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「素朴な味」五平餅とさるぼぼが、映え大賞。

豊田市にある、今は廃線になった線路跡をハイキングしました。藪蚊の猛威と残暑には凹みましたが、やはり緑の中を歩くのは気持ちが良いです。

そして、駅舎跡にあった出店で五平餅とみたらしをいただきました。五平餅一本200円(税込)という良心価格。べったりついた甘味噌が香ばしい。

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「素朴な味だね〜〜〜。」と口から自然に出たのですが、その言葉がずっと気になってしまった私です。壁にさるぼぼと一緒に掛けられた五平餅たれの原材料。くるみ、白胡麻、落花生をすりつぶして、赤味噌、水飴、砂糖で練って、手間がとてもかかっています。五平餅は褒め言葉の素朴でした。タレに生姜が入っていたり、カタチが平たい丸だったり、ご当地五平餅MAPなんてものもあって大人気の五平餅です。

でもやっぱり、ピスタチオ五平とか、チリ五平とか、タピオカ入りもちもち五平とか、ずんだ五平とか、パクチー五平とか、流行のものとコラボする人が出てくるんだろうななんてことを思いながら素朴な味を噛み締めた私でした。息子は、さるぼぼに顔がないのに驚いてました。もはや、かわいいキャラ化されたさるぼぼしか知らないという世代観。五平餅の味は覚えといて欲しいです。(ちなみにここは豊田ですが、さるぼぼは飛騨のお土産にもらったのでしょうか。)


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photo by :小島邦康(Artical inc.)

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