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映像編集用デスクをプチDIYでカスタムした

普段使用しているデスクには不満がある。
そこでデスクそのものをDIYしようかと画策してみたが、天板が高価なので今回は見送った。具体的にはタモの集成材を使っても4,5万するのである。ゴム材ならもう少し安くできるが材質が柔らかくなるのは避けたい。すると最低でもタモは譲れないところである。そんなわけでデスク全体を自作すると7,8万円はかかることがわかったのでやめたのである。
 
ならば現状のデスクを活かしながらカスタムしよう。というわけでプチDIYをすることにしたのである。映像編集用デスクにはモニター部分が少し高くなった二段デスクがよく用いられる。モニターアームを使うにしてもモニター下部に段があるとなにかと便利なのでそうなっている。今回はそのモニター台を作ることにした。
 
都合のいいことに厚さ30mm、奥行き260mmのアカシア集成材があったのでこれをほぼそのまま使用することにする。幅が長すぎたので950mmでカットした。鉛筆で線を引いて普通のノコギリで切ったが、けっこう上手に切れたと思う。完全な平行を出すわけではないので見た目上まっすぐに見えれば問題ない。
 
足の形状に悩んだが、今回は30mmの丸棒を使うことにした。本当はもっと太い足にしたかったが、近所のホームズには売っていなかった。足の長さは110mmでこれは平行が出ている必要があるのでお店でカットしてもらった。
 
なぜ110mmなのかといえば、モニター台の下にMac Studioを入れたいからである。Mac Studioの高さは95mmとのことなのでいい感じに収まるはずである。Mac Studioの排気は下から吸って後ろから出すので多分上はそんなに空いてなくても大丈夫と踏んでいる。
 

アカシア集成材


アカシア集成材は色が明るいのでデスクの色に合わせて塗装した。塗料は一般的な刷毛で塗る塗料ではなく、布で擦り付けるようにして塗る塗料を使用した。この塗料のいいところは乾燥時間が短いことである。気温20度なら30分で乾くと書いてある。冬場でも晴れていれば二時間ほどで乾燥する。一度では薄いので二度塗りした。

刷毛いらずで使いやすい塗料です


いらない布につけて擦り付けるように塗ります。ゴム手必須。塗り一回目の状態。


 
足と棚板はボンドで接着した。重石を乗せて二十四時間静置すればかなり強力に接着できる。基本的にほとんど動かすことがなく、上からしか荷重がかからないのでネジ止めしなくても問題ないと思う。
 

30ミリの丸棒。材の種類は不明


こちらも塗装します。材質によって塗料の乗りが違う。

足の数は悩んだ。六本にすれば間違いないが、そうするとモニター台下へのアクセスが悪くなる。そこでとりあえず五本でやってみることにした。四隅と中央後ろに一本である。板厚があるのでおそらく大丈夫であろう。
 

足はこの配置に決定


というわけで完成である。今はiMacが乗っかっているのでモニター位置が高すぎるが、近い将来には普通のモニターに代わるので高すぎることはないと思う。iMac 27インチを乗せているが足も大丈夫そうだ。普通のモニターはこれよりずっと軽いからまったく問題ないだろう。できあがってみるとなかなかよい雰囲気である。塗料の色合いも悪くない。今回は棚板も塗料も家に残っているものを使ったので新しく買ったものは丸棒1本だけである。安上がりにいいものがでけた。

完成。iMacだと高すぎて首が疲れる


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