湖の上でサンドイッチ食べたら美味しいかなと思ったけど、無理でした。

今年の夏、一番の思い出は三重県の穏やかな川で初めて体験したパックラフト（ビニールのカヌーのようなもの）での川下り。道側からでは出会えない風景にすっかり心奪われました。人が見ている部分はほんの少しで、「自然はまだこんな景色を隠していたんだ。」と、改めて謙虚な気持ちに。

そして、あれよあれよという間に我が家もパックラフトを購入。買ったからにはマイ船を浮かべたい！と、急遽、湖畔キャンプをすることに。

ちょうど豪雨の前、霧立つ幻想的な湖を夫と息子で。翌日の快晴時に私も息子と一緒に船出できました。

湖の上で朝ごはんにサンドイッチとか食べたら気持ちいだろうなぁ〜なんて夢見てたんですが、まだ初心者の私はパドルの跳ね返り水によりビショビショ。パンをポケットに忍ばせていたら、きっと大変なことになってました。そして、推進性を優先したカタチにより船の安定性はなく、コーヒーを淹れながら読書なんてことは出来なさそうです。

とはいえ、少しの時間でしたがパドルを漕ぐのに結構パワーを使った私は、お腹が減って朝ごはんの残りのホットサンドが本当においしかったです。

photo:小島邦康（Artical Inc.）