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奥深い風景画に魅せられる 印象派の世界

今日、4.4に東京都立美術館で開かれていた印象派展に行ってきたのでその感想をレポートという形で報告する。


「印象派」とはなにか


19世紀後半のフランスで起こった芸術活動のことを指します。 目に映る物事の「印象」をそのままに、光や色彩をキャンバスに表現することを重視していました。 19世紀中頃のフランスで流行した、理想をそのまま再現する“写実主義”の流れを受け継いでいるとも言われています

casie mook

これを噛み砕いて自分なりに解釈してみると、自分が受けた「印象」(見えているものを)をそのまま再現する芸術のこと。1800年代から始まった割と最近の事柄である。

たしかに、印象派画家として有名なモネの絵を調べて見てみると見えているもの「そのまま感」がある。ちょうど近代化(工業化)の波が芸術の街パリにも押し寄せていたという時代背景もあり、失われつつある自然を主題とした作品が多かったように思う。

印象派展の感想

そこには、様々な主題の絵画が展示されていた。自然の風景を美しくありのままに描いたものや、人物の何気ない姿を捉えたもの、煙突や工場、洗濯の風景まで…多種多様な主題から人々の営み・自然の美しさを感じることができる。

一見なんでもない、ぼんやりとした絵画に見えるが、よく見てみるとそのひとつひとつに深みがある。田舎の風景画などは特にそうで、ただ見ているだけで気付くと涙が零れそうなくらいである。好きな作品については、次に記述する。

また、印象派・芸術の聖地とも言えるパリの画家たちの作品はもちろん、なかなか触れることのないアメリカの印象派画家たちの作品も鑑賞できる。見たままを表現する印象派とアメリカのダイナミックな自然はとてもよく噛み合っていて心を奪われる瞬間が少なくない。

世界に広がっていった印象派や、アカデミックな芸術世界との対立など深い教養を得ることができたと思う。

僕のイチオシ絵画


僕の1番のおすすめは、「散歩、日傘をさす女」である。クロード・モネの描いた有名な作品だ。最初見た時はパッと見の雰囲気が好きだったが、帰ってその絵画が描かれた背景を調べてみると、よりその絵画の生み出す哀愁の深みにはまる。


 散歩、日傘をさす女

この他にも、田舎の風景画が多く展示されていた。普段からコンクリートのずっしりとした感覚に圧迫されている私たちには、よりいっそう響くのではないだろうか。

中には煙突や工場を描いたものもあったが、それらも現代の都市感とは違うものがあり、趣を感じたし、心に染みるというか、忘れていた細胞に刻まれた先祖の記憶が呼び起こされるような感じがしてとてもよかった。

好きだった作品のリスト

  • コルフ島のオレンジの木々

  • 水を運ぶヴェネツィアの人

  • 草つむ女

  • 秋景

  • 朝食室、冬の朝、ニューヨーク(解説がいいね )

  • 11月の風景

  • 秋の入り日

  • 川、日暮れ

  • ナタリー

  • 砂丘にて

  • 睡蓮

ニューイングランドの田園風景を描いたものも多く展示されていた。

  • リンゴ園

  • プレリュード


個人的なメモ

  • 離れて作品を見るのと、近くで作品を見るのでは全く違う。それぞれに良さがある。

  • いつか有料の音声案内を聴きながら芸術鑑賞がしたい。より深く楽しめると思う。

  • 作品リストによかったものをメモしてる人がいた。あとで見返せるのはとてもいいと思った。


読みたい本リスト

  1. モネ、水の妖精

  2. 印象派で「現代」を読む

  3. 代表作でわかる印象派BOX


※素人による素人なりの感想です。
ご理解とご協力の程よろしくお願いします。

印象派展について

開催場所:東京都美術館
日時:1.27-4.7にかけて
料金:18歳以下無料

その他の情報については下記の公式HPをご覧ください。


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