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21 アナログでもデジタルでも

12月21日(月)

 Appleの純正メモアプリで「雑記」と称して思いついたことを書き留めはじめてから今日で一ヶ月。noteでアドベントカレンダー的に毎日一記事更新するチャレンジに先駆けて、一日ごとに一つのメモで毎日何かしらを綴ってきた。

以前の記事で「手帳やノートが好き」ということを書いたが、アナログであれデジタルであれとにかく何かを書くことが好きなのだと思う。

 紙には自分の感情やアイデアをドバーッと吐き出すのに向いていて、デジタルは特に自分の考えていることを整理したいときに使っている気がする。まぁ…あまり厳密にアナログとデジタルの使い分けをしているわけではなく、このメモアプリも雑記というより日記状態だけど、これはこれで楽しく続けられている。

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 長らく放置していたのだけど、一ヶ月前ひさしぶりに純正メモアプリを開いてみて、「あれ?いろんなメモアプリや管理系アプリを使ってみたけど、今の私にはこれで充分では…?」としっくりきてしまったのが始まりだ。
 通常のメモ打ち、チェックリスト作成、画像添付、Webページの保存。あとは、iPhoneとiPadでメモの同期が出来ればOK。これくらいがサクサクできれば自分には充分じゃないかと再確認できた。

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 他人様にお見せすることは想定せずにひたすら気が赴くままの言葉をアプリメモに吐露しているのだけど、その吐き出した単語の羅列からふと「この部分を膨らませたらnoteに書いてもいいかも…」というひとかけらを掬い上げたりもできる。このアプリメモへの「雑記」があったからnoteへのチャレンジにつながったのかな、とも思っている。
 私がメモアプリを使う上で意識しているのは「とにかく書くハードルを下げよう」ということ。物事に対して理想が高いわりには「完璧に出来ないなら最初からやらない方がマシ」と諦めたり後回しにしたりするような「中途半端な完璧主義タイプ」を自認する私は、結論が出なくても話のオチがなかろうと、訳の分からないひと言でも「雑記」というタイトルだけでも、何なら何かひと文字でもいいので書き込めばスタンディングオベーションだ!というスタンスで臨んでいる。
 それは実はメモアプリに限ったことではないな、と思う。生活全般に言えることで、手帳や文房具、範囲を広げれば読書、洋服や料理、仕事の進め方なども同じこと。「使われる道具の良し悪しよりも、使う側がそれを使ってどうしたい/どうなりたいかが明確にできているかどうか」が大事ということなのだろうなと思う。今の私の中のメモアプリに対する欲求の方向性は「『簡単に』『楽に』『気負わずに』その時の自分から湧き出る言葉を残したい」であり、「そこからアウトプットに繋げられる言葉やアイデアを掬い上げられたらさらにうれしい」であり、それに一番フィットしたのが純正メモアプリだったというわけ。
 そのうち「もっとこんな機能があったらいいのに…」と欲が出てきたり、他のアプリやガジェットに惹かれることもあるだろうけど、その都度自分の欲求の方向性はクリアにしてモノとの付き合い方を考えていきたい。

* 私の、私による、私のためのアドベントカレンダーのつもりで、25日間更新してみます。たぶん。




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