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コンサート:Münchner Philharmoniker 10.04.24 ミュンヘン・フィル(ダニエル・ハーディング指揮イザールフィルハルモニー)

4月10日、先週に続きダニエル・ハーディング指揮ミュンヘン・フィルのコンサートに出かけました(イザールフィルハルモニー)。

プログラム。

短期間に同じ指揮者でこんなにタフなプログラムを組んだ理由は、この後に続くツアーのためだと思います。

ツアーは4月13〜19日、ウィーン(2回)、ハンブルク(2回)、パリ(1回)です。

この夜はエスケシュ作曲《ヴァイオリン協奏曲第2番》の世界初演だったので、エスケシュもステージに上がり満場の拍手を受けました。

ブルックナーの後、ハーディングはオーケストラからも賞賛を受けています。

この夜は私の前に座った人が演奏中に頭を右に左に動かすので、ーしかも2秒ごとに!ー 邪魔になって困りました。休憩時に右隣の席の若い女性と話したのですが、若い人は気にならないかと思ったら、彼女もとても困ったと話していました。「でも、現代音楽の時にはそういう人いるんですよね」とも言うので「じゃ、後半どうするかしらね」と言ったら、結果、ブルックナーでも同じでした。

では、目をつぶればよいかというと、私の場合は目をつぶると、よく聴こえなくなる気がします。とくにライブでは指揮者の指示がどうなっているか、そしてオーケストラがそれにどう反応するかを見る、それが音になるのを経験するというのは、大きな醍醐味です。

それにこの夜は、左隣の男性が演奏中、(小さくですが)指揮をする。いれこんでいるのはわかりますが、これにも気が散ります。

私も演奏中に姿勢を変えたり、どこか無意識に手や指を動かしたりすることもあります。でも程度があると思います。

さらに、隣で眠られるのも困ります。眠られるとこちらが集中できない。誰でもちょっと眠ってしまったということはあると思うのですが、これも程度ものです。

私の友人は、夫婦仲がとてもいいのですが、夫がコンサートでいつも眠るので、「一緒に行かない、行っても離れた席に座る」と言っていました。
この前、この「いつも眠る彼」と隣の席でコンサートを聴いたのですが、見事に一睡もせず、集中していました。さらに、コンサート開始前に行われる説明会にも参加するなど、作品の勉強をし、準備をしてきた、と。
こういう姿勢だと、「眠る」ことはないのでしょう。

ですが、昨日の投稿に続きますが、コンサートやオペラにおける手っ取り早い対策は、まず『コーラかエスプレッソを飲むこと』かもしれません。

FOTO:(c)Kishi

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