はいるのか?
→1度のスプレッドから出ている。その代わりその好きな人はどんな人かは出てこない。

・彼のバックボーンが詳しく知りたい
→彼の態度の理由づけのバックボーンが出てくるだけなので、家族、仕事、メンタル、異性関係など全てを知りたい場合は出ていない。


新しい質問で以下のようにあった場合も新しくカードを展開してください。

・彼には連絡を取っている元カノがいると聞いたがどんな人か、また、交際後にこちらからお願いしたら元カノと連絡を取らないようになってくれるか?
→他に気になる異性がいると1度のスプレッドで出ない場合は元カノに恋愛感情はないという意味。あくまでも私のスプレッドでの話であり、他のある占い師さんは新しくカード展開していました。


カードリーディングを深めることにより多くの紙芝居ができていきます。

それはあなたとお客様を繋ぐ道になります。

ただ紙芝居を物語として読んでいくためには10枚以上のカードリーディングが必要と思います。

また霊感・霊視を高めるためにも10枚以上のカードリーディングが必要です。(時間短縮して鑑定しようとしていくと直感に頼っていくしかないため。)

最近ではワンオラクル(1枚引き)、スリーオラクル(3枚引き)でお答えする電話占い師もいらっしゃるようです。霊感や霊視のきっかけに使っている方以外でカードリーディングで占いをするには少し少ないと思います。電話占いでだけは枚数の少ない鑑定をしているのなら個人鑑定や一部の鑑定では何枚かを使うカードリーディングをして慣れていくことが必要だと思います。


知ろうとすれば答えが出てくるのがカードです。


また、この話も私の見聞きしたり経験したことで、一部にしかすぎません。懐疑的な目線で自分の理解をつくることも、自分の価値観を見つめ直すことになります。


このようにカードは自己分析ツールであり自己啓発ツールです。

カードがあなたの物語を語り、あなたに幸せをもたらしてくれますように。

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