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セカンドペンギンの役割

ファーストペンギンという言葉がある。

「ファーストペンギン」とは、集団で行動するペンギンの群れの中から、天敵がいるかもしれない海へ、魚を求めて最初に飛びこむ1羽のペンギンのこと。転じて、その“勇敢なペンギン”のように、リスクを恐れず初めてのことに挑戦するベンチャー精神の持ち主を、米国では敬意を込めて「ファーストペンギン」と呼びます。
出典:https://jinjibu.jp/keyword/detl/773/

ファーストペンギンという言葉は知っていたのだけれど、先日読んだ世界観のつくり方で初めて、「セカンドペンギン」という言葉に出会った。

ファーストペンギンは、セカンドペンギン(フォロワー)がいて初めてファーストペンギンになれる。フォロワーがいないファーストペンギンはただのアローンペンギンで、このアローンペンギンが意外と多いんじゃないか。
もっとセカンドペンギンの重要性が認識されるべき。アローンなペンギンのことをちゃんと理解できる人材が必要とされているよね、といった主旨のことが書かれていた、確か・・・。

夢組と叶え組のこと

この話を読んで、自分が暮らす地域のことや、サクちゃんが話している「夢組」と「叶え組」のことが思い浮かんだ。

この場合、おそらくファーストペンギンが「夢組」(やりたいことがある人)で、セカンドペンギンが「叶え組」(やりたいことが特にない人)なんじゃないだろうか。夢組は叶え組がいないと夢を着実に実現していくことが難しいし、叶え組も夢組がいてくれないと持ち前のサポーター力を発揮できない。

私と夫はどちらかというと叶え組だけど、夢組的な仕事の仕方をしているように思う。今の地域に暮らせて幸せだなあと思うのは、ファーストペンギンにもセカンドペンギンにもなれる土壌があること。言いかえると、アローンペンギンになる状況が限りなく少ないとも言える。

それくらい誰かを応援しよう、この人が言うなら!っていう気持ちを感じることが多いし、あっちの分野ではファーストペンギンになるけど、こっちの分野ではセカンドペンギン(フォロワー)になろうという風に、支え合うことができる関係性がある。

誰かがやっていることが本当に大切で、必要で、応援したいと思ったなら、迷いなく応援できるセカンドペンギンでありたいと思う今日このごろです。



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