伊塚ちひろ

社会人芸大生です。 アートライターになるべく奮闘中。

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  • ゆるっと知る絵画

    芸大生の筆者が、実際に観て感動した絵画をセレクト。 作品の魅力をゆるっと知ってもらえる情報をお届けします。

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    社会人芸大生としての日々をまとめます。

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【自己紹介】 伊塚ちひろ

はじめまして。 社会人芸大生の伊塚ちさと(いづか ちさと)と申します。 「芸術作品のさまざまな『美しさ』を伝えたい!」 「まだ知られていない作品を記録したい!」 そんな夢を諦められず、アートライターとして活躍するためにnoteを開設しました。 遠くない将来、このページにたくさんの実績記事を掲載できるよう頑張ります! (2024/04/20 追記) 経歴 アートライターとしてのコア ①古今東西の芸術作品を紹介し、その「美しさ」を伝える 世界にはたくさんの芸術作品があ

    • 「リアル」に隠された物語。絵画が語る19世紀バルセロナ

      ゆるっと知る絵画 vol.3: ジュアン・プラネッリャ《織工の娘》 動くほどにリアル 美術館に並んだ作品を観ていると、「今、動いた……!」と錯覚するような作品に出会ったことはありませんか? キャンバスという2次元の枠を越え、実際に存在するかのような感覚。 そのあまりの精密さに圧倒されてしまった作品が、ジュアン・プラネッリャ《織工の娘》です。 ぼうっと浮かび上がる巨大な織り機。鈍く光る骨組みと歯車。そして、それを操作しているボロボロの服を着た少女。 少女の柔らかな髪と手

      • 新卒2年目で社会人芸大生になった話。

        やりたいこと、やったもん勝ち!(いくつになっても)という気持ち。 2021年4月、社会人デビュー 真面目に就活をして、そこそこ大きい企業に内定して、4月。これからこの会社で頑張っていくぞ!!!と意気込んだのもつかの間、想像していたのと少し違う生活にはてなマークが浮かびはじめました。 真っ白なオフィスで、毎日、パソコンを触って、パソコンを触って、パソコンを触る日々。蛍光灯とブルーライトを交互に浴びる生活。 とても、のっぺりとしている。 ブラック企業!限界社畜!激務12

        • ミュシャ×煙草 : 艶やかに「魅せる」広告の世界とは?

          ゆるっと知る絵画 vol.2: アルフォンス•ミュシャ《Poster for JOB cigarette paper》(1896年) ちょっと「違う」ミュシャ 右手に煙草。立ち昇る紫煙のなかで妖艶に微笑む女性。 ミュシャの作品を見たことがある方なら、少しびっくりするかもしれません。 よくイメージされるのは、淡く儚く、可憐な少女と花々をモチーフとしたものではないでしょうか。 確かに、ミュシャは大多数の作品で花と女性を愛らしく描いています。 こんなにも艶やかで、退廃的なイ

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          モネ=「寒色」?実は「暖色」も美しいんです

          ゆるっと知る絵画 vol.1: クロード・モネ《国会議事堂、バラ色のシンフォニー》 クロード•モネ=寒色? この名前を聞いてイメージされるのは、青や緑などの寒色ではないでしょうか。 《睡蓮》は言わずもがな、《印象・日の出》、《散歩、日傘をさす女》など、モネの作品には、透明感あふれるブルー•グリーン系の色合いが多く見られます。 しかし!実は「暖色」が印象的な作品も多く残されています。 その中でも今回は、《国会議事堂、バラ色のシンフォニー》について、ゆるっとお話していきま

          モネ=「寒色」?実は「暖色」も美しいんです