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#740 諦めないコツ:案件獲得とクリエーターとの関係構築

この記事は、音声メディアVoicyで配信している番組の台本を掲載しています。主にインタビューをお送りしている番組です。気になる方はぜひ、アナウンサー鹿島田千帆のコミュラジオをご視聴ください。チャンネル登録もよろしくお願いいたします。
Voicy→ https://voicy.jp/channel/1718
Youtube→ttps://www.youtube.com/channel/UCd7IbcEnNviWK4oBaKpAOjg
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アナウンサー鹿島田千帆のコミュラジオ
このチャンネルを聴きにきてくださってありがとうございます。チャンネル名は、アナウンサー鹿島田千帆のコミュラジオ。私はアナウンサープロデューサーとして30年近く放送局に勤め、音声の研究者として心地よい声の研究を続けています。Youtube朗読チャンネルはフォロワー3万3千人を突破し、このVoicyでも聞き取りやすく、また聞きたくなる声を意識しながら、配信していきます。
鹿島田千帆のコミュラジオでは地域のドクターへのインタビューを中心に医療情報を発信していきます。また撮影や取材で訪れた旅先のおすすめなどもご紹介します。今回は医療情報はちょっとお休みです。放射線治療の最前線というテーマで後日まとめて配信しますので、少しお待ちください。
今日のテーマは弊社が誰にでも共通する話題でしょうかね。諦めないコツについてご紹介します。仕事や学校で心折れてしまうこと、人間関係に悩むことたくさんあると思います。そんな時に何かお役に立てるかもしれない話です。

さて、まずはセミナーのお知らせです。
今年もセミナーが目白押しです。
栃木県信用保証協会の主催で、先輩起業家として起業のきっかけや、あゆみについてお話するセミナーになります。
テーマは 50代だからできた広報メディアコンサル起業物語
7月8日月曜日13時半から15時
場所は とちぎ産業交流センターで行います。参加は無料です。
ご希望の方は
https://www.cgc-tochigi.or.jp/assist-seminar-2024/entry.php

あっという間にGWですね。
新年度になり、案件もちょっと落ち着いてガツガツやらずにまずは足元をきっちり固めようと、ビジネス英語や、カメラワーク、動画について学び直しの時間にあてていたのですが、次々に案件が舞い込んできて弊社的にはかなり慌ただしい4月になっています。

今日は近況報告と、諦めないコツについて、リスナーの皆さんにとってゴールデンウィーク中に何か新しいことを始めるきっかけになればと思っています。

3月まで仕事をやり過ぎてしまったという反省から少しのんびり行こうかと思っていたのも束の間、また次々と案件が決まりました。私が忙しくなると、我が社のクリエーターたちも例外なく忙しくなります。弊社には子育て中の方が在宅ワークをしているクリエーターもおり、お子さんとの兼ね合いもあるため、時間のやりくりには常に頭をフル回転させていることでしょう。事を成し遂げるためには、計画的な段取り、スケジューリングが重要です。人それぞれの性格もありますが、私はスタートダッシュが早く、失敗しながら調整するタイプです。一方で、全てを整えてからでないと行動しない慎重な人もいます。このタイプの方とは、ルーチンワークは問題なくこなせますが、新規案件については、どんなに良い条件であっても断られることがあり、「もったいない!」と感じることがあります。今、私と一緒に仕事を続けてくれている仲間たちは、こんな私の働き方に賛同してくれる人たちが多いのは、本当にありがたいことです。

この春、新しい案件が次々と決まった理由なんだろうと考えた時、私が諦めないからです。その諦めないコツはいくつかありますが、共に頑張ってくれるクリエーターたちの存在がとても大きいです。

しかし、なぜ彼らは私のやり方に付き合ってくれるのでしょうか。それは、1.厳しい条件の中で仕事をしてきた経験
2.案件の獲得が容易ではないことを知っているから
3.会社員としての保護を受けていないから
4.フォローや学びの機会があるから
5.そして私が最後まで諦めないからです。

