おうちで中華 - 醋溜白菜(白菜の黒酢炒め)
冬真っ盛り。白菜が一番美味しい季節だ。今日は中国北方の家庭料理で、我が家でも定番中の定番である醋溜白菜(白菜の黒酢炒め)をご紹介しよう。
この料理、我が家では「白菜キラー」の異名を持っている。白菜の料理なのに白菜キラーとはおかしな名前ではあるが、要は大量の白菜を簡単に消費できるということだ。半玉は余裕である。
醋溜白菜
cùliū báicài
作り方をひと言で言うなら、白菜を黒酢で炒めるだけ。それなのに、何でこんなに旨いのだろう。炒めることで甘く柔らかくなった白菜に、コクのある黒酢の酸味がまろやかにからみ、飲むかの如く白菜を食べられるのだ。地味な見た目だからと、バカにしてはいけない。
これほど白菜が堂々と主役を張る料理は、他にはあるまい。肉も魚も一切入らないのに、「これでいいのだ。これ以上何も必要ない」という確信と満足感を与えてくれるのがすごい。
我が家では、冬の間に何度も何度も作る料理だ。皆さんも、白菜が旬のうちにお試しください。本当に簡単で、美味しいですよ!
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