運動と美肌の関係性

前回は、運動すると美肌になるのか?と提議致しました。これまで、運動を長年されてきた方、ご自身の肌のハリや肌質がわりと衰えていないかも、と思いませんか? 
偶然悪くなったり病気になったり良くなったりすることはなくて、必ず原因や理由があります。
今回は、簡単に肌(皮膚)の構造をお話しつつ、
美肌を保つ方法を探っていきます。

皮膚は三層構造になっています。
1.表皮 
2.真皮
3.皮下組織

皮膚の構造

1.表皮は肌(皮膚)のいちばん外側にあり、外部からの異物の侵入や体の水分の蒸散を防ぎ内部を保護しています。
毎日のスキンケアが大切というのは当たり前ですが、紫外線からのダメージを防ぐため日焼け止めで保護し、メイク汚れはしっかり落とす、水分保湿をきちんとするってことですよね。

表皮

2.真皮です。
表皮の内側にあって、肌(皮膚)組織の大部分で、肌(皮膚)の本体とも言えます。真皮はコラーゲンが大部分を占めています。さらに、真皮には、血管やリンパ管、汗腺などがあります。
よって、血流が悪くなると、血管から皮膚に酸素や栄養や水分がいきづらくなる。そうすると、肌のハリを失ってしまいたるみに繋がります。また、リンパ管から老廃物が排出されずくすみの原因にも…
適切な運動をすることで血液が循環し、ハリのある元気な肌を保つことに繋がります。

真皮

3.皮下組織は、皮下脂肪とも言えます。
皮下脂肪というとあまりいいイメージはないかもしれませんが、皮下脂肪が少なすぎて痩せていると状態だと、やはり顔もげっそり、ほうれい線になりますよね。
皮下組織と真皮の境目あたりにも動脈や静脈、神経が通っています。
健康を維持するためには血流を良くすることが必須。ですから、皮下組織は土台となり真皮を支える必要があります。
皮下組織をつくるのに大切なのは、基本ですが良い食べ物を摂ること。皮下脂肪なので脂質の摂取は重要ですが、植物油など精製された油を無理に摂る必要はありません。
大豆から大豆油、お魚から不飽和脂肪酸、お肉から飽和脂肪酸、胡麻から胡麻油、のように、食物そのものから油を摂ることで十分です。
サラダにオリーブ油をかけたりしていませんか?

皮下組織

楽しく動いて汗をかいて、血流を良くすることで
知らず知らずのうちにお肌が若返っているかもしれません。できるだけ効果的な運動を行い、潤いとハリのあるお肌を育てていきたいですね!
一度衰えたとしても、スキンケア、運動、食事に気をつけて建て直せば大丈夫!
新しく生まれ変わり続ける美肌サイクルを作っていきましょう!


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