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会えるしあわせ


ここ数年ほとんど変わることもなかったし
なんの感情も動かなかった周りの環境が
ちょうど大きく変わっている最中で、
会いたいとか会いたくないとか無関係に
いま会うのが当たり前の範囲にいるひとと
まもなく全員さよならというか
とにかく離れることになる予定だ。

そうすると約束したり行動すれば会えるのだけど
まず無条件にとか偶然では会わなくる。


すでにあたりまえからはなれたひともいるけれど
全員とという時期がやってくるまでは
頻度は少ないが会う機会はあるかもしれない。

けどそのあとはどうだろう。厳しい気がする。




そうなった時にやっぱりほとんどのひとは
そんなにさみしいとか会いたいとか思わなくて
一部にはどこかほっとしているようなところもある。



だけどほんの少しだけ数えるくらいに
さみしいなと思うひともいるにはいて
またこれからも会えたらいいなと思うけれど
ずっとそばにいれたらいいなと思うけれど
物理的に距離があくので会えないかもなと思う。


場所がなくなったら
なんと呼ぶべきか微妙な関係で
また会うとは言えない。


学校とか職場とか習い事でもなんでも
当たり前に会う中での居心地の良さって
とてもしあわせなことなのだと思う。


子どもの頃から今にいたるまで
何もせずに会える環境から
どちらかがだったり両方が離れることで
あたりまえじゃなくなることが何度もあったし
何人も通りすぎていったけど
会い続けているひとなんてほんの少し。

そのほんの少しのひとは
会おうって自然に言えるし言ってもらえてきた。

ただ、そのひとたちは場所がなくても
その時から呼び名のあったひとたちだと思う。

だから少し違う。




今度はどうだろう。




少し怖い。


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