【新卒・就活】経験を心配するとマイナス評価を生みやすい

新卒採用を行っている上で学生からたまに受ける質問の中で、
「私、御社の業界の経験がないので不安ですが大丈夫でしょうか？」
というものがあります。
この質問、マイナス要素が多いのでこの考え方がある方は今すぐ発想の転換をオススメします。

▼経験が必要なら中途採用する
少し考えればわかると思いますが、企業はなぜ新卒採用するのでしょうか。
もし、業界の経験が必要であれば中途採用で同業界経験者を募集すればいいわけです。

▼これまでの新卒採用＝労働力の確保
これまでの新卒採用は、一括採用によって毎年一定数の労働力を確保する目的がありました。しかし、これは過去の時代の発想です。ＡＩなどが発展していく中で、単純労働はどんどん簡略化・自動化されていく今の時代に「労働力」としての新卒採用はどんどん減っています。

▼これからの新卒採用＝新しい事業を創り出す
以上のことから、
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業界経験が必要（今のビジネスモデルに必要）⇒中途採用
新しい事業を造りたい⇒新卒採用
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という形であることが理解できると思います。
（本当は、この区別もなくなっていくのですが今回は割愛）
新しいことを創り出す時に、過去の成功体験は必ず邪魔をします。
なので既存社員から新しいことを創り出すことが難しい時、
新卒社員にその打破する”新しい風”を期待します。

▼「業界経験がないことへの不安」を表現するとどうなるか？
今回のテーマ、「業界経験がなくて不安だ」ということを質問すると
どういうことが起きるでしょうか。
企業は新卒採用において学生の業界経験は全く必要としていません。
（むしろ、経験がない学生を採用することに価値があると感じている）
新しいことにどれだけチャレンジしてもらえるか、
ということが一番大事である中で、業界経験への不安を口にすることは
「今のビジネスモデルにはまろうとしている」
＝「新しいことにチャレンジする意欲が低い」
という印象につながってしまうのです。

自分の感情から考えるのではなく、
企業側の立場に立って物事を考える習慣をつけていきましょう！