noteサムネイル__1_

【断食体験記】3日間水と塩だけファスティング

特に、SNSなどでは言っていませんでしたが、実は、先日まで断食(ファスティング)をしていました。
期間は3日間です。
断食の専門家である、中村ひろきさんとそのメルマガ読者の皆さんと一緒に、グループ断食を行いました。

断食をする中で気づいたことがたくさんあったので、noteに記していきたいと思います。

なぜ断食をしようと思ったか?

これを読んでいる人の中には、「3日間塩しか食べないなんてあり得ない!なんでわざわざそんなことをするの?」と思う人がほとんどだと思います。なので、最初に理由から説明しますね。
私は、3年くらい前に別のやり方でけっこう長めの断食をやったことがあります。その時は興味本位だったのですが、実際にやってみたら、健康に対する考え方や人生に対する価値観がガラッと変わりました。
放置状態ですが、一応その時の記録も残ってます。

この時の体験が、今の自分を形成していると言っても過言ではありません。「断食はすごい」ということが頭の片隅にはあったのですが、きっかけがなくてやってませんでした。ですが、今回中村ひろきさんが呼びかけてくださってきっかけができました。
また、私の人生の目標は、とにかく死ぬまで元気に生きることです。病気になったり、寝たきりになることは、人生の質を下げるので、できる限り避けたいです。そのためには、健康的な食生活が欠かせないので、断食によって食生活を見直そうと思い、チャレンジすることにしました。
決して、短期的に痩せるためにやったわけではないので、体重や体型の変化については触れません。

今回実践した断食メニュー

まず、今回実施した断食のやり方について説明します。
タイトルにある通り、3日間水と塩だけで生活するというものですが、実際にはそれだけではありません。
断食の前後に、準備期と回復期がそれぞれ1週間くらいあり、徐々に食生活を変えて、徐々に戻していくという一連の流れが、断食です。

画像14

ややこしいので、この一連の流れのことを「断食」、3日間水と塩しか食べていない期間を「本番断食」と呼びたいと思います。
ちなみに、本番断食中の水分として、スタバのハイビスカスティーだけ許されていたので、1日1杯ほど飲んでいました。
また、今回は「グループ断食」ということでLINEグループを作ってみんなで一斉に断食をしました。その会話のやりとりは、この記事内でも紹介していきます。

※このnoteは、断食マニュアルではありません。もし実際に断食を行う場合は、ご自身で勉強したり、専門家にみてもらうのがおすすめです。

今回断食を指導してくださった中村ひろきさんがYouTubeで断食のやり方を公開していたので、実際に断食をする前に見てみてください。

断食の流れ

<準備期>
1日目~6日目:砂糖、精製糖質(白米など)、お酒禁止
7日目:肉・卵・魚禁止
<本番断食>
1日目~3日目:水・塩・ ハイビスカスティーのみ
<回復期>
1日目:具なし味噌汁、ノンカフェインドリンク解禁
2日目:魚以外の「まごはやさしいっす(※)」解禁
3日目~4日目:「まごはやさしいっす」と肉・卵解禁
5日目:お酒以外の食品を解禁
7日目:お酒解禁

※「まごはやさしいっす」とは
ま:豆類、納豆、豆腐
ご:ごま、ナッツ
わ:ワカメ、昆布、改装
や:野菜
さ:魚
し:しいたけ、キノコ類、生姜
い:いも、米を含む穀物
っ:漬物、植物性乳酸菌
す:酢の物、クエン酸

断食で気づいたこと

断食中に気づいたことがいろいろありました。

糖質中毒だったこと

スクリーンショット 2020-02-15 9.03.43

健康にはけっこう気を配っているので、まさか自分が糖質中毒だとは思っていませんでした。糖質中毒だと判明したのは、準備期2日目。その日は土曜日で、とあるセミナーに参加していたのですが、眠気と頭痛とだるさが一気に押しかけてきて、大変でした。その日は、結局、夕方17時ごろに家に着いて、次の日の朝5時まで寝ていました(笑)朝起きた時にバナナを食べたら見事に蘇りました。
これは、糖質を急に止めたことにより、体が低血糖状態に陥って、活力がなくなったため。普段から糖質中毒の人に現れやすい症状だそうです。よくよく振り返ってみると、確かにお菓子とかけっこう頻繁に食べてたなと、気付きました。

