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BRSO 19.05.23 コンサートの記録:ハーディング指揮バイエルン放送響(5月19日、ミュンヘン・イザールフィルハルモニー)

5月19日、BRSO(バイエルン放送響)のコンサートを聴きました(ミュンヘン・イザールフィルハルモニー)。
指揮はダニエル・ハーディング。3月9日にも同じ組み合わせのコンサートを聴いたばかりですが、今回はマーラー《交響曲第7番〈夜の歌〉》という大曲。

この日、ミュンヘン市内の公共交通機関(地下鉄、トラム、バス)がストのため、私は車でイザールフィルハルモニーの近くまで行き、歩いて10分くらいのところに車を停めました。
かなり早く着いて駐車場を確保し、ホール横のレストランで夕ご飯を食べて時間をつぶそう、という目論見でした。

冒頭の写真はイザール川支流沿い、ホールに続く道です。
なんだか《マーラー7番》にぴったりなのでパチリ!
というのも・・・《7番》はマーラーの交響曲の中で、最もわかりにくい、と思います。というのも、いろいろな音楽的要素や楽器の音がごったに並んでいるようで、もう聴いていても、なんだか訳がわからず、目眩く感じに襲われるのです。
この写真でもさまざまな木々や植物が無関係にひしめき、右側の木々の向こうには川が流れ、さざめきが聞こえてきます。その中を、ただひたすら進んでいくしかない。
それにマーラーが《7番》を作曲したのは夏でした。

で、着いたところがこれです。
ガスタイクが改修中のため、イザールフィルハルモニーは代替ホールです。でも音響は抜群!

もう5月も終わりなのですが、今年は雨も多く、寒い日が続いています。まだコートが手離せません。

プログラム。




コンサート開始前。

《7番》の編成は大きいだけでなく、テノールホルンや、ギター、マンドリンなども加わります。演奏時間も約80分と長い。

コンサートが終わりました。大喝采です。

ここまでの写真は©️Kishi



以下はBRSOから提供されたリハーサル時の写真です。© BR/ Astrid Ackermann

ハーディングは2005年、29歳の時にBRSOに指揮デビューしました。
シューティング・スターでした。
それ以来、ハーディングが同オーケストラを指揮したマーラー作品は《第2番》、《第4番》、《第5番》、《第6番》、そして《大地の歌》です。


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代表:来住 千保美(Chihomi Kishi)
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