さつまいもの芽から根。
芋から生えてきた芽を切り取って花瓶にさしておいたら根が出て葉も大きくなってきた。
茎は赤紫色で葉の緑とのコントラストが美しい。意外に鑑賞向きな植物ではないかと思う。
水だけでどこまで大きくなるかわからないが、とりあえず毎日せっせと水を交換している。
芋本体は相変わらず焼き芋作りにはまっていて、水分量を調節したりクッキングシートを敷かないで焼いてみたり試行錯誤している。最初は1時間も焼いているのかと思ったが、基本ほったらかしで30分に一回ひっくり返すだけなのであまり手間に感じなくなった。
焼き立てが食べられるのは作った人の特権である。
熱い焼き芋をはひほひ言いながら食べるのは至福だ。子供の頃の焼き芋を食べるときの幸せな空気が蘇ってくる。いまこうして子どもたちと焼き立ての焼き芋をかじりながら芋に夢中になる顔を眺めていてああこれが幸せなんだろうなと思う。
子どもたちが大人になって焼き芋を食べたときに幼少期の思い出が蘇ってくれたらぼくはうれしい。
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