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酒徒の履歴書⑬ - 白酒万歳!広州からマカオ・東南アジアへ!

2007年。約2年間の留学・研修生活が終わり、広州では新米駐在員としての生活が始まりました。幸いなことに、食への興味が仕事を助けてくれ、また、仕事が食の深掘りを後押ししてくれました。また、広州時代はマカオや東南アジアにも食の興味が広がっていった時期でした。

怒涛篇2(三十代前半)

留学の北京、研修の上海とは違って、駐在員として過ごした広州では、仕事もそれなりに忙しかった。僕の仕事は自社サービスを中国人顧客に売り込むことで、広東人スタッフと中国各地を飛び回ることになった。

HSKで高級を取ったって、仕事で話す中国語はまた別物だ。専門用語や独特の言い回しを覚えなければいけないし、地域ごとに異なる激しい訛りにも慣れねばならない。最初は随分緊張したが、新米駐在員の僕を救ってくれたのは「食への興味」だった。

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