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Münchner Philharmoniker 21.10.23 コンサートの記録:ミュンヘン・フィル(マンフレート・ホーネック指揮、ヴァイオリン:マリア・ドゥエニャス、ミュンヘン・イザールフィルハルモニー)

10月21日、ミュンヘンのイザールフィルハルモニーでミュンヘン・フィルのコンサートを聴きました。

プログラム。



白い上着を着ているのは作曲家のグローリア・イザベル・ラモス・トリアーノ(1964年生まれ、ベネズエラ出身)。
ミュンヘン・フィルが委嘱し、この前日が世界初演でした。

2曲目、コルンゴルト《ヴァイオリン協奏曲》が終わって。
ヴァイオリンはマリア・ドゥエニャス(2002年、スペイン生まれ)。
まだ21歳、シューティング・スターです。
ヴァイオリンは日本音楽財団からストラディヴァリウス〈カンポセリーチェ〉(1710年)とドイツ・ムジークレーベン財団からニコロ・ガリアーノを貸与されています。
コルンゴルトの《ヴァイオリン協奏曲》ですが、私の個人的体験だと、若い女性のヴァイオリニストの演奏に接することが多いです。

休憩の後はR.シュトラウスのオペラ《エレクトラ》の管弦楽版。
〈交響的ラプソディー〉として、ホーネックとトマシュ・イレが共同でまとめた管弦楽版です。

オリジナルのオペラの演奏時間は1時間45分ですが、この管弦楽版では34分に短縮されていました。

《エレクトラ》はオーケストラ116人を必要とします。最大編成の一つです。

以前、世界初演の地ドレスデンでこのオリジナル通りのオーケストラ編成での上演を観たことがあります(ルート・ベルクハウス演出)。
この時、オーケストラがピットにおさまり切らず、一部ステージに出ていました。

演奏後の喝采を受けていますが、コントラバスは9人います。オリジナルより一人多い。

FOTO:(c)Kishi

以下、ミュンヘン・フィル提供の写真です。(c) Tobias Hase

私が行ったのは2日目のコンサートだったので、ドレスが違います。

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代表:来住 千保美(Chihomi Kishi)
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