自炊が楽しい

スクリーンショット 2020-02-15 9.04.24

最近、ほとんど自炊をしていなかったのですが、断食期間中は外食の制限が多いので、自炊が一番効率的です。ということで、久しぶりに自炊をしてみたら、とても楽しかったです。
私は、社会人になってから定期的に自炊に目覚めているのですが、今回、断食が自炊に目覚めるきっかけとなりました。

カフェイン中毒だったこと

スクリーンショット 2020-02-15 9.08.24

私は、コーヒーが好きで、 朝と昼で1日2杯ほど飲んでます。このくらいの量なら中毒ではないと思っていたのですが、断食中に我慢した食品の中で最も辛かったのが、コーヒーでした。甘いお菓子とかは食べたいと思うことはあまりなかったのですが、コーヒーは早く飲みたいなとずっと思ってました。
これも、糖質と同様、やめてみて中毒だったと気づきました。とは言え、コーヒーは好きなので、中毒にならない程度にこれからも楽しみたいです。

食べないと時間に余裕が生まれる

スクリーンショット 2020-02-15 9.18.58

断食で大きな発見だったのが、普段自分がいかに食べ物に時間をとられているかということです。食べる時間だけでなく、何を食べるか考える時間、食事の準備や片付けの時間、そういったものが本番断食中は一切排除されるので、すごく時間が増えた感覚になりました。
本番断食中は、ずっとやろうと思ってできていなかったこと、読みたかった本や書きたかったブログ記事などに着手することができました。

食べなくても元気

スクリーンショット 2020-02-15 9.19.45

本番断食では、食べ物を全く口にしなかったわけですが、仕事も通常運行できたし、活動に支障はありませんでした。むしろ、食べてた時間の分で活動量を増やすことができました。
人間は食べ物(ブドウ糖)からエネルギーを得ているので、食べなかったらエネルギーがなくなるのでは?と思いがちですが、実は人体はそんなにヤワではありません。一時的に何も食べられなかったとしても、普段から蓄積している脂肪などからエネルギーを得て活動することができます。脂肪からエネルギーを得ると、当然脂肪が落ちて痩せます。食べ物を食べると、人間は食べ物から優先的に消費していくので、脂肪がなかなか落ちないというわけです。
この辺の話は、断食中に読んだこちらの本で学びました。

交互浴と断食は似ている
断食中は、暇だったので銭湯によく行っていました。その中で、断食と交互浴が似ているということに気づいたので、これは別途noteでまとめました。

満腹よりも空腹の方が心地いい

スクリーンショット 2020-02-15 9.12.41

お腹が空いたら、すぐに食べ物を手に入れることができる現代は、長時間空腹を感じる機会があまりないと思います。本番断食中は、食べ物を食べなかったので、空腹感を長時間感じることができました。
空腹状態って、最初は気持ち悪いけど慣れてくるとそうでもないし、体が軽快なので、満腹で体が重くて眠くてだるい、という状態よりも心地いいなと感じました。

お湯は甘い

スクリーンショット 2020-02-15 9.15.07

3日間の本番断食後に、いつものウォーターサーバーのお湯を飲んでみたら、とんでもなく甘かったんです。これは、断食で味覚が研ぎ澄まされて、本来の味覚に戻ったためなんだそうです。本当は、お湯って甘かったんだ!と気づきました。

