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習慣を続けられるのは、自分のアイデンティティーの一部になったときだけ

習慣に関する本は、これまでもたくさん出版されている。

習慣を続けるためのノウハウがあれこれ書かれているけど、結局、モチベーションの問題なんだよなあと感じることも多かったので、ここ最近はそういった本には手を出していなかった。

でも、信頼する人がtwitterでおすすめしていたのがきっかけで読んだこの本は、おもしろかった。

印象に残ったことと感想

■同じ習慣を苦労なく、ずっと続けられるすごい人はいない。とりわけこの2つができることが大きい↓

・自制心を使わない環境を用意できている
・退屈になった時に自分の性格など特徴を考慮し、楽しく続けられるよう工夫できる方法を知っている

■モチベーションではなくて、習慣を続けられる環境が大事。

■新しい習慣を始める時には、いつもやっている、具体的な行動と組み合わせる。そして、「いつやるか」をはっきりさせる。

■達成したいもの(こと)ではなく、なりたい人(アイデンティティー)に意識を向ける。そのアイデンティティーに沿った行動を繰り返す(習慣)ことで、目指すアイデンティティーに近づいていく。

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例えば、このようになりたいアイデンティティーを意識化する。

目標は本を読むことではなく、読者家になること
目標はマラソンに出ることではなく、ランナーになること
目標は楽器の演奏を習うことではなく、音楽家になること

本当の行動変化は、アイデンティティーの変化である。やる気があれば習慣を始められるかもしれないが、その習慣を続けられるのは、自分のアイデンティティーの一部になったときだけである。

例えば私の場合だと、自分の意見を自分の言葉でちゃんと伝えられるようになりたい。片付けがうまくなりたいという想いがある。

ちゃんと自分の言葉を持っている人は、本を読んだり、深く考えたり、人の話をじっくり聞ける人だろうなあ。片付けがうまい人は、物を適度に持っていて、定位置を決めているんだろうなあ。

なりたいアイデンティティーを想像して、近づけるような習慣(行動)を試みるやり方は自分にフィットしそうだ。

本を読んだことによる生活の変化

■手帳による日々の管理が復活
やりたいこと、やるべきことがぐちゃぐちゃになっていた。やりたいことの内訳を見てみても、時間がかかるもの、かからないものなど時間軸・難易度がさらにぐちゃぐちゃ。

そういった頭の中を整理するために手帳を購入したはずなのに、使いこなせていなかったので、手帳の使い方を模索しているがいい感じ。出来事を黒、やるべきことを赤、考えたことを青で整理中。

■できるだけすぐにやる
・見たいテレビの録画予約→見たい!と思ったらすぐに予約
・新聞を毎日読む→起きてすぐか、子どもたちが保育園に行き、PCを開く前

■足りなくなるまで買わない
→買い物に行って、お買い得の商品を買ってしまい、食材を活かしきれずに無駄にしてしまうことがある。家にある食材でやりくりし、足りなくなったら買いに行くことで、無駄遣いや食品廃棄を抑えることができている。

■SNSを見すぎない
→情報がたくさん入りすぎて、心や頭の中がとっ散らかり、物事を深く考えたいのに思考が深まらないことがとてもストレスだった。読後、SNSを見る頻度はめっちゃ減って、1日20分以下になった。

そして今も、なりたいアイデンティティーを想像し、今の習慣にどんなを習慣を組み合わせて始めようかと考え続けている。そのこと自体が進歩だなあと感じている。

より詳しい内容は、こちらにまとめられています~。


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