多くのクリエーターは、クライアントや制作会社の無理難題に振り回された経験を持っています。制作会社からの仕事の場合、ディレクションを担当する立場の人たちも同様に厳しい条件に直面し、最終的にはクリエーターにその条件が課せられることが少なくありません。しかし、それらの厳しい条件を一つ一つ解決し、無理な案件は調整する必要があります。これがディレクションやプロデュースの力です。この能力は技術だけでは不十分であり、クライアントとの人間関係や人生経験が影響します。どんなに若く優秀なディレクターでも、うまく調整できないことが多々あります。

案件獲得も同様で、どんなに素晴らしい映像を作れたとしても、素晴らしい製品が出来上がっても、クライアントとの人間関係や人生経験、包容力などで総合的に判断されるため、案件獲得は容易ではありません。私も起業してから学んだことですが、栃木県で30年近くメディア業界に携わってきたこともあり、私を知ってくれている方々が多かったため、案件獲得に有利でした。たくさんの資格を持っていたり、優れた技術を持っていることは役立つことはありますが、ほとんどが長年の信頼関係からの受注です。私はこの業界で義理と人情が大切だと感じています。ですから、AIには負けないと自負しています。

しかし、そのままにしてはいけません。お客様にとって有益な技術や情報を常に提案する必要があります。これが会社員としては考えが甘くなりがちですが、起業すると、会社員時代は保護されていたことを痛感します。クライアントは、企業として生死に関わるほどの状況で案件を任せてくれますから、共に戦う同志でなければなりません。

そして、私のクリエーターがなぜ私と仕事をしてくれるのかというと、それはフォローと学びのためです。

クリエーターは、クライアントにとっては顔が見えない存在ですし、直接繋がることがないため、本来はその過程が良くなかったのに、クリエーターのせいにすることがしばしばあります。これは私が会社員時代にも経験しました。

しかし、起業してからはそれもすべて自分のせいです。マネージメントの不足や自分のディレクションの問題から起こるわけで、自分の責任です。時にはクリエーターの力不足もありますが、その場合は、我が社では先輩クリエーターをアテンドし、学びの時間を設けています。もちろん、その費用は弊社が負担します。学びは弊社だけの資産にはなりませんが、クリエーターとの関係構築には非常に重要だと感じています。

そして、私が最後まで諦めないことを知っているからです。きっと難しい案件も何とかしてくれると信じてもらえているからです。

先日もGoogleの案件で、問い合わせ先がなく、誰に聞いてもわからない状況でしたが、信頼できるコンサルタントにたどり着き、ようやく解決の糸口を見つけることができました。それには3ヶ月かかりました。

なぜ頑張れたのかというと、どんなに厳しい条件の中でも、必ず解決策を見つけ出してきた成功体験を積み重ねてきたからです。

私を見る人たちは、私が成功者であり、元々力があると思っています。しかし、私は特別な才能があるわけではなく、地道に努力してきた人間です。しかし、成功するまで諦めなかったからこそ、成し遂げることができました。その成功体験がまた諦めない気持ちを強め、ポジティブなスパイラルが続いています。そのサイクルが年齢や経験とともに早まり、失敗してもすぐに立ち直る力が速くなっています。

弊社に決めていただくクライアント、そして一緒に仕事をしたいと思ってくれるクリーターたちは、私のねばっこい、諦めない力を評価してくれているのではないかと思っています。

この春、多くの人が失敗を経験したと思いますが、それもすべて貴重な経験となっています。それを積み重ねていけば、諦めなければ必ず成功します。

明日からゴールデンウィークに入る方も多いでしょうが、成功のコツは諦めないことです。どんなに厳しい状況でも、諦めなければ必ず道は開けます。諦めると、その壁はまたどこかで立ちはだかります。今が乗り越える時です。そしてその先には、自分が今まで見たことのない世界が広がっています。私はその経験を何度もしています。

行き詰まることがあれば、ぜひ相談してください。Twitter XやFacebookで、または直接対面でのご相談を希望する方は、よろず支援拠点栃木にご連絡ください。


https://tochigi-yorozu.go.jp/

アナウンサー鹿島田千帆のコミュラジオでは、医療情報をドクターへのインタビューを交えながらお送りします。また撮影先の旅お役立ち情報も随時発信していきます。大自然が生み出す風景が大好きで、カメラを持って飛び回っています。
よかったらおすすめなど情報交換させてくださいね。

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