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アートの傍に美味しいご飯あり

愛知県にある碧南市藤井達吉現代美術館にお邪魔した際、とても美味しく素敵な体験ができました。

現在、碧南市藤井達吉現代美術館では「いのちの移ろい展」を開催されています。(2021年6月20日まで)

本展覧会は、人と人、人と自然を結ぶその大きな「いのち」の表現を、
現代作家10名の作品と所属作品によって巡るものです。会場では、いのちの起源や輝きを伝える絵画、ドローイング、陶、インスタレーションなど、広範な表現を紹介します。(碧南市藤井達吉現代美術館

どの展示作品も心奪われるメッセージ性の強いものばかりでしたが、私が特に素敵だと思ったのは近藤佳那子さんの作品です。壁いっぱいに広がる大きな絵巻物。女の子がまな板の上で何かを切っている姿が永遠に続くのかというくらい描かれています。なんだか走り書きのようにも思える流れが心地よくて、ずっと眺めていられる作品でした。作家さんの真意はわかりませんが、「料理を作るってことは日々流れていくように続いていて、でもよくよく見るとちょっとずつ違う。あぁ、明日も明後日もご飯を作るなぁ〜。」と個人的に感じながら、絵の雰囲気に包まれる素敵な時間でした。

近藤佳那子さん、瀬戸で作家の古畑大気さんと「Art Space & Cafe Barrack」を運営されていて、なんとこの日は美術館にポップアップカフェとしてご本人さんがいらっしゃってました。

ビーツとジャガイモのスープを中心に、季節を感じる野菜満載のプレートランチをいただきました。やっぱり、美味しいものにかなうものなし!

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