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ADHDに関する講演会に参加して考えたこと

先日、発達障害の1つであるADHD(注意欠陥多動症)に関する勉強会に参加してきました。

講師は、ADHDの当事者であり、発達支援の相談員としても活動されているあーささんです。

当日の内容は、練習中のグラレコでまとめてみました。

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個人的に印象に残ったことが、大きく2つありました。

①発達の偏りに当事者がストレスを感じ、苦しんでいる
②お願いごとは具体的にする(相手)、相談する・助けを求める(当事者)など、お互いの腹を割ったコミュニケーションがとても大切

「みんな違う」をちゃんと理解することって難しい

実は、話を聴き終えた後、???と感じたことがありました。一緒に参加していた友人とも話していたのですが、ADHDの人とADHDと診断されていない人はどう違うのか?ということが、よくわからなくなってしまったのです。

例えば、ADHDの一面として、やらなくちゃいけないと分かっているのに、どうしてもやる気が出ないという側面があります。

一方、私にも、明日の試験に向けて勉強している時に限って、掃除をやりたくなったり、気分転換のつもりで読み始めた漫画を途中でやめられなくなったりすることはありました。

でもそこで、安易に一緒じゃん!と理解してはいけなくて。「やらなくちゃいけない、けどやる気が出ない」という程度が激しいのだと想像しました。

あーささんは、高校時代、勉強しなくちゃいけないのに、漫画を全巻読み通してしまうことが度々あったそうです。(私はなんとか、多くても1、2巻で勉強を再開できてた気がする・・・^^;)

得意なことや不得意なことはきっと誰にもあると思います。けれど、その中には、得意・不得意の偏りが激しくて、ストレスを抱え、生活に支障が出ている人もいる。

お互いの凸凹によって対立するのではなく、「みんな違う人間だ」という前提で、腹を割ったコミュニケーションを取りながら、お互いを活かしあえる環境をつくっていけるといいなあと思いました。

本も読んでみたいと思います!


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