おうちで中華 - 老虎菜(青唐辛子とパクチーときゅうりのサラダ)
今日は、サラダ感覚で食べられる爽やかな冷菜をご紹介しよう。中国北方料理の老虎菜(青唐辛子とパクチーときゅうりのサラダ)だ。
中国人は基本的に野菜を生食しないので、この料理が生まれたのもそれほど昔ではないと思うのだが、今や中国北方ではすっかりお馴染みの前菜になっている。
北京老虎菜
Běijīng lǎohǔ cài
材料の組み合わせは色々あるが、必ず入るのが「尖椒」。料理名では分かりやすさを優先して「青唐辛子」と書いたけれど、巨大な獅子唐のような見た目をした中国の固有種だ。全てが辛いわけではなく、時たま猛烈に辛い個体が含まれているのが特徴だ。
で、尖椒の猛烈な辛さを虎に例えたのが「老虎菜」の由来なので(中国語では若い虎も老いた虎も全て「老虎」という)、「尖椒」は必須というわけだ。でもまあ、日本では入手困難なので、代用するしかない。
老虎の威厳を維持するなら、青唐辛子か獅子唐を使って辛さを保ちたいところだが、子供向けに作るなら、甘長唐辛子やピーマンでも全然ありだ。
その他の材料は、きゅうりと香菜。店や地域によっては、更に色々加えることもあるが、今回は北京で最もよく見かけるシンプル版をご紹介する。
3つの食材のシャキシャキとした食感と個性のある香りが混じり合ったところに、尖椒(青唐辛子)の辛さがビリリ。食欲が減退しがちな季節でも思わず箸が伸びる開胃菜(アペタイザー)となっている。
ドレッシングのいらない中華サラダ、是非一度お試し頂きたい。
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