断食後の変化

本番断食が終わって、6日経った今、こんな変化がありました。

食事を変えたいと思った
断食をしたことで、食生活の見直しをするきっかけとなりました。

<これまでの食事内容>
朝:バナナ甘酒スムージー
午前のおやつ:おにぎり
ランチ:外食(定食が多い)
夕方:コンビニスイーツ
夜:根菜が入った味噌汁とキムチ納豆

自分的には、健康的な食生活だと思っていたのですが、ちょっと全体的に糖質が多いかなというのと、夜の味噌汁に根菜を入れてたので、夜に実は糖質をとってしまっていたということに気が付きました。また、朝イチでスムージーを飲むのは、血糖値を上げちゃうのであまり良くないみたいです。

<これらの食事内容>
朝:味噌汁とおかずとご飯、その後に甘酒ドリンク
ランチ:自炊したまごやさ弁当
間食:ナッツ
夜:ところてん

というルーティーンにしてみて様子をみます。外食も適度に楽しみます。

よく噛むようになった
本番断食明けは、よく噛まないと消化不良になってしまうのが怖いので、食べ物をよく噛む癖がつきました。よく噛んだ方がいいというのは、頭では分かっていても、噛んだ回数を数えるのが面倒だったり、ついつい早く飲み込んじゃったりして、できてなかったので、これは良い変化です。

スイーツがいらなくなった
断食前は、食後や夕方に甘いお菓子が欲しくなることが多かったのですが、それもだいぶなくなりました。ダイエットは、「我慢する」のではなく「自然とほしくなくなる」という状態に時間をかけてでも持っていくことがベストだと思っているので、スイーツが欲しくなくなったのは、断食における成果でした。

これからも定期的な断食を

スクリーンショット 2020-02-15 9.16.48

断食は、今回で終わりではなく、今年は年4回することを目標にしています。
というのも、断食直後にグーンと高まっていた健康意識は、また一定期間するとどんどん下がってきてしまうからです。

画像13

下がってきたタイミングで上げて、また上げて、ということを繰り返していくと、どんどんベースが上がっていって、最終的には意識して断食しなくても良くなるくらいの健康意識が身についているという計画です。

次の断食は、5月半ば〜6月頃を予定していて、今回断食を一緒にした一部のメンバーとまた一緒にやる予定です。
断食は、1人でやるよりみんなでやった方が達成しやすいので、「私も参加したい!」という方がいれば、Twitterなどで私の方までご連絡ください^^

おまけ:断食中のおすすめの過ごし方

最後におまけとして、断食中のおすすめの過ごし方を紹介します。

銭湯に行く

スクリーンショット 2020-02-15 9.10.34

断食中の銭湯、すごくおすすめです!特に、本番断食中に銭湯に行くと、空腹感がかなり紛れます。おそらく、水圧がかかってるので、空腹を感じないんですね。ただ、風呂上りはやはりお腹空きますが。交互浴をすると、けっこう長居もできるので、時間をつぶすための手段としてもおすすめです。
銭湯については、別のマガジンで発信してるので、チェックしてもらえると嬉しいです。

図書館に行く

スクリーンショット 2020-02-15 9.11.45

断食中は、コーヒーが飲めないのでカフェに行ってメニューを頼みづらかったりします。そんな時は、図書館です。何も買わなくても、座って本が読めるので、居心地がよかったです。

アボカド味噌

スクリーンショット 2020-02-15 9.23.15

アボカド味噌は、回復食におすすめなレシピです。アボカドを半分に切って、種が入っていたところに、白味噌を入れるだけ!シンプルだけどめちゃめちゃ美味しいんです。

松屋のサイドメニュー

スクリーンショット 2020-02-15 9.06.05

糖質制限をしている時は、松屋のサイドメニューが意外と充実してるので、重宝しました。特に、豚汁(190円)はほぼ毎日飲んでました。松屋では、煮卵とかサラダとかおかず的なメニューも単品で頼めるし、無添加なので、割と安心して食べられます。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
主な情報発信はTwitterでやってるので、Twitterフォローしてもらえると嬉しいです。

https://twitter.com/igaiga115


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?