手放す

時間があいてしまったけれど
何か大変なことがあって書けなかったわけでもなく
書くことが何もなかったわけでもなく
単純に今の自分の状態だと
習慣でやれること以外のことばかりの日常と
時間をとって書くことが両立できないというだけ。

ひとつひとつやってみるけど
すぐに疲れて休んでしまう。

時間があるようでなかった。

期限があるので目の前のことに絞っていた。


仕事に行かなくなって街を離れる準備をして
いろんなものを片付けたり手放したりした。


これまでの数年間当たり前だった
仕事も家も人間関係も、全てが離れてく。


いつもあたりまえだったものもサービスも
新しい生活では必要なかったり使えなかったりして
何もかもがなくなっていくような気がして
これまでの自分もなくなっていくような気がして
ふと不安が押し寄せてきたりする。


それぐらいあたりまえの
変わらなかった日常が
この数ヵ月で変わってく。



また新しく始まるし続くものもあるはず。


そう自分に言い聞かせる。