とある家の古本市

東京ではちょっと有名だったシェアハウスに大量に置かれていた本たちで古本市をすると聞いて行ってきました。そのシェアハウスには出入りしていたらしい友人はいるものの、10年ほど前に1人友人が住んでいた程度で、音楽や芸術に携わっている人たちが集まっている(友人も絵描きだった)という知識しかない状態でした。ほぼ知らない場所で若干怖くなって出入りしていたらしい友人たちに声をかけるも皆別件で行けないとのこと。諦めかけたときに、面白い本はたくさんあるよ、との情報を手に入れてそれは行かなければなるまい!と好奇心に負けました。
この日は家にいるときにチュッパチャップスの持ち手が折れ、向かっている途中で電車が止まりました(大回りして向かいました)。個人的ショックが立て続けている中でこれは本当に行って大丈夫かな?と不安になりながらリュックに入っている持ち帰り用の大量の袋と共になんとか現地に到着します。入り口でお金を払うと持ち帰り放題とのこと。仕事終わりで向かったこともあり、狙っていた画集的なものは無くなってしました。しかし、様々人が出入りしていたようでデザイン系や音楽系の本以外にもドコモのモバイル社会研究所発刊といった仕事に役立ちそうなものや社会臨床雑誌などといったものまでありました。映画のパンフレットや小説、漫画も数多くあり、複数の人間が集まった家の本棚ってこんな感じなのかあ…面白いな、、、と自分が興味あるものもないものも色んなジャンルのものが集まるのだなと感じました。会場を2周くらいし、最終的に持ち帰ったのは映画のパンフレットや漫画、小説や美術系雑誌のバックナンバーなど20点を超えていました。他にも興味を持ったけれど持って帰ってこなかったものを入れたらすごい量でした。まだまだこんなにも好奇心をくすぐられる世界があるのだなと世界の広さにびっくりした日でした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?