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「どん底」がないと「幸せ」は実感出来ない

生まれてから死ぬまでの生きている間

みんなそれぞれ違っていて

全然平等じゃなくて

不公平のオンパレードで

だから面白い!ってやっと思えた今の私は、超~幸せです!


生まれた家はお金持ちじゃなくて

親に叩かれ蹴られは当たり前(今なら虐待?)

顔も美人には程遠く

勉強にも興味が湧かず

スポーツも一番にはなれず

何をしても、ふつう

唯一、ありがたかったのは

大きな病気やケガもせず身体が丈夫で元気が余ってた!ってことだけ

(でもその時はバカだったので「ふつうの良さ」に気づいてない)

ソバカスがいっぱいあってどうにかして消したくて

顔を洗いすぎたり、カッターで削ったり・・・おかげで肌ガサガサ

花粉症って名前がまだ無かったから、高校入試の期間は白い目で見られて

風邪薬をはじめ、薬という薬にアレルギー反応が出て湿疹がしょっちゅう

いじめられることも多かったが

見て見ぬふりもした・・・最低だ・・・

不平不満はキリがなくて

性格までねじ曲がってた!

今思い出すと、絶対友達になりたくないタイプ

それでも世の中には物好きがいて

結婚して子供も出来て一般的な幸せは掴んだ!

って思った!

だが、ちゃんとバチは当たるようで・・・24年後

旦那から「結婚したい人がいるから離婚してくれ!」と言われ

私も冷めていたのでダメージは無かったものの

ちょっとだけショックで

離婚しようと思った矢先にその旦那が病気になり社会復帰が不可能に

相手の女性に電話をして「近くの病院に転院させましょうか?」

っと伝えると「困ります!困ります!」

その瞬間、元旦那は彼女に捨てられた!

一瞬、世間体を考えた?「添い遂げよう!」「尽くそう!」としたものの

私の知らなない旦那名義の督促状がわんさか届いて

45歳の時、もうムリって離婚届けを出す!

でも、元旦那の面倒を見てくれる家族や親せきは誰も居なくて

結局私が1年10か月、病院や施設に通い世話をするしかなく

ちょうど同じころ自分の足に痛みが・・・

段々激痛になり仕事にも支障が出始め

このままではお客様に迷惑がかかると思い、自主退職

鏡で自分を見ると痛い足に老けた顔・・・酷い姿

足が痛い!仕事がない!お金も無い!旦那いない!友達にも言えない!親は頼れない!子供には迷惑をかけたくない!


どうしたものか?


消えてしまいたい・・・


そんな時、ネットで見つけた無料相談の番号に電話をかけた

女性の弁護士さんだった!

何をしゃべったか?ハッキリとは覚えていない

ただ・・・ちょっと楽になった

いやいや・・・めっちゃ楽になった

今、思い出すとあの時の電話の彼女に・・・救われた

名前も声も忘れてしまったけど・・・ごめんなさい

誰だかわからないけど・・・ありがとうございました

少し気持ちにゆとりが出来た気がした・・・


同じ頃、若くしてガンで亡くなった友人を思い出した

「私にはまだ命がある!」って気づかせてもらえた

痛くてもこの足はまだ動く

両手の手湿疹は我慢できなくはない

顔のパーツのバランスの悪さに少々不満はあるものの・・・

機能的には、視力は衰えていてもまだ見えているこの目と

1年の半分近くはスタスタと鼻水が出るこの鼻と

「美味しい」と素直に言えるが、たまに毒も吐くこの口と

嬉しいことも嫌なことも全部聞こえてしまうこの耳と

こんな文章だけど…この脳みそは、まだしっかり働いてくれている!

なんて贅沢な悩みだったんだろう!

「気づくのおっせーよ!」って突っ込んくれる友達は

いなくなってしまったが・・・

でも

「どうせイヤでも、いつか死ぬんだ!」そう思えたら・・・元気が出てきた

「死んだ気になれば何でも出来る」とは・・・本当だった

それからの私は何でも出来る気がした

とりあえず「死ぬまで生きよう!」と思った

前向きになると良い事が起きるのも、本当だ!と思った

49歳で2回目の結婚をした

仕事もお金も若さも・・・何も無くて・・・

足も悪くて・・・顔も不細工で・・・

こんな私で申し訳けない!って思ったら、優しくなれた

今の旦那さんのこと、めちゃくちゃ良い人だ~(⋈◍>◡<◍)。✧♡

って思ってる

感謝しかない


身体に負担がかからない仕事も色々やってみた

事務・事務作業・製造工場・コールセンター・電話営業

最短4か月・・・最長1年半

いろいろあったが・・・

でも中身の濃い、貴重な経験をさせてもらえた!


そして・・・52歳でやりたい事を見つけた!


消えてしまいたい!と思った「どん底」の経験のおかげで

全てに感謝出来るようになり、これが「幸せ」というものなのか?

と・・・思えるようになった


「どん底」にも大したことのない「どん底」から

ホントに酷い滅茶苦茶かわいそうな「どん底」まで

色々あると思うのですが・・・

その「どん底」を這い上がり、乗り越えた先には

その「どん底」と同じくらいの「幸せ」がきっとある!


っと信じて・・・生きることしか出来ません


もしも誰かの元気の源になる言葉が1つでもあれば

これを書いて「良かった」・・・っとおもいます。

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