そっと微笑む雪だるまちゃんのお話し
こんばんは、ちいさなかべかざりです。
クリスマスイブの夜、みなさんはいかがお過ごしでしょうか？
“ちいさなかべかざりとしてのクリスマス、今年は何をしようかなあ”と12月に入ってからものんびりぼんやり考えていましたが、やっぱり...
“額縁に収める刺繍パネルを仕立てよう！”とずいぶんと遅れたスタートを切りました。
額縁とは？と感じた方もいらっしゃるかもしれません。
そんな方はこちらの記事もご覧くださいね。
図案を描き終えた時点で既に12月半ば過ぎ。
全てのモチーフを描き終えてから気付いてしまったのです。
“1モチーフずつSNSに載せるには日数が足りない！”と。
というわけで、制作過程を撮る余裕もなくクリスマスモチーフの刺繍パネルが仕上がりました〜！
販売用とはまた違った作品、売れる・売れないは関係なくすきなものをすきなだけ刺繍できる時間はとっても充実していました。
可愛らしく刺せたかな？
9モチーフある中でいちばん初めに刺繍を進めたのが中段の雪だるまちゃん。
つぶらな瞳でほっぺを赤くしてにこにこ笑っています。
雪だるまちゃんを初めに刺したおかげで、このパネルのお仕立て中はずっとこの子に見守られている気分でした。
サンタさんのこだわりは三角のお鼻。
全体のフォルムがまんまるころんとしているので、このお鼻がアクセント。
トナカイさんは真っ赤なお鼻に負けてしまわないように、ツノを芯入りのサテンステッチで仕立てたところがお気に入り！
ちっちゃいけれど、クリスマスツリーも刺繍しています。
ちいさなかべかざりらしく“くすみカラーで統一したいなあ”と思っていたので、ラメ糸でシンプルにひと筆描きにしました。
それからそれから、大人になってもクリスマスはやっぱりわくわくしてしまうので『joy』の文字。
文字の部分はトナカイさんのツノと同じように、芯入りのサテンステッチで仕立てています。
クリスマスツリーに飾るオーナメントは3つとも異なる柄で仕立てたけれど、模様の部分をラメ糸で統一しているので全体のまとまりを出せたかな？と思います。
写真3枚目のぐるぐる模様は『ケーブルステッチ』という刺繍の技法のひとつです。
普段の作品には取り入れたことがないことと、ラメ糸なので大苦戦。
そして最後に選んだモチーフは、きらきらのベル！
ラメ糸、これまで刺してきたモチーフのアウトラインステッチも難しいけれど、ロング&ショートステッチも難しかった...！
でも、手がかかる分仕上がりが綺麗ですね。
雪だるまちゃんを仕立てたあとは、8モチーフ分の仕上がりをずっと見守っていてもらいました。
時々目が合う度ににっこり微笑んでくれる、やさしい子。
今回の作品では刺繍枠は18cmを使用しています。
試作段階で送っていただいたものも含めて我が家には4つの額縁があるので、せっかくだからと全ての額縁に収めてみました！
これまで載せたホワイトの他に、イエロー、ブルーグリーン、ネイビー。
イエローとブルーグリーンは作品の可愛らしさをより一層引き立ててくれるし、ネイビーは白い生地との対比が際立って全体が引き締まるかな？と感じました。
どの色もぴったりで、色選びは難しくって奥が深くって、たのしい〜！
nine-Dさんとのコラボ商品、『刺繍枠を飾って愉しむ額縁』は現在minne&BASEにて販売中。
明日、12月25日23:59まではBASEにて配布中の15%OFFクーポンをご使用いただけます！
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さて、2021年もちいさなかべかざりの刺繍や日々の暮らしについてのお話しにお付き合いいただきありがとうございました。
本来ならば来週の金曜日も更新予定...なのですが、大晦日なので更新はお休みします。
それでは皆さん、メリークリスマス！そして良いお年を。
ちいさなかべかざり / 北林まみ
“活動を応援したい”と思ってくださった温かい心の持ち主さんのために、今後の活動と作品を通して恩返しができるよう日々手を動かしつづけています。よろしくお願いします◎