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アラフォーだから感じる自分の身体への愛着

健康ネタが続いて若干悲しくなるけど、先日緑内障の視野検査に行ったところ、真ん中の視野がギリギリセーフ。視野欠損が始まっていなかったので、かなりほっとした。神経質になったところでどうこうなる話ではないので、気にし過ぎないように生活しているつもりだったけど、心の中で万歳三唱してしまった。

世間的には40代で緑内障を発症する人は増加傾向にあるそうだけど、周囲でかかったという話はまだ聞いたことがなく、半年前に緑内障とわかったときにはやっぱりショックだった。

緑内障は眼底検査をしないと発見できない。緑内障になると眼圧が高くなるので、コンタクトをつくりに行くと必ずやる、風がピュッと出る眼圧検査でわかると思われがち。でも私もそうであるように、日本人の緑内障のほとんどは眼圧が正常範囲内で起きるものだ。普通に眼科に行って眼底検査をすることはまずなくて、健康診断でついていればラッキー。ちなみに、どんな検査かというと目薬をさして瞳孔を開いて写真を撮るという簡単なもの。

私の場合は健康診断ではなくて、ものもらいの診療で運良く見つけてもらうことができた。40才以上で繰り返しものもらいができる人は、念のため視神経を診ることにしているそう(あくまでかかりつけ医の判断として)。自覚症状が出る前に発見できたことが不幸中の幸いだった。

それからというもの、何冊か本を読んだりyoutubeで眼科の先生の話を見聞きしながら、「血流不全」が原因の一つとして考えられることがわかってきた。またこいつか。冷え性やいくつかある”なんとなく不調”と勝手に私が呼んでいる不調の原因は大体こいつにいきつく。

というわけで、血流不全をなんとかしようと、今年はなるべく歩くことを心がけてきた。外の景色を見ることはきっと目にも良かろう。あとは、元々野菜をとっている方だったけど、ニンジン、小松菜など目にいいとされる野菜も意識的にとるようにした。さらに、わずかながらも有効ということが証明されているというサプリメントも飲み続けた。(基本は毎日欠かさず点眼することが一番大事。)

参考までに飲んでるのはコレ

そんな地道な努力の甲斐あってか、本を読むのにも支障が出てくるとされる中心部の視野はまだ見えているようで、心から安心した。とはいえ、左は真ん中から視野欠損が進んでいるので油断が出来ない状況ではある。

こんな話を周囲にちらほらすると、「実は私も膝が…」「血圧が…」なんて話が出てきて、自分だけ特別じゃないんだなと思った。ちょっと自慢げにシニアの方々が持病のことを話している光景を時々見かけるが、確実にそっちに近づいてる。

でもそんなにネガティブでもないのは、身体に気をつけることで、新しく見えてくる世界もあるからかもしれない。若いときに気になった欠点なんかもはやどうでもよく、若いときには感じられなかった日々の微妙な身体の変化を感じとる。そんなことが結構楽しくて、自然と身体を労るようになった。年齢を重ねたからこその楽しみも意外と悪くない。

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