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“正しいこと”に迷ったときに考えるといいこと

こんにちは、富森ちひろです。

今日は「何かを決めるときの軸は、自分が自由に決めてもいい」というお話です。



あなたは普段、どんなことを基準にして物事を選んでいますか?

『選ぶ基準』と言われても、

あまり考えたことがない方が多いのではないでしょうか。


もちろん選ぶときには、自分にとって

最善だったり、正しい方だったり、

そんなものを選びたいですよね。


どうしてそんな基準で選んでしまうのかと言えば、

それはみんな心の中で

『間違えたくない』

と言う気持ちがどこかにあるからなんです。



これまで私たちは小さい時から、

大人から言われた言葉や雰囲気で、

「間違えたらいけない」

「正解を選んだほうがいい」

そんなことを感じて育ってきています。


無意識の中で

『間違えてはいけない、正しい方を選びたい』

そんな風に感じているのではないでしょうか。



そして

「どちらを選ぶのが正しいのかわからない。」

そんな時に、何か選ぶの戸惑ってしまいます。



何かを選ぶ時に、
『正しい方』
がいつも選べれば1番良いのかもしれません。

ただ、その一般的に『正しい』が、
あなたにとって正しいとは限りません。



これだけ世の中が多様化していれば、考え方も変わっています。

自分が子供の頃、自分の親世代が子供のころ、その上の世代、もっと昔……。

その時その時で、かなり考え方も変わってきています。



例えば、一昔前だと

「一生同じ会社で勤め上げて、定年退職を迎えて、

退職金をもらって、老後は悠々自適にのんびり暮らすのが正しい」

と言う価値観があったとしても、



今の時代だと、

「自分のキャリアアップをしつつ転職活動を行い、

自分に本当に向いている仕事に就くのが正しい」

と思っている人もいますし、


「誰かに雇わるのではなく、
自分自身のビジネスを自分でやっていくのが正しい」

と思っている人もいます。


「なるべく働かず、最終的にはストックビジネスだけで生活ができるようになるのが正しい」
とか、

「FIAR出来るように今から切り詰めてお金を貯めて、
人生あがれるようにするのが正しい」
と思う人もいます。




そういった様々な選択は“その人“にとっては正しいですが、

“あなた“にとって正しいとは限りません。




「それなら私は何を基準にして選べばいいのか」

そんなふうに感じてしまった時には、

『正しい』

以外の基準を、1つあなたの中に持ってみてはいかがでしょうか。




何かを選ぶときの基準として、
『正しい』以外のものでも様々なものが考えられます。


『お金』を基準にすると、

「これをすることがお金をもらうことに繋がるか」だったり、

「これをすることが自分のお金を減らすことにはならないだろうか」だったり、

そういったことを基準にして何かを選んでいくことになります。



『不安』を基準にすると、

「これをしたら私は不安になるんじゃないか」だったり、

「これをしたら不安から離れられるんじゃないか」だったり、

そういったことを基準にして何かを選んでいくことになります。



『自分がワクワクすること』を基準にすると、

「これを選んだら自分はワクワクするだろうか」だったり、

「これをやってみたら私は楽しめるんだじゃないだろうか」だったり、

「この事はワクワクしないからやめておこうかなぁ」だったり、

そういった自分の心を基準にして選ぶこともできます。



そして、『余裕』を基準にすると、

「こっちを選ぶと自分に余裕ができるんじゃないだろうか」だったり、

「これは自分は余裕がどんどんなくなっていきそうだからやめようかな」だったり、

そんなふうに考えて、

これからの自分にとって余裕ができるもの、

余裕が持てそうなものを選んでいくこともできます。




今挙げたものは例なので、
実際にはもっと他にもたくさんの選ぶ基準が存在しています。

そしてその基準や大事にしたい軸は、
あなた自身が決めていいものです。



よほど法律に違反するとか、

道徳上間違っているとか、

そういったものでない限りは、

周りの人からとやかく言われる事は本来ありません。



ですので、あなたはあなたの中に持っている、

【あなたが大切にしたい、選ぶ軸】

と基準にして、
人生を選んで行っても大丈夫なんですよ。




「この先進んでいく中で、これを基準にして物事を選んでいこうかな。」

そんなものが1つあるだけで、

何かに迷ったときに選びやすくなりますし、

選んだ後の後悔も少し減らすことができると思います。



あなたの中の【大切にしたい、選ぶ軸】には、どんなものがあるかなぁ……

そんなことを一度自分に聞いてみませんか